yomoblog

南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

みそ部

2012-02-29 | いろいろ
先週末、ホンムネくんで初の味噌仕込みをしました。

ホンムネくん、というのは、伊那谷・中川村にある古民家。
本棟(ほんむね)造り、というこの地域伝統の古民家を、大切に残そう!ということで、部長のえいこちゃんが味噌作りの「みそ部」をベースに、講演やら、整体ラップ(なんのこっちゃ)やら、いつも愉しく活動しています。

さて、話しを戻して、Nさん夫妻と一緒に30kgの味噌仕込み。
材料は、部長の父手作りの地大豆、沖縄の塩、地元の糀店の麹。
まずは、大釜で大豆をゆでます。これは部長がやっておいてくれて、約4時間ゆでました。


次は、茹でた大豆をすりつぶします。
道具は、手動のミキサー。ぐるぐるとハンドルを回すとミンチができるスグレモノ。
ガチャガチャと、重い部品をボルトで組み立てます。


コウスケもがんばった~「回すぞ~!」


すりつぶされた大豆が、むにゅむにゅと出てきて面白い。
温かいうちは、このままでもおいしい。


非電化の道具というのは、洗練されています。一度自宅で数キロ作って、ビール瓶とすり鉢でつぶしたけど大変だった~。20倍くらい効率よいのではないかな。
加工所の商業ベースだとこれが電動になりますが、体験や家庭の仕込みなら、非電化レベルが楽しさがあってちょうどよいと思います。

すりつぶし終わったら、麹と塩をよく混ぜて、それと大豆を混ぜあわせ、樽に投げ込んで密閉すれば、仕込み終了!


それと、今回は部長の指導もあり味噌用の樽を使用。
トップの写真の赤い樽が味噌用樽で、白いのは昨年使った漬物用樽です。

味噌用樽のほうが、
・茶色でかっこいい(それはおまけ)
・細長いので、空気に触れる上面の面積が少なく、カビで無駄にならない。
・20~30kgにも耐えるよう、持ち手が強くなっている。
のです!
どちらも同じアロン化成というメーカーなんですけどね。
味噌用樽はホームセンターではあまり売っていません。
地元の農家向けのお店で仕入れてもらいました。
通販でも買えるようです。(こちら

友人との、わいわい話しながらの味噌仕込みは、とても楽しい時間でした。
作業前後は、持ち寄りの食事とお茶会。
一人でやってたら大変だけど、一緒に作業することで愉しくなるんだなあ。
単なる生産・労働時間から、リクリエーションと創作、会話の時間に変わります。

去年つくばの地大豆(キノシタマメ)で仕込んだ味噌を今食べていますが、甘くておいしい。
手前味噌だけど、ほんとにおいしい。
新たな地、新たなつながりでつくった今年の味噌。
次の秋の、みそ開きが楽しみです!

そして、今冬は『干いも部』を発足することが決定!
茨城魂を見せてやる?!売るほど作りたい♪

最新の画像もっと見る

コメントを投稿