2画面スマートフォン、LG V60 ThinQ 5Gを衝動買いして得た知見

私は電子書籍のヘビーユーザーです。ガジェットマニアたる私は
電子書籍を快適に読める環境を求めて色々とガジェットを試したり
しているのですが、ある日中古スマートフォンを取り扱う店舗で
ソフトバンク向けの2画面スマートフォン、LG V60 ThinQ 5Gが
中古で8万を切るという安値だったためつい買ってしまいました。

V60 ThinQは正確にはデュアルディスプレイを持った専用ケースの
ついたスマートフォンで、ドッキングすると2画面スマートフォン
として機能するようになっています。この構造ですので2画面の
間に大きなフレームが入るのはやむを得ませんが、見開き2ページ
として使えるならそれはそれで、と思っていました。ところが
V60 ThinQで2画面両方を1つのアプリで使用するためには
「ワイドモード」対応アプリを使う必要があるのです。
残念ながら私の使用している電子書籍リーダーアプリはこの
ワイドモードに非対応でした。それでもアプリに依らず強制的に
ワイドモードに切り替えるGoogle Playアプリが存在したため
それをインストールすることで解決は出来ました。しかし
このワイドモードで表示される画面は、2画面見開きの状態でも
1ページが広々と表示されるのみです。端末を90度横に傾けると
アプリが見開き表示に切り替わるのですが、今度は2画面の
間のフレームがページを縦に真っ二つに分断します。私が思い
描いた1画面1ページの表示は夢と消えました。

この動作を見て得た知見が一つ。2画面スマートフォンとして
有名なM Z-01Kは、ワイドモードにした時は自動的に端末を
90度傾けた判定を行っていたため、電子書籍リーダーアプリ
との相性が良く、1画面1ページの表示が出来ていたのです。
自動判定をサポートしろ、とまでは言いませんが、画面回転の
機能はサポートして欲しいな、と思った次第です。