goo blog サービス終了のお知らせ 

スウェーデンの今

スウェーデンに15年暮らし現在はストックホルム商科大学・欧州日本研究所で研究員

スキー旅行

2009-03-07 17:11:04 | Yoshiの生活 (mitt liv)
スウェーデンのスキーリゾート地Åre(オーレ)で3泊4日(+寝台列車中2泊)。最終日は吹雪になって、山頂に近いコースがほとんど閉鎖されたものの、それ以外の日は程よいスキー日和で、とても楽しかった。久しぶりにゆっくりできた。






Åre(オーレ)では、キッチン・冷蔵庫・テレビ・リビング・バスルーム・寝室つきのアパートを借りる。

魚ざんまい

2009-01-29 08:42:57 | Yoshiの生活 (mitt liv)
ヨーテボリに住んでいて幸せだなと感じるのは、魚介類が比較的豊富に手に入ること。最近の自炊は、肉と魚が2対8くらい。魚料理は多少時間がかかるし、後片付けが大変なので、いろいろと忙しい今は避けたいところだけど、それでも魚が食べたいこの頃。


ホワイティングと呼ばれるタラ科の魚。


ヨーテボリに住んでいれば海ザリガニを忘れてはいけない


ヒラメの仲間


焼くよりも小麦粉をつけて揚げたほうが身崩れしなくてよさそうだ


これはニシン。普通のニシンよりかなり大型。おそらく北海


北海のニシンは、春に産卵するバルト海のニシンとは違い、秋から冬にかけて産卵。


二枚におろさず、焼いてみた。ビールが美味しい。

明けましておめでとう!

2009-01-03 06:21:41 | Yoshiの生活 (mitt liv)
明けまして おめでとう!
今年もよろしくお願いします。

ヨーテボリの自宅の窓からの元旦、午前0時の景色です。(ヨーテボリ市の中心部やヨータ川の方角)





最後の写真に映る流れ星みたいなのは、手振れではなく、火の玉みたいに空中を漂う花火のようです。映っている花火はどれも、各個人がおのおので打ち上げている打ち上げ花火です。

動画もあります
動画1
動画2
パレスティナのガザ地区でも、イスラエル軍の照明弾でもありません。

ヨーテボリ空港

2008-11-27 20:31:37 | Yoshiの生活 (mitt liv)
ヨーテボリ空港から携帯電話を使っての書き込み。

先週末はストックホルムを中心に寒波が猛威を振るったおかげでアーランダ空港の滑走路の一部が閉鎖されたり、バスや鉄道が麻痺したりしたようだ。

気温は氷点下10度を下回っていたようだ。

西海岸に面するヨーテボリはストックホルムよりも少し暖かい。雪が本格的に降るのはもう少ししてからだ。

脱出!

2008-11-26 08:02:37 | Yoshiの生活 (mitt liv)
今日は全くついていない日だった。

朝はストックホルムからの特急X2000が18分ほど遅れたために、ローカル線への乗り継ぎに失敗して、最後の区間はバスで運ばれることに。

帰りに乗ったのも特急X2000。乗換駅まであと20km程というところで、先行していた別のX2000が事故のため立ち往生。しばらく停車して様子を見るものの、復旧の見込みが立たないらしく、代替バスが用意され、ほんの10kmの区間をバスで移動して、その先で待っていたさらに別のX2000で残りの10km区間を行くことになった。

X2000はかなり満員。一両に70人としても全部で350人くらいはいただろうか。急遽代替バスを呼ぶといっても、すぐに手配できるわけではない。でも、意外と早く、停車から20分くらいで3、4台の大型バスが横付けされていた。

「Nu ska vi evakuera!(さあ、脱出しよう!)」

という車掌の合図で、号車ごとに順番に線路に降りていく。手荷物の移動に時間がかかったりして、全体では結局2時間ほどのロス。

とにかく、スウェーデンで線路を歩くのは初めてだった。


事故を起こしたというX2000は2時間半遅れくらいで、そのまま再び走っていたからたいした事故ではなかったようだ。

ハードな一週間が終了・・・

2008-11-22 08:14:46 | Yoshiの生活 (mitt liv)
今週は建築の専門家の方々に付いて通訳の仕事をさせてもらった。今回は今までやってきた通訳の中でも相当大口の注文だった。

かなりハードなスケジュール。連日、日が昇る前から夜遅くまで、あちこちへ移動しながら複数の視察を行った。多い日で6ヶ所をこなした(+会食)。

依頼してくださった方の迷惑になっては困るので、詳しいことは書けないけれど、通訳者である私自身、今回の視察でも多くのことを学ばせてもらった。こういう機会がなければ絶対に訪ねることができないような場所にも足を運んだ。

連日、かなりの高テンションを朝から晩まで維持してきたから、これから疲れがどっと出てくるんだろうな。


夜明け前の空と月

カールスクローナ

2008-11-19 07:21:47 | Yoshiの生活 (mitt liv)
今日はKarlskrona(カールスクローナ)というスウェーデン南部の町に滞在。ここは、Blekinge(ブレーキンゲ)という地方の中心地。スウェーデンは北から南までほとんどの地方へ足を運んできたつもりだったのだけど、このブレーキンゲ地方を訪れるのは今回が初めて。

