キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

ライティング の採点をする

2010-03-05 15:09:08 | アメリカの大学で教える

自分が教える授業の学生のペーパーを採点するだけじゃなく、全学の学生が受けなければならない作文試験の評価の仕事を受け持つことになりました。

うちの大学は、学部生全員を対象としたWriting Programがあるのですが、2段階に渡って学生の文章を、不合格、合格、優秀合格という3つの基準で評価し、不合格の学生はさらにライティングのクラスを受講しなければならないというシステムだそうです。

学生たちをレベル別に振り分ける材料としては、それぞれが提出する授業で書いたレポート2部と作文試験なのですが、その後者を学内のいろいろな分野の教員や院生が集まって評価することになっています。

私の授業の学生たちが、課題で書いた作文をポートフォリオに提出しているらしいので、今回私にも声がかかった、という次第です。

私自身の英語力を考えると、採点者を務めるのがおこがましいような気がするのですが、自分には書けなくても他人の文章力なら少し判断できるかなと思いながら、これも勉強になるかと思い、誘いに応じることになりました。

今日は初めて、その採点ミーティングに参加しました。いろいろな学部から教員や院生たちが集まって、冗談を交わしながら、机に山積みされた試験を採点していくのですが、なかなか面白い体験でした~。

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自閉症と賞と寝言

2010-03-05 14:57:44 | アメリカ中学校事情

たくさんの賞をいただいて、今日は息子にとって嬉しい日でした。

3つの賞だと思っていたら、もう一つ体育の先生から「愛他行動」(思いやり)の賞までいただいてびっくりでした。人づきあいのない息子が、いったいどうやって思いやりを示しているのか、親としてとても不思議で、先生に尋ねてみたいものです。

学校でがんばっている反面、毎晩のようにうなされたり、寝言を言う息子なので、きっと気をはりつめながら学校生活を送っているのでしょう。

相変わらず自己肯定感がなかなかもてず、「ボクはなぜ日本で生まれたんだ?」とか「ボクはアメリカに生まれたら自閉症にならなかったんだ」と少し勘違いしながらも、障害と向き合っている息子なので、成功の経験を積み重ねていって欲しいです。

 

 

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