月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

腐女子考#9

2009-03-01 14:42:46 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。
…ちょっと違うかもしれないけど。
苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#9――――

【親子関係の影響か?】


私は第一子。


長男長女というものは

どの家庭でも
風当たりが強いものらしく


うちもそのような
感じだった。


親はとかく
下には甘くなる。

上には厳しくなりがち。

(親としての自分もそうだから、わかる)



それは、まあ
それでも良かった。


私が下を
羨ましく思ったのは


母親に甘えられる

ということである。



フルタイムで働いていた母は
今思えば忙しく

とても上の子まで
スキンシップをはかる
余裕は無かったのだと思う。

だけど私は

母に振り向いて欲しかった。

笑いかけて欲しかった。


誉めて欲しかった。



父が厳しいのは
さほど苦にはならなかった。

男はあまり
ベタベタ愛情表現するものではないと
思っていたし、


凧あげや模型飛行機飛ばし
など
父親の趣味に連れ回されることもあり、

母よりかかわりは多かったので
不思議と渇望感は無かった。



子どもの頃
男の子に間違われることも
あったくらい、

“かわいい”とは無縁の
色黒めがねっ子だった私。


その点
妹は目がぱっちり
弟は色白女顔

比べて自分は
とても好きになってもらえない容姿だと
思っていた。


だから尚更
母である“女性”に

目を向けてほしいという
気持ちが強かったのかもしれない。


女友達への思いも
そのへんが影響している
のではないかと思った。

だから自分は
“変”ではないのだと
思いたかったのかもしれない。

しかし、
どんなに
理由を探して納得しようと

現実は
不毛なことに変わりはなかった。


現実の私の恋愛は
どこにも進展しようがなく

でも
どうにかしよう
という意欲もなく


ただただ
空想世界で遊ぶことで
満足していた。



……………

そんな私も


社会に出て働き始め、


リアルに
男性と関わる機会も生まれた。



そこで

普通の現実の恋を
経験することに…


なるはずだった。


本当の恋

本当の愛、って

いったい何なんだろう。



果たして自分に
それはあるのか、

大きな疑問にぶつかった。



ひとつの出会いが
またひとつ
自分の恋愛観に大きな影響を
与えることになった。
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