月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

6/15(木)→18(日) 国際共同企画 『NOT HERE ここじゃない どこかー』

2017-06-21 22:11:35 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


2017/6/15(木)→18(日)
国際共同企画
『NOT HERE ここじゃない どこかー』

【場所】ノトススタジオ

【演出・振付】カティア・ムストネン

【出演】四国学院大学学生


アートマネジメント公開講座の一環として
受講生も当日運営に参加。
私は2日目、3日目に。
チラシ折込、清掃
チケットもぎりなど。

今回は、いつもと違って
開場と同時に開演であるため
パンフレット渡しが先になったり、
その為、お客さんの動線に気を配る必要があったり。
途中入場できないので、
ギリギリに来られたお客さんの対応が
難しかったり。

スタッフとして入ってみて
新たに気付かされることも多かった。

千秋楽後、受講生のミーテイングでは
良かったこと、改善したいことなど
気付いたことを出し合えたのは良かった。

お客さんとしての意見も出た。
ずっと当たり前に続けていることも
一度立ち止まって考えてみることは大切。
より広い見方で、色々な人の求めるものに
沿える形を見つける機会になると思った。

………………………

3日目には、観劇。

演出、振付は フィンランドの方。

1ヶ月の滞在制作で
学生さん達と作り上げたダンス作品。


薄暗い中に現れる
さわさわと薄いナイロン
絡まり動く人が、人でなく
泡か何かの生き物か 自然現象にも見え。

ぴちょん ぽちょんと しずくの音や
どくどくと響く重い音。

身体の動きに目を見張り
その音にも耳をすます。

皆が声を合わせて 言葉を発する。
それは群読のようでもあり、合唱のようでもあり。
聞こえる言葉が力強く届いてくる。

初めの方では、
上の服と下はスパッツの簡素な身なりが
終わりの方では
上下の服を身に付けていて、
人であることを強く感じた。

………………

3日目にはアフタートーク。
振付家のお話、聞けて良かった。
ユートピアについて。
結果ではなく、プロセス。

いつか、自分も似たようなことを
考えていた時期があって、
そのことが鮮明に蘇り
思わず涙してしまった。

確かに成功したユートピアはない。
難しいことかもしれない。けれど、
求め続けていくことそのものに
意味はあるのだろう。

そして急に、今の自分に戻り
何か問われているような気持ちになった。

どう繊細に関わるか。触れること。
言葉ではないコミュニケーション。
どうやって共存するか。
身体を通しての表現を語る言葉が
とても温かく感じた。
そんな身体表現っていいなと思い、
そんな表現をする
カティアさんという人にも
親しみがわいた。


“ 想像力の限界は現実の限界。
だから、想像力の筋肉を鍛えることが大切 ”

そんな言葉が心に残った。

現実には 難しいことは沢山ある。
けれどもっと簡単で小さなことが
隠れた力を持っているのかもしれない。

そう思うと何だか勇気付けられた。

…………………………

公演終了後、
受講生がミーテイングをしている間に
片付けや打ち上げの準備がされていて、
受講生たちも飛び入りで打ち上げに参加。

皆さんの手作りの料理、
色々工夫が凝らされていて美味しかった!
ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月20日(火)のつぶやき

2017-06-21 04:09:29 | 日記等 未分類
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月19日(月)のつぶやき

2017-06-20 04:04:16 | 日記等 未分類
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月18日(日)のつぶやき

2017-06-19 04:01:44 | 日記等 未分類
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/10(土) 「清水宏の超むつごい4日間in高松」3日目

2017-06-18 14:15:32 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


6/10(土)
「清水宏の超むつごい4日間in高松」
Noah’s Ark にて

清水宏の4日間、毎日違う演目。
自分の都合とにらめっこして何とか一日。
3日目
清水宏の社会派スタンダップコメディ
「なんでもこいッ!…みたいな」②

でも、できることならコレ
全部観たらいいなと思うくらいの密度、
濃い。濃ゆ~~い!面白さだった。

この日は
金融の話や仕事の話、だけど
あの清水宏だから、難しいわけがない。
というか、数秒に1回は笑いが起きる。
目まぐるしいマシンガントーク。
汗も飛び散る、つばも飛ぶ!
近い、近いよ!!客席に前のめり。
思わずのけぞってしまう勢い。

投資信託、なるほど。
お金のこと、大事。小声じゃなくて
もっとおおっぴらに話していいね。
でないと、分からないまま
いいように振り回されてしまう。

働くことの話も面白かった!
居酒屋 天狗 新宿南口店
そこで働く仕事のできる強者ども。
戦場のような店で、それぞれ
エキスパートな力を持った人たちは
厳しくも温かい。
そんな話を聞くうちに、涙が滲んだ。
働くことって何だろな…。
こういう人たちが支えてきたもの、
時給とかそういうもの以上の
価値があると思った。

怒濤の1時間。休憩入れて後半。

夢を仕事にできるのか…という話。
鉄道オタクの若者に出会い
話を聞くところも面白かった。

鉄道が好きでも、仕事としては…と
諦めている風の彼ではあったが、
意外とそうでもないのかな。
理想と現実は違ったりもするけど
好きなことをずっと好きで
そのまま進んでいっていいんだ、
そんなメッセージは何だか泣けた。

