月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

劇団四季 ユタと不思議な仲間たち

2007-11-14 13:57:21 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
先週末、娘と一緒に 観劇。 

下の娘は 今回 お留守番。ゴメンネ。


劇団四季 ミュージカル 「ユタと不思議な仲間たち」 




筋は けっこう シンプルで   ↓(以下 ネタばれ あり)

要は 


父を亡くし、母の実家の
田舎に転校してきた 都会のもやしっ子が
友達グループにいじめられるけど
座敷わらしという 不思議な仲間に 
助けられたり、鍛えられたりしながら 成長して 
やがて 友達と 仲間になっていく・・・感じの

ユタと呼ばれる 勇太の 物語。


見てると 何だか
これって アニメとかの 王道じゃないの~ って思った。(^_^)

弱虫の主人公が スペシャルな味方を得て、強くなっていく 話とか、
弱虫じゃないけど 主人公が バージョンアップするために
本編の半ばで 特訓受ける エピソード とか。 ヽ(・_・)丿アルアル~~て。


・・・・・・・・


舞台が 東北 ということで 土地の方言。

暖か味があって いいな と思う反面 
込み入った語りの部分では 
理解するのに ちょっと 集中力 が 必要だった。

私でさえ (自分を基準にするな・・・)
一生懸命 聞き入って えーと んーと て 感じだったので
まだ 1年生くらいだと ちと 難しいところもあった かな~


でも その分 目で見て楽しいところ とか
言葉のやり取りや 間など 楽しいところもあった。

子どもたちが どっと 笑う。 そんな 反応を見るのも 楽し。


・・・・・・・・・・

そんな 見て楽しい部分のひとつ。

大がかりな←(私にとっては) セット 目を引く。
面白い動きをする しかけ、 多し。
普通の人間には見えない座敷わらしが 
いたずらをする、ということで・・・ なのかな。

物がすーっと動いたり 
階段の 段のところが 斜めに・・ 滑り台状になったり。

小屋の屋根が すーっと下に降りてきて
斜めになってる ところに
後方から 緑のレーザー光線?が 
ちょうど
違う世界の扉が開いて 道が ひょっこり 現れたようで・・・・
(さながら宇宙船のタラップか、吸い込まれる光線か・・ていう? 表現しづらい)


座敷わらしとともに 空を飛ぶ フライングシーンでは 
何人かで 手をつないで 
左右に揺れる だけじゃなくて

連続 前まわり・・・くるくる くるくる まわる。 すごー。


目で見て楽しむ 座敷わらしの 不思議わーるど。ヽ(゜▽、゜)ノ



           *


踊りといえば 
ばしっと 気持ちよくそろった 一体感を 思い起こすが 
今回は 少し 違っていた。

踊りというより
荒々しくて ちょっとアクロバティックな感じの それ・・・

ユタ 対 クラスの友達 の 図式で
いじめられる場面や 
戦いのような場面で。 舞(ぶ)というより 武。


それが
終わり近く

座敷わらしたちに 特訓してもらい 強くなった ユタが
友達と やりあう場面。

初めは 敵対する 感じだったのが

途中から シンクロ というか 同調というか 
踊りが 変わる。メロディーが変わる。
ひとつに なる 瞬間!!  胸がドキッ。  チョー 涙。(T_T)

でも ユタは 
それを もっと 越えて 激しく
友達に パワーで勝る。

みんな バタン キュ~  てな感じで 倒れて。

やるな・・・お前、見直した。 
みたいなセリフ、番長なやつが 言う。

(まさに アニメの 世界だよ。 少年漫画とかでありそう?) 

