young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

ドンキホーテの格安UMPC、NANOTE買いました

2020-05-01 19:58:24 | デジタル・インターネット

GPD Pocketから始まったウルトラモバイルPCの流れは様々な方向に
分岐をしながら今も緩やかに発展しています。その中で時代の潮流は
「高性能」(=性能が低くては使いどころがない)と「8インチ級」
(=キーボードが使いにくくては困る)という所に落ち着きつつある
ようですが、そんなUMPC界に突如としてダークホースが現れました。
安売りの雄、ドンキホーテが「情熱価格プラス」ブランドのUMPC、
「NANOTE」をなんと19800円で発売すると発表したのです。この
価格でどんなスペック?と思ってみてみると、7インチ1920×1200の
液晶のYoga筐体、Atom X5-Z8350、メモリ4GB、ストレージ64GBと
いうコストを削った部分がよく分かるプラットフォーム。調べて
みると「Peakago」というクラウドファンディングで話題になった
格安UMPCと瓜二つ。なるほど安く作れるのも納得と思いつつ
それでもなお2万円を切る価格に設定してくるドンキホーテの豪腕
っぷりに感心しきりです。

発売日当日の5月1日、私は車を走らせ最寄りのドンキホーテまで
赴きました。全く不要不急ではない外出です。開店から30分ほど
経った頃に到着し売り場に行ってみると、ショーケースの中に
NANOTEが展示されていました。直ぐさま最寄りの店員さんに
購入を申し出ると、展示品が最後の一台ということでギリギリ
セーフ。無事購入できました。

早速帰宅して開封。以前GPD Pocketを所持していた身としては
懐かしい手触りとサイズ感です。電源を投入し初期セットアップを
すればもう使える状況に。Office mobileがプリインストールされて
いる以外は極めてプレーンなUMPCで、キーボードの配列が特殊で
慣れが必要なのも想定通り。Webブラウジングと動画鑑賞くらい
なら問題なく使えるのも想定通りですが、想定外だったのは
19800円という価格からは想像も付かない画面の綺麗さと筐体の
質感です。正直言って所有欲を満たす観点からは素晴らしい出来。
実用ではなく趣味の用途で買うのはあり、と思いました。



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