goo

台湾旅行記(前編)


前日の低気圧で中華航空機は遅延。予定を4時間ほど過ぎて成田を離陸した。
桃園空港に到着したのは午後9時半、入国審査などしてバスで台中へ。
ホテル着は午前0時だった。
台湾では、どのホテルも喫煙ができない。ホテルの外で吸う。
台湾の看板は漢字なので、殆ど意味がわかる。
ただし、「汽車」は日本の自動車で、「停車場」は駐車場など違いはある。

4月5日の早朝から台湾一周ツアーが始まった。
現地添乗員が両替をしてくれる。1万円が3450元。
台中市内の大きな交差点には警官がいて、交通整理をしている。
先ず台中大仏を見る。この宝覚寺の境内にバナナの実がぶら下がっていた。
気温は20度前後で過ごしやすい。
バスは山に向かって東進し日月潭へ。風光明媚な所と言うが今日は曇天でもやっている。
台湾は湿度が高く、木製の家は殆どないという。

高速道路で台南へ。途中、北回帰線の標識を見物する。ここからは熱帯地方だ。
先ずは赤嵌楼。オランダ統治時代の城跡という。
次に延平郡王祠。オランダから台湾を開放した鄭成功を祀る。
日本統治時代は「開山神社」と改称されたという。
バスはさらに南下し、台湾第二の都市、高雄へ。
澄清湖は西湖を模した人造の湖で「九曲橋」がかかっている。
蓮池潭は市の北西郊外の湖で、曲がった橋を渡ると一対の竜虎塔が建っている。
入場料はないが、現地ガイドから入口のおばさんに幾ばくかのお金を渡すように言われた。
同行のタヌキだけが10元を払った。
ここは、いかにも中国的な匂いのする所で印象的だった。
北京では「千円、千円」と売り子が寄ってきたが、台湾はそういうことがなくてよい。
夜は高雄の「六合夜市」。人いきれと臭豆腐のにおいで早々に退散。

4月6日朝、寿山公園へ。階段を上がって戦士を祀る忠烈祠を参拝する。
ここは高雄港が見える丘陵地だが、やはり空気は湿って靄がかかっている。
今日は台湾島の南端をめぐり、花蓮まで8時間のバスの旅だ。
高雄から南は都市はなく、畑や水田が延々と続く。
楓港という所にも檳榔売りの小屋があった。
檳榔(びんろう)とは、椰子のような木で島中どこにでも栽培されている。
その実は檳榔子といい、覚醒作用があるという。
バスのドライバーも愛用していたが、依存性・発ガン性も高いという。10個入り50元。
我々は果物屋でフルーツの盛り合わせをいただいた。
パパイヤやアップルマンゴーなど5種入りで、やはり50元。安い。
名勝地の三仙台や八仙洞を見物し、再び北回帰線をまたいで花蓮に着いた。
台湾一周旅行は続きます。花蓮から台北までの後編は次回。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 台湾に行ってくる 台湾旅行記(... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。