わかりやすい・・・でも いいかな。
体を鍛える、
それもひとつ。
健全な肉体に 健全な精神 云々・・・て いうから。

何にしても
何かひとつ 秀でたものあれば 
すごいって 思うんじやないかな。

・・・・・・・・・・


この物語。
いじめが 出てくるのを 知っていたので
自分の中では 色々 想像していた。

ネットいじめとか 陰湿な 病的な事件が 報道される 昨今。
どう 
描くの 
かな・・・・て。(ユタ・・は ずいぶん前からやってるお話らしいけど)


お話では 
どっちかっていうと
表に見えるかたちで よってたかって やっつけられちゃう 感じの・・・
ある意味では 分かりやすい ものだったのかな とも 思うが。

確かに
いじめっ子仲間は きょーれつだ。 やってることは 悪いと 思う。
でも 悪の権化 でもないと 思った。
ちょっとした きっかけで 集団の勢いで
流れていっている・・・・ような。

だから
ユタの 意外な強さ 見て  
一人が 見直す  謝る。
他も それに 続く。

ちょっとした きっかけで
どういうふうにも 転がりそうって 思った。
意外と そんなものかな。


なら、 望みは あるんじゃないかな。
これで だめ、 おしまい・・・・なんてことないかも って。

そう思える ちからは どこから くるのか・・・


「見えると思えば 見える・・・」
唯一 初めから味方だった 小夜ちゃんの言葉に 思う。

ユタは 
座敷わらしという 目に見えないものを 見ることができた。
彼らだけでなく
自分を取り巻く 自然や 先祖や 
見守ってくれる存在 ひっくるめて、
自分は 一人でない ということを感じたのでは。

目に見えるもの だけなら、そりゃあ 絶望するわな。  
特に 今、これから、  キビシイ ものがあるだろうし。

だけど 
見えないものを 見る ちから
想像する ちから なんかがあれば
ちっとは 希望が わいてくる のかな。

想像ね・・・
たまに、 妄想にも 近いモンも・・・あるケド。(^_^;) ←(アタシとか アタシとか?)


だから、
友達と 仲間になれた後、座敷わらしたちは ユタの前から去っていく。

もう 一人じゃないから

いつまでも わらしたちの世界に いることは できない
“住む世界が 違う”って 言ってたっけ。

だけど いつでも 自分たちは どこかにいて
苦しいときは ちからに なるって いうようなことも・・・


そうだね。
そうだねぇ~。

あっていいよねぇ、
内への世界と 外への世界?

いろんな世界を知って
自分の中に
いろんな世界を持てば
強くなれるんじゃないかな・・・

でも バランスは 大切かも・・・
偏っちゃあ 日常生活 支障あり。(^^;)

などなど

このへんは 子どもも 大人も 
同じようなこと いえるかなぁ なんて 思いつつ。 


いろいろ 考えれば
もっと もっと 何か ありそうな気もする 
お話 おわり。
脳内では まとまりもなく。



でも

ひとつ 思ったのは

やっぱり 道を開くのは 自分 だってこと。

たとえ誰かが悪くても
自分のことを
誰かが全部 肩代わりしてくれる わけでもないから。

そして そうやって 
自分でしっかり歩いている限り
手を貸してくれる存在は きっと いるはずだって。 

言いたくなった。 
娘よ! 
反応は よく わからなかったけど
何か感じてくれたのでは ないかな。


私は 
蛇口の壊れた 水道のごとく
目から ちょろちょろ 流れっぱなしだったよ。
何でか よく わからかったけど。

・・・・・・・・

公演後
ロビーでは キャストの方々が お見送り。

握手したり してる~~♪

ほら、いくでっ 娘!ε=ε= 。。(〇≧∀≦)ノ

・・って (@_@;) 。

え゛ぇ~~~ こらぁ~~
手ぇ 引っ張るな~~~ノ(≧Д≦)ゞ  て! て~~!

子ども だしにしなきゃあ 握手しづらいでしょうが~ 大人はぁ~


結局 背後に隠れた子どもに 引っ張られながら 私だけ 握手。

最後の お姉さんだけ なんとか 握手してもらった・・・・娘。

恥ずかしがるにも ほどがある。  もおっ (; ̄_ ̄)=3


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
質問への回答ありがとうございました。 (望月かずです)
2007-11-14 20:42:04
こんばんわ。望月です。以前訪問させていただいてた

ことありましたよね。

血液型の質問にお答えいただき、ありがとうございました。表敬訪問させていただきました。

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