月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

9/6 演劇のファシリテーター講座 最終 小学校での実践

2018-09-17 11:23:28 | 参加★舞台 映画 WS等


『こども』とかかわるワークショップのつくり方
~演劇を使ったファシリテーター養成講座~

演劇だから出来ること。身近にある大事なことを演劇を通して発見できる場にしたいと思って参加してきました。

7月から始まった講座の最後、9/6 小学校でのワークショップ。対象は小4・5年生約30名、小6年生約30名。それぞれ100分ずつ。
これまで講座で体験したものを実際の学校の現場で、進行役のファシリテーターとして。アイスブレイクゲームと、グループでの ジェスチャーゲームを。

参加する側ではなく進める側となると、また違った視点も必要になる。当然 子どもの反応は一人一人違い、予想外のことも多い。高学年ならではの難しさもある。どう対応するか課題は多いが、そのつど振り返ることで一歩ずつでも進みたい。
………………………………

演劇を通して出来ること
について思ったことです (^_^)

学校は、いつもの先生、いつもの友達、
割といつもメンバーが決まっている。
そこには暗黙のルールがあって
いちいち言わなくても、進められる。
だけどある程度決まってしまった
やり方や考え方、関係などは
なかなかひっくり返せなかったりする。

今回のワークショップでやった、
メインのジェスチャーゲームでは、
たまたま決まったメンバーで
ちょっとした演劇を作ることになった。

いつもと違う活動は、楽じゃない。
いちいち、言わなくちゃ分からない。
誰かと同じ、では済まない。
一人で、何かの役として立たねばならない。

けれど、一人ぼっちではない。
複数で劇をするのなら
何かの関わりがあるはずなのだ。
一人でするとしても、
観ている人との間に関わりはある。
劇を作り進める上では
一人ぼっちではいられない。

そして、
どうにかこうにか劇ができる。
うまくいっても、いかなくても
何かいいところがあれば
それだけで良かったなと思える。
頑張ったことに自信が持てる。

気付かなかったことを
誰かが見つけてくれたりもする。

これもありなんだ
と思うと、選択肢が増える。
自由な気持ちになる。
それは自分勝手とは違う。
誰かとの関わりの中で、
何かしら制限のある中で、
うまく、楽しく、面白くなるために
考えて工夫して見つけるもの。
そんな自由は、きっとお互いの
心を満たしてくれる。

そんなことを考えていると、
あれ?学校だけじゃないかも、と思った。
それこそ、職場や地域や、家族とか。
どんな人の集まりにも通じるものがある。

演劇は
何かのハウツー、Q&Aのように
直接答えを示してくれるものではない。
けれど、劇を作る過程は、
頭や心をほぐしてくれる。もちろん、体も。


私にとっての演劇。観たり、
ワークショップ等に参加したり。
心のバランスを崩してから、
ある種の場がしんどくなった私だけど、
こんな場は大丈夫だったりする。

参加する方は、
一人で立つ難しさはあるけれど、
どこかに属さなければという不安はない。
属する場所に合わせねばという焦りもない。

誰かと全く違っていても大丈夫。
じつはそんな当たり前のことが
当たり前として受け止められる演劇。
そんな場所だからかもしれない。

とはいえ、まだまだ
大したことはできないけれど、
人と関わり やり取りをする中で
少しずつ自信を持てるようにしたい。

不完全な私が 不完全なまま、
不完全な誰かと 何かを見つけて
自分でも縛りをかけている窮屈な枠を
少しずつ広げていきたい。
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9月16日(日)のつぶやき

2018-09-17 05:48:47 | 日記等 未分類
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