ちょっと交通の便が悪く、特急X2000が走る鉄道の幹線から外れたところにあるため、ヨーテボリからは鉄道で4時間半、ストックホルムからも5時間以上はかかるところ。

ここは、昔から海軍の基地が置かれてきたところで、今でも規模はかなり縮小されたものの海軍基地が存在する他、要塞の外壁が残されている。スウェーデン海軍向けに艦艇や潜水艦を作る造船工場もある。


この小さな町には、住宅行政庁(Boverket)の本部が置かれている。今日、仕事の関係で話をした住宅行政庁の幹部級の職員は「スウェーデンの潜水艦は国際的にも評価が高く、例えば、探知が難しいため、アメリカ海軍に貸し出されて、演習するときの目標艦としても使われている」と説明してくれた。(スウェーデンの潜水艦はディーゼル艦)

この町はとにかく風が強い、というのが私の第一印象だ。別の職員の話だと「1年のうち360日は風が強い」のらしい。では、残りの5日はどうなのかというと「嵐だ」という答えが帰ってきた。(この町定番の“自嘲の笑い話”らしい)

町の中心部には、なぜか不思議なイタリア、ピアッツァ風の広場があった。




天気がいいときにまた来たいな。

友人の祝賀会

2008-11-02 22:58:47 | Yoshiの生活 (mitt liv)
ヨーテボリ大学の博士課程で同じく研究をしてきた友人Svanteが博士号を取得し、週末はその祝賀会が開かれた。

彼は経済史学部で研究をしてきた。スウェーデンでは、経済史学部経済学部とは別に存在している。それから、経済地理学も独立した学部になっている。世界的にも少し珍しいことらしい。

彼と知り合ったのは、一年ほど前に開かれた別の友人の博士号取得の祝賀会。たまたま近くに座ったSvanteと話をしてみると、学部は違うものの、研究の関心がよく似ていることが分かり、それから昼食を一緒に取るようになった。それからしばらくして、ある環境関連のシンポジウムでも偶然出会い、釣り好きの彼とは環境に関する意識も良く似ていることを知った。


博士号取得の祝賀会は、研究者仲間や友人だけでなく、家族や親戚も出席し、これまでの長い苦労をねぎらい、学位を取得を祝う。レストランやカフェを貸し切って行われることが多い。


彼の指導教官のスピーチ。この他、父親や母親、友人や同僚のスピーチが絶え間なく続いた。
手前に写っているのはラインフェルト首相



この日の主役Svante。この頃には午前1時を回る。


<注>
写真に写っていたラインフェルト首相は偽物です。念のため。でも、本当に良く似ていた。

Saltsjobaden(サルトシォーバーデン)へ

2008-10-23 07:38:27 | Yoshiの生活 (mitt liv)
今週は経済統計に関するカンファレンスのため、ストックホルムへ。
会場は、郊外にあるSaltsjöbadenという所。
労働市場における労使間の交渉ルールを定めた歴史的な協定が1938年に結ばれた場所だ。

------
毎年開かれているこのカンファレンスには、去年も出席した。そのとき、昼食の席でたまたま隣に座ったのは、スウェーデン中央統計局の上級の職員だった。アメリカで開かれた別のカンファレンスにその前の週に出席したばかりだという。住宅金融のサブプライム問題がちょうど顕著になっていた頃だった。

「アメリカのサブプライムの問題は、世界を騒がせ始めているが、これからどうなると思うか?」と尋ねてみると、この職員は「問題ないよ。問題のある債権は、切り離されて市場で売却され、売却した金融機関は健全になっている。いくらリスクの高い債権でも、市場ではそれに応じた価格が付けられて、買ってくれる買い手がちゃんといる。市場ではすべてのものに価格が付けられるから。」と答えていた。

私はそのときは対して興味がなかったので、あまり突っ込んだ質問はしなかったけれど、あれから1年の間に何が起こったかを知っている今から思えば、こう突っ込んでみればよかったと思う。

「でも、そうやって市場で転がしていくだけで、果たして問題が解決するのか。最後にジョーカーを手元に残した奴はどんな目に合うんだろうね?」

この女性職員と話をする機会があれば、あのときの会話を思い出させてあげたいな。

10月

2008-10-05 07:37:14 | Yoshiの生活 (mitt liv)
忙しくて更新する時間がないので、今回は先週末の結婚式の写真をいくつか。




季節はすっかり秋。会場はLångholmen。対岸に見えるのはKungsholmen。


こじんまりとした式の後に晩餐会。親戚と近しい友達が招かれた。私の友人は実は母親がアイスランド人なので、アイスランドの親戚も3人出席していた。

ストックホルムへ

2008-10-04 18:11:36 | Yoshiの生活 (mitt liv)
この週末はストックホルムへ。ヨンショーピン大学で勉強していたときに知り合ったスウェーデン人の友達が結婚するため。

