新ネタ「ピクトグラム作成」をやってみました。
アイディアは田中先生からいただいた物です。
結果からいうと、生徒には大好評でした。
簡単に流れを書きます。プレゼンはこちら
- ピクトグラムとは
プレゼンで説明
- パワーポイントの設定
オートシェイプの塗りをインディゴ、線を無しにして規定値として設定
- 練習
長方形・楕円・角丸四角形・左右丸四角形(フローチャートの端子)
- 実演1
エスカレーター(パーツを事前に用意)
- 実演2
カメラ(白色の図形を効果的に使う例)
- 制作開始
1つの「もの」を表現する
- 保存
gif形式で指定したフォルダ内に指定したファイル名で保存
- 相互評価
といった流れです。制作時間は20分ほど。
指定通りに保存すると、クラス内生徒作品一覧ページに10分の1サイズで表示される仕組みです。
これを見ながら相互評価。わかりやすい作品にタイトルを付けさせます。本人申告のタイトルと一致したらOKという方法です。
4の実演のところで「おーっ」という表情が出てきます。いつもよりニコニコしながら説明を聞いている生徒が多くいました。
6の制作になると、いつも「かったるい」風情の生徒も真剣に取り組んでいます。「これどうやるの?」なんて質問までしています。
中には手の進まない生徒や、細かく作りすぎる生徒もいます。
何人かが保存し始めると、一覧ページを見せます。すると、保存する生徒がどっと増えます。数人保存先にたどり着けなかったり、全角ファイル名で見えないといったことが起きました。
相互評価は時間の関係もあり、1つ選んで投票としました。これはカルタの発想を時間内に取り入れられる形にしてみました。絵を見て、読み札を考えさせようというわけです。多数投票させた方が面白そうです。2時間続きの授業なら、そうしたいところですね。
感想を見ると、「楽しい」「面白いけど難しい」「考えるのが大変だった」というものが多数ありました。考えるのが大変だという事は、真剣に考えたということですね。
いろいろな授業をやってみて気づいたことですが、個性の出る作品を作らせると生徒は喜ぶようです。完成型がバラバラになる方が楽しいようですね。相互評価もいいようで、一つを選ぶのに悩んでいる生徒もいました。
評価の方法をもう少し考えて、またやってみたいと思います。
元ネタ田中先生やaromatic Kamさんの詳細な説明プリントのおかげで、あまり手間もかからず効果的な実習ができました。感謝です。
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PowerPointの初期値を「線なし」にしたのは正解だと思います。
「カメラの実演」はおそらく「白ぬき」の実演でしょうか。そう、白ぬきは教えてあげないと、結構気づきにくいようですね。
またピクトグラムの実践が増えました。ありがとうございました。