情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




今日の授業では2クラスがプレゼンで発表。
スライドをめくりながら発表はできるのですが,去年や一昨年の生徒より中身が薄い発表となっています。

アンケート調査をして,自分たちの意見を述べることになっていますが,「○○だとわかりました」といった内容や,そもそも何が知りたくてアンケートをしたのか,わからないものが増えてきています。

今の1年生から,中学で新カリに基づいて授業を受けています。総合的な学習の時間などで生徒たちの発表も見てきていると思います。

それなのに,旧カリの生徒たちより良くないのです。


パワーポイントによるスライド作成は,去年までの生徒に比べ,不自由なく作れているように見受けられます。使ったことがある生徒も多いようです。

では,なぜなんでしょう。

もしかすると,きちんと評価されていないのではないでしょうか。どこがよい,悪いと指導者(先生ですね)がきちんと指摘できていないのではないかと思います。

私の学校でも総合的な学習の時間で発表をやらせていました。クラス内発表の時は担当の先生もやらせるだけで,個々の発表についてコメントしていませんでした。


何が良くて何が良くないのか。どのようにすれば改善できるのか。それは言ってあげるべき事だと思います。そうしなければ,発表したという経験が生かせません。

私自身,まだ発表は「得意」だと思ってはいませんが,コメントをつけることはできます。良いところと悪いところを一つずつは言ってあげられるように,生徒の発表を聞いています。

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