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西オーストラリア旅行記 その6 ~砂漠と海と天文台と ~

2015-11-23 20:10:42 | ささやかなお話
5日目の朝~

なんとも美味しいファームでの朝ご飯。
生みたての卵に、フレッシュトマト!

このトマト…めちゃめちゃ甘かった~もちろんこちらのファームで栽培しているものです。
朝ご飯を食べていたら、ベロニカが一通の手紙を差し出してこう言いました。

「これを天文台の人に渡してね。もし時間があったら望遠鏡を見せてあげてほしいって書いてあるから。」

…え?え?え~っ?!!

びっくりしました。
なんとベロニカはジンジン天文台(ジンジンとはこちらの土地の地名です)のリチャードさん宛てに、
私たちの紹介文と、時間が合わなくてツアーに参加できないゲストのために望遠鏡を見せてあげて。。。と
手紙を書いて下さったのでした。

のっけから感動の朝…うれしかったです(涙。

そして、さらには私たちの「インド洋に沈む夕日が見たい」という我がままを聞いてくれ、
絶好の夕日が見れるスポットに連れて行ってくれることになりました。
これは、もしも二人で落日を見たとしたら、
帰るころには真っ暗になり、宿にたどり着けない危険性が大だからです(冷汗。
そこで、レッジ&ベロニカ夫妻に連れてってもらうことに!
なんて優しいんだ…!

さてさて。
しっかりエネルギーチャージして、夕方にはファームで落ち合うことを約束し、
さっそく出発です!

まずは車をひたすらに北に走らせ…
広大なオーストラリアの奇景といわれるピナクルスに向かいました。

と、そこでなんとエミュー発見!
…写真もビデオも撮り損ねてしまいましたが(無念)
こういう所で出会う動物ってガイドなんですよね^^



人っ子ひとりいない砂漠地帯。
そこに無数に立ち並ぶ岩。
どこまでもどこまでも…遠くの方まで岩が。
空の青と、黄土色や赤土色の岩たち。
そしてカラスの鳴き声(こちらのカラスはまるで窒素ガス吸って変えた声みたいに、高い声で鳴きます)
吹きすさぶ風。



ここではお互い思い思いに歩きまわりつつ…
時間が止まったかのような感覚を堪能しました。
私「岩好き」なんですよ。
いや~ピナクルス…すごく良かったです。。。

続いて、ターコイズオーションと呼ばれるサバンティスへ。
前に訪れたスカボローも美しかったですが、
サバンティスの海は、白い砂にエメラルドグリーンの海が遠くまで広がり
ただ絶句するような美しさでした。
しかも、人がいない。。。
まるでプライベートビーチです。



海を見ながらテイクアウェイしたハンバーガーをパクつく。
これが美味しくないはずがないよね。
最高~。

そして、お昼も過ぎたので、ジンジン天文台へ…!

ベロニカの言われた通り、受け付けの女性に手紙を渡すと、すぐに動いてくれました。
なんとラッキーなことに、留守だと思われたリチャードさんがいらっしゃって
特別に普段は閉めている望遠鏡がたくさん置いてある部屋に案内していただけたのです。

リチャードさん、めっちゃ良い人でした。

星が好きで宇宙が好きで好きで、それでこの道に入ったって感じでキラキラしてたな~!
天井を開けてくれたり、望遠鏡の説明をしてくれたり、
天体写真をたくさん見せてくれ、解説してくれたり。
アインシュタインの説についてのミニ講義などもしてくれて…
ひたすら感動でした。



その時の写真もロクに撮れていない。。。
話を聞くのにもう夢中でした。

天文台のスタッフの方もみなさん本当にオープンでひたすら感激。。。

そして無事に宿に辿り着き、
レッジ&ベロニカ夫妻の車で夕日を見に。
ここでは、なんと川で悠々と泳ぐ天然のペリカンがいましたよ!
ぺ…ペリカンが…普通に川にいるのか…
オーストラリア、おそるべし!です。

夕日は素晴らしかった…。




この日は雲ひとつない晴天。
夜になって、ひとしきりご夫妻とお話した後
外に出て見上げた夜空は…昨晩以上の満天の星空でした。
天文台で買った望遠鏡で昴を見ると、星のつぶつぶがはっきり見えたりして。
真っ暗な中、私もオットも思い思いに夜空を見上げ続けていました。。。

オリオン座がひっくり返っています。
北半球ではオリオン座の左に位置するシリウスが
右上に…!
オリオン大星雲も上半分にある。
逆さまなんです^^南半球にいるんだな~としみじみ。

この日はまさにBig Day !!
忘れがたい一日となりました。

最後…
夜空に感動して真っ暗な中歩き回っていた私は
犬のウ○コを踏んでしまい、お気に入りだったサンダルをダメにしましたが(笑。
うーん。それもまたおもひで。。。




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