yomoblog

南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

海より低い国の自転車(3)

2009-04-24 | いろいろ
オランダの記録からは、最後にいろいろな自転車の写真を。

上のものは、子供が乗っていることを目立たせるために旗を立てた自転車です。
車へのアピール効果も高いですが、おちゃめなデザインです。
大きな公園で撮った写真ですが、家族で自転車で公園に遊びにきている人がたくさんいました。

うちも早く自転車で出かけたいものですが、行きつけの自転車屋さんで、ヨーロッパ製のシートベルト装備の子ども用座席を売っていてそれを取り付けたいのですが、「3才くらいになって、自分で安全バーを掴めるようになってから。」と言われしまい、1歳半の子供と一緒のときはまだまだ車で移動です・・・


何を運ぶのかわからないけど、前に荷台の付いた自転車。
イナズマのデザインが、これまたシビレます。
でも、曲がりにくそうなハンドルだな・・



そして、旅行中、最も美しく感動した自転車がこちら。
輝く虹色のタンデム。
乗っている人は見ることが出来なかったけど、「気持ちは若いもんにはまだまだ負けないぜっ」という熟年夫婦が乗りこなしているんじゃないかと・・(あくまで想像)

それにしてもあちらの人は、ファッションに個性が表れてますね。
個性ある服装や道具を使いながらも、他人にどう思われるかはあまり気にしてない&他人のことは気にしない感じがしました。

ちなみに僕は海外旅行に行った先で髪を切ってもらうのが好きで、オランダでも行ったんですが、モロッコ生まれのお兄さんが一人でやっている美容室で、先客がスポーツ刈りのようなショートなのに、くどくどとカットの微修正を頼んでいてこだわり(個性)があるんだなあと驚きました。

最後に、街並みの美しさも、散歩したりサイクリングしたくなる心地よさを醸し出しています。

建物で古いものは300年以上たっているそうですが、それはとても大きな社会的資産です。300年もつ家があれば、住宅ローンに追われる必要がありません。
一方、本当に残念なことに、日本の住宅の平均寿命は約30年です。30歳でローンを組んで家を建てても、定年する時には退職金でまた家を建てなくてはなりません。家を建てることと、日本人男性の人生はバーターになっています・・悲しぃ~

オランダに負けず古いものを活かし、日本の木を使い、自転車をこぐ生活をしていきたいです。