笑って泣いて、忙しい(笑)。
ただただ笑っているだけど
後で色々考えさせられたりもする。
でもそれは諦めじゃなくて希望。
明るい未来じゃないかも、だけど、
それでいいんだと思って生きる方が
ずっと気持ちは明るくいられる。

そんなことを思った。

グッズ、DVDなど販売あり!
クリアファイルも面白い(笑)
3つセットで買って、
サインしてもらった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月17日(土)のつぶやき

2017-06-18 04:09:40 | 日記等 未分類
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月16日(金)のつぶやき

2017-06-17 04:08:40 | 日記等 未分類
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アートマネジメント公開講座 体験講座 6/9(金) 『小学校で実施するコミュニケーション授業』

2017-06-16 15:05:41 | 参加★舞台 映画 WS等


アートマネジメント公開講座
体験講座
6/9(金)
『小学校で実施するコミュニケーション授業』

ファシリテーター
わたなべなおこ さん
( NPO法人 PAVLIC )
コミュニケーション教育を目的とした
演劇ワークショップ

講座の受講生は
その現場を見学ということだったけれど
ワークショップに参加することになった。

ガムテープに、皆の下の名前を書いて準備。
名前を呼び合うためのもの。
受講生も呼んでほしい名前を書いて。

……………………………

さぬき市立さぬき南小学校
5年6年、それぞれ2クラスずつ。
3~4時間目に5年生、
5~6時間目に6年生。

ほとんどの子が、恐らく初めての体験。
初対面の大人も混じっていたが、
ジャンケンゲームで緊張が解けていった。

楽しい雰囲気でいくつか続き、
2人1組でのゲームの後は、いよいよ
グループで“演劇っぽいも”のを作る
ジェスチャーゲーム。

これがなかなか難しい。
よく知ってる大人同士でも難しいかもしれない。

まず、題材を何にするか
なかなか決まらない。

決まったら、
誰がどんな役割をするか
どう始まってどう終わるかなど考える。
いわゆる一発芸ではないから
一瞬の動きだけではいけない。

どのグループも頑張っていた。
子どもならではの発想で
本当に色々なものが出来上がっていた。

もちろんうまくいかないこともあった。
その過程で苦しむことも。

でもファシリテーターは
それぞれの姿を見ていて、
どんなところが良かったか言葉をかけていて、
それがいいなと思った。

勿論うまくできたらいいけれど、
うまくいかなくても構わない。
途中どう頑張っていたか、
同じくらい大事なことだという言葉は、
子どもたちにも響いたのではないか。

ほんの2時間の間に
たくさん感じ考えたことだろう。
実際に動いて友達に見てもらい
ドキドキを乗り越えた後の
皆の反応や拍手、良かったところの言葉は
より大きく心に響いたと思う。
成長というには大げさだろうか。
でもそれくらい大きな意味のある
濃密な時間だったと思える。

私にとっては、名前も覚えられないくらい
初対面の子どもたちだけど、
一緒にやっている間は運命共同体。

何とか作ろう。一緒にがんばろう。
何とかうまくいって良かったねと
思える間柄であったと思う。

こういう体験が
あるのとないのとでは随分違う。

場合によっては、大きくなるまで
体験しないままという人も
いるかもしれない。

けれど生きていく上ではきっと
どこかでぶつかるようなこと。

日常生活の中での
問題としてぶつかる時は
より深刻になるかもしれない。
でも、ゲームや演劇はある意味
非日常でもある。
どんなに失敗しても、日常とは
少し違う次元で向き合えそう。

だから、どんな人にも大事で
必要な経験なのだと思った。

…………………………

何かを決める時、
うまくまとまらない時、
リーダーシップが必要だと言われる。

しかし、
リーダーシップとは何だろう。
人を引っ張っていくだけでは
今は乗り越えられないことも多い。

進むべき方向が決まっているなら
それで良いかもしれないが、
多種多様な人や意見がある中で
どれかひとつを勝手に決めることは
できない。

バラバラな中でも何とか
方向を探っていくことが求められている。

仲の良い数人だけなら難なく進められても、
そればかりを続けていけるはずがない。

クラスの中にも色々な子がいて、
その組み合わせによって
生まれるやり取りも色々。
それがスムーズにいくこともあれば
難航することもある。

それでもどうにか進めるために、
それぞれの思いや考えを汲み取りつつ
歩み寄れるような部分を見つけられる力。
そういうことがリーダーシップに
必要なのかもしれない。

そんなことも考えさせられた。

個人的には、
小学校低学年から高校生の子を持つ親として
今回のような体験の必要性を切実に感じた。

思春期に入る子どもたちは、
みんな仲良く同じ意見ではいられない。
クラスの友達同士でも、
親などの大人に対しても
そうであると思う。

自分を殺して違う意見に合わせたり、
逆に違う意見を排除したり、
話し合うこと自体を拒絶したり。
そのことで、何も交わらないまま
溝が深まったり、
相手そのものを攻撃したり。
それは特別なことでなく
身近に起こっていることだ。
その現実を思う時、
興味のあるなしに関わらず
教育として多くの子どもが
体験できたらと強く思った。

たぶんそれは、楽ではない。
でも楽しい。
その楽しさを知ることで
現実の難しいことにも
向き合っていけるのではないか。
楽しさが難しさを乗り越える
大きな力を生むかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月15日(木)のつぶやき

2017-06-16 04:05:40 | 日記等 未分類
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月14日(水)のつぶやき

2017-06-15 04:04:33 | 日記等 未分類
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Twitter