彼はヨンショーピンで修士号をとったあと、EUでインターシップをしたり、スウェーデンの行政機関で短期間働いたりしたあと、今は環境省で政策秘書として環境政策の立案に携わっている。

これからの活躍が楽しみだ。

新しいスマート携帯

2008-09-07 07:08:00 | Yoshiの生活 (mitt liv)
二週間前にストックホルムのレストランで食事中に、携帯電話を紛失してしまった。誰かに盗まれそうな状況でもなく、全然心当たりもなく、「自然に消え去っていった」という表現が一番当てはまる。

でも、買ってから数年が経っており、押しボタンもかなり硬くなっていて不便だったので、そろそろ新しいのを買おうかと思っていた矢先だったから、そこまでショックではなかった。

そして、新しい携帯を待つこと二週間。先週末にやっと届いた。スウェーデンで発売されたばかりのモデル。メーカーは台湾の「HTC」。携帯電話とPDA(手のひら型パソコン)を合体させたPocket PCとかSmart Mobileで有名なメーカー。

モデル名はTouch Pro。OSはWindows Mobile 6。言葉はスウェーデン語。インターネットは自宅などのWiFiを通じてでも、3GやGMSの携帯網を通じてでも繋ぐことができる。

さて、問題は日本語が使えるかどうか。ネットでいろいろ調べた結果、日本語を表示させるためのプログラムや入力するためのプログラムを提供しているサイトに辿り着き、いろいろインストールを試しているところ。

ただし、なかなか思うようにいかない。キーボードが動かなくなったり、日本語のIMEを入れるとスウェーデン語の文字変換が機能しなくなったりで、Registryをいじってみたり。そんなこんなで、今日日曜日は丸一日過ぎていった。


このブログも日本語でうまく表示できた。日本語の書き込みもできることはできる。

真夜中のマラソン(Midnattsloppet)

2008-08-24 08:17:17 | Yoshiの生活 (mitt liv)
先週一週間はウプサラとストックホルムで過ごし、金曜日の最終特急でヨーテボリに戻ってきた。そして、土曜日は珍しい大会に出場することになった。

その名も『真夜中のマラソン(Midnattsloppet)』

夜10時スタートで、同じ色のシャツを着て、ヨーテボリ市内を10km走るというものだ。もともとストックホルムで始まったイベントらしいが、今年からヨーテボリでも行われることになったのだ。


土曜日の夜と言えば、みんなレストランで食事をしたり、パブでお酒を飲んで、出歩きたいとき。だから、そんな夜遅くに参加料を払ってまでマラソンをしたい人なんて、トンでもない変わり者に決まっている!? と思ったら、ビックリ。

参加者は何と5100人。男性3200人。女性1900人。


私はというと、最近は全然トレーニングをしていなくて、最後に自転車で走ったのは2週間前、最後にランニングをしたのは3週間前、という有り様。だから、あまり乗り気ではなく、申し込んだのもホンの数日前だった。(しかも、ヨーテボリにいなかったので、友達に代わりにやってもらった)

それでも、それでも・・・

記録は44:13。10kmの自己記録は40:26だから、記録は落ちたけれど、全くトレーニングなしで45分を切れたので、自分でもビックリ。2km地点を過ぎた時点で体力は限界に達し、呼吸もかなり乱れていた。だから、あとは気力だけが頼り。しかも、意表を突かれたのは、7km地点の急な上り坂。夜中なので暗かったけれど、大学の友達が沿道で見つけて、声援を送ってくれた。

順位は男性3200人中519位。記録も40分を過ぎるとたくさんの選手がひしめき合っていたから、1分でも自分の記録を縮められれば、順位がかなり上昇することになりそうだ。

雰囲気としては、昼間の暖かさがほんのりと空気に残っているけど、ちょっと涼しくて、参加者も観客も含めて大勢の人が町に繰り出している、ちょっとした夏祭りみたいな感じだった。

北の空

2008-07-31 19:36:04 | Yoshiの生活 (mitt liv)
夏至から1ヶ月以上が過ぎ、毎日少しずつ日が短くなっているのだけれど、それでもまだ日が長い。

しかも、ここ2週間ほどは天気の良い日が続いているので、夕方から22時頃まで外でトレーニングができる。

下の写真は7月24日に自宅の窓から撮ったもの。
この頃の日の入りは21時40分頃。日の出は5時頃。

露出を多くしているので、肉眼ではこれよりも暗く見えます。


22時38分


23時14分


23時58分


1時02分


2時28分


2時45分

ヨーテボリに戻りたい・・・

2008-07-12 23:22:14 | Yoshiの生活 (mitt liv)
6月中旬の自転車の大会のために自宅を後にしてから、ウプサラ、ニューヨーク、アイスランド、そしてゴットランド島で1週間ずつ過ごしてきた。

疲れも限界に達してきた。
一方で、いろんなアイデアややる気もこの1ヶ月間で存分に与えてもらった。

ヨーテボリの自宅と研究室が懐かしい!
研究や仕事に再び本格的に取り掛かりたい!


ゴットランド島のヴィースビューより