ふぶきの部屋

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本当は違うの?午餐会の流儀

2024-03-04 07:00:00 | 皇室報道

令和になってから、なんでもかんでも「令和流」になってしまって、古い皇室ウォッチャーの私でも「え?そうだったの?」って事があります。

例えば「和歌」一つとっても、昭和天皇は1万首詠んだと言われ、皇室において日々を詠う事は公務というか、大事なしきたりだった筈。

それが令和になると突如消えてしまいました。

今や歌会始の儀でしか、天皇皇后の歌を見る事が出来ませんね。

宮中晩さん会も、トランプ大統領で終わっているし。

 

今回、ブルネイ皇太子夫妻が来日しますが。

令和になって初?の王族、しかも最も王位に近い人が来日するわけです。

で、一応、お迎えは秋篠宮両殿下となっていますが、宮中午餐が行われますね。

これが、要は「本当は違うんじゃないの?」っていう話なんです。

 

天皇が主催する宮中晩さん会=国賓

皇太子が主催する午餐会=公賓

らしいんですね。

公賓の身分である皇太子は宮中に参内し、私的な食事会はするけど公のものはしない。って感じでしょうか。

チャールズ&カミラ来日の時は東宮御所で夕食会でしたね。

ウイリアム王子の時もそうでしたっけね。

(この時、ウイリアム王子は悠仁殿下に会いたかったのに、突如秋篠宮殿下と眞子様が地方に飛ばされて会う事叶わず)

 

しかし、例外がありました。

それはチャールズ&ダイアナ来日時です。

京都で出迎えて接待したのは浩宮殿下(まだ皇族らしかった)

で、東宮御所で晩さん会があって、中曾根総理と昼食会。

ラストに皇居で宮中晩さん会でその格好のまま離日。

だったんです。

この時、天皇陛下の横には美智子妃だったと思います。

ダイアナ妃はこの時、愛子内親王と同じくらいの歳。

日本の事なんか全然わからず、興味もなく、だから時々退屈そうな顔をしてる。

だけど世界的に大フィーバーを起こしたイギリスの皇太子夫妻を早めに公賓として迎えられたのは、右肩上がりの日本だったからでしょうね。

京都御所、裏千家のおもてなし、国会スピーチ、パレード、晩さん会等、これでもかっ!という程のおもてなしでした。

 

この映像には来日したチャールズ夫妻が東宮御所に入る場面がついてます。

美智子妃の着物姿。浩宮に話しかける姿はなんていうか息子にメロメロ?

紀宮の着物は・・正直、もうちょっと色を何とか出来なかったか?と当時思いました。どんな立派な柄でも色がねえ・・

そして礼宮はダイアナ妃と結構会話してましたよね。(背丈がちょうどで話しやすかったかな?)

 

と、このように例外はあれど、本来、ブルネイ皇太子夫妻をおもてなしするのは皇嗣家の筈。

それが一様に皇居で午餐会。しかも内親王は出席しないなんてありえませんよね。何でそんな事するんだろう。

ブルネイといえば金ぴかで有名な王室ですよ。

午餐会とはいえ、全ての皇族を出席させ、華やかにすればよろしいものを。

一体、誰がこんな事を考えているんでしょうね。

午餐会、晩さん会は国の威信をかけて行うものだし、その国の経済的豊かさを感じさせるもっとも有効なものだと思います。

それが会うのは天皇皇后と皇嗣両殿下のみ?

いやいや・・・令和流ってよくわかりません。

 

いや、今はこうなんです!こっちが正しい。なんでも昭和がいいっていうな!といわれそうですけど、「ふてほど」の阿部サダヲのセリフを引用します。

「でも今より豊かだったぜ」

それは経済的というだけでなく、気持ちの部分も大きいんでは?

コメント (6)
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