紀泉アルプスと呼ばれる 泉州と紀州の国境の山並みのうち 最高峰の「雲山峰」(490m)からその北側の「大福山」(427m)をぐるっと回って歩いた。
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その1 阪南スカイタウン無料駐車場から雲山峰まで
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ピンクのラインは雲山峰までを示し、そこからは井関峠を回り、大福山、俎石山を経て、駐車場までをブルーのラインで示した。
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阪南スカイタウン桃の木台という住宅団地の最上部に広い駐車場があり、そこに駐車して歩き出した。
周りの大きな建物は 老人保健施設の「サンヒル」という建物群だ。
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坂道を登りながら、左手に関空が見えるが今日は霞んでいてほとんど見えない。
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「俎石山登山口入口」という標識があり、そこから山へ入る。
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右手に小さな橋がありここを右折れする。俎石山への小さな標識もある。
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去年私が取り付けた「経塚案内標識」も無事だった。ここから山道が始まる。
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きれいな山道が続く。植林帯が無いので歩いていても気持がいい。
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大きな池もある。
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山道を歩いていると、突然大きな音がしてびっくりした。
左手の小川に「獅子脅し」が作られていた。地元のボランティアの方が登山者のために作られたらしい。
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ベンチの設置してある第一休憩所に到着。ここまでの山道はきれいに整備されていて気持がいい。すべて地元のボランティアの方たちの仕事だと聞いた。
私の家の近くには岩湧山山中に四季彩館という施設があり、給料だけもらい、山道の修理を全くしない選任の職員が居るが、山道は荒れ放題であり、この山道とは大きな違いだ。
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峠に着いたら 登山道とは分かれて「鳥取池」方面へ山道を下る。
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山道を下っていくと、池の脇の道に出た。
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池とは言うものの、小さいながらも ここはれっきとしたダム湖だ。
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私がこれから進もうとしている「雲山峰」への山道がなんとバリケードで封鎖されて「工事のため通行禁止」と書いてある。「遠くからわざわざ歩きに来たのにそれは無いでしょう」といいながらロープを潜り歩き続ける。
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あの橋を渡り、左岸を進む。地図の通りだ。
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山道の標識は立派だ。
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何の工事か分からないが、水路のようだ。
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法面養生シートの端に沢山のふみ跡がある。そこを登っていく。
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約10メートルも登ると もとの山道に出た。
巨額の税金を投入して意味不明の土木工事をするのなら 、仮設の迂回路を造ってくれれば 「立ち入り禁止」にしなくても みんなが普通に山歩きできるのに。
気の利かない役人どもが 政策立案実施するからこんなことになるのだ。自分たち役人の予算消費を第一に考えず、国民、住民本位の考えは出来ないものだろうか。誰のお金やねん。
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普通の山道を歩いていく。よく整備されている。
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所々に背中の方角に関空が見える場所がある。近いはずだが霞んでいてはっきりは見えない。
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最後の急登階段が続く。かなりきつい階段だ。
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尾根道に着いた。ここにも立ち入り禁止のロープがある。ここまでは普通に歩いて来れたのに、工事の邪魔なのだろう。
立ち入り禁止にしなくても ちゃんと迂回路を造れば済むのに。
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この尾根道合流ポイントで、桜で有名な山中渓駅からの登山道と合流する。
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しばらく尾根道を歩くと、ピークらしきものが見えてきた。
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雲山峰山頂だ。尾根道に出て10分ほど歩くと山頂だ。
ちょうど山中渓から歩いてきた人がいたので、時間を聞くと 私が歩き始めた時間と同じ8時半と言うことだ。その人はこれから紀伊駅へ向かうという。
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山頂には祠があり、沢山の経塚巡礼のお札が納められていた。
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その2 雲山峰から大福山を経由して駐車場へもどる。
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尾根道をしばらく歩く。下り坂だ。
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30分ほど歩くと分岐がある。しかし「地蔵山」の名前は無い。ちょうど井関峠から上ってきた人に聞くと 「地蔵山は知らない」と言うことだ。
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地図ではこのあたりに地蔵山があるので しばらく付近を探し回ると標識があった。しかしこの道はほとんど人が歩かないらしく、凄い藪だった。
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直ぐに地蔵山山頂に着いたが、藪だらけで見通しは全く無い。直ぐに引き返す。
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井関峠への道を下る。時々紀ノ川の河口付近が見える。
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分岐があり、迷っているとしたから登ってきた人が 「直ぐに合流するのでどちらでも同じです」と教えてくださった。
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