日本でも翻訳され話題になっているVanessa Farquharsonのエコブームを象徴した本、Sleeping naked is greenを図書館で借りてみた。
本の第一印象は、映画「ジュリー&ジュリア」のジュリー。フランス料理研究家ジュリア・チャイルドの524のレシピに365日で挑戦し、悪戦苦闘する日々を綴ったブログでまたたく間に有名になったジュリー。
このカナダのジャーナリストバネッサも、独自の環境保護対策として365日、毎日1つずつ新しいエコ対策に挑戦し、自分の感情を正直に綴っているので、読者の共感を誘う。冷蔵庫や冷凍庫のスイッチを切ってしまうなど、ライフスタイルを極端に変え、環境保護を一つのファッションとして終えてしまいがちな凡人の感覚にはかなりショッキングなアイディアが列挙されている。
しかし、役立ちそうなアイディアもあるので、暇つぶしに読むにはお勧めしたい。