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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

Days Japan の浜岡原発特集

2010-12-24 | いろいろ
静岡県にある浜岡原発。
いつ起こるかわからない「東海大地震」の危険エリアに位置しています。

これまで、「東海大地震」という言葉は聞いていても、あまりイメージできませんでした。
でもこの数ページの特集を読むと、恐ろしくて、毎朝神棚に「地震が起きませんよう!」とお願いしたくなるほど大きなことです。

東海大地震は、歴史的に100年~250年周期で何度も何度も起きていて、前回は1854年、ペリー浦賀来航の翌年でした。このときは東海道・御前崎はもちろん、江戸、山梨、紀伊半島まで破壊され、駿河湾に面した御前崎は1~2mも隆起しました。(御前崎は、日本最大の原子炉がある浜岡原発の所在地です)
いまはこの地震から156年。100年を超えているので、いつ再現してもおかしくないそうです。
マグニチュード8~8.4の地震が起き、阪神大震災でさえ10数秒だった揺れが、それ以上の大きさでしかも1~2分続くと予想されています。

地震によって、原子炉の停電、冷却水の停止、炉心溶解(メルトダウン)、つまり原子炉の原爆化、が一気に起こる危険があります。
耐震基準は軽々オーバーです。激震の中で、手動で停止するのも無理でしょう。

・・というようなことが、今発売中の<Days Japan 1月号>に写真、図入りでとてもわかりやすく書いてあります。


こういうことって私たちの未来のために必須な情報です。
でも、電力会社に資本を握られた大手の新聞記事には出ません。
困ったことですが、でも探せばすぐに情報は手に入る時代です。

どんな自然保護保護運動をしても、どんなエコな企業活動しても、子供や老人のための福祉活動をしても、原発の大事故が起きて核汚染されたら、チェルノブイリ周辺が今も立ち入り禁止であるように、それだけで人が住めなくなります。The End of the world・・です。
その原発が55基も、世界一の地震列島にあります。
冷や汗が出ませんか。

Days Japanは、定期購読のほかはジュンク堂、リブロなどの都内の大手書店で置いてあります。
つくば市民活動センター」では閲覧用があります。


Days Japan はフォト・ジャーナリズム誌なので、世界のいろんな問題を美しかったり、悲しかったりする写真で紹介していますが、中にはこんな不思議な写真も。

実は、この横になったフラミンゴ、偶然に池に集まった小さなフラミンゴ数百羽が集まってできた、「フラミンゴ文字」のフラミンゴの絵なんです!!
奇跡ですね。


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