Windows2000やXPはユーザーに「権利」を設定することができます。
管理者権限や一般ユーザ権限、ゲスト権限などがあります。
この権限の設定により、うまく動かすことのできないソフトもあります。生徒には一般ユーザ権限を与えていますので、管理者権限を必要とするソフトは動かせません。
フリーウエアなどで、Windows95や98対応のものだと、権限について考慮していないためか、うまく動かないこともあります。
先日あるフリーソフトを入れたのですが、動かないという報告がありました。動作確認しない私が悪いのですが、授業などで使う場合は、まとめて20~40台インストールするので、動作確認を省略することもあります。
(無線LAN接続ですので、同時につないでイメージを流すなどの手法は使えません)
確かめてみると、動きません。
あまり時間がなかったので、以前から気になっていた機能を使ってみました。
「別のユーザとして実行する」というものです。
WindowsXPの場合はプログラムへのショートカットを右クリックすると出てきます。ここで試しに管理者権限を持つユーザのIDを入れてみました。
すると、制限のあるユーザでも動作させることができました。しかも、他のユーザでも動作します。毎回管理者権限をもつユーザのIDやパスワードを聞いてくることもありません。
とりあえず、これで乗り切ることにしました。
自宅のWindows2000で試してみると、うまくいきません。毎回IDとパスワードを聞かれます。ドメイン環境でないとダメなのか、2000だからダメなのか。もう少し研究が必要なようです。
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通常は、管理権限のないユーザを使用していて、管理操作を行いたいときに、上述の手順を行うというのが2000でのスタイルとなります。本校のコンピュータ教室は2000環境ですが、管理操作をするときは、たいてい「別のユーザとして実行する」方法で行ってしまいます。(ログオフする必要がないので手間がかかりません。)
XPおよび2003でも確認しましたが、設定が保存されるんですね(画面もちょっと違いますね)。勉強になりました。