ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。

犬鳴山七宝瀧寺の表行場道と裏行場道を歩いてきました。 その2 2024年9月5日

2024-09-08 23:44:32 | ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く

犬鳴山行場を歩く その2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鎖場も出てきました。この岩は垂直に近いうえに 足掛かりがほとんどないので鎖に全体重をかけて

岩に垂直に立ち登っていきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

急登が続きます。鎖、ロープが設置されているので安心して登れます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロープの設置もなかなか複雑な形をしているので 地形、踏み跡、ロープの位置を見ながら登りますが

急斜面でロープを潜ったり、跨いだり脛の葉大変ですが 設置してくださった先人たちに感謝して

のぼっていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大きな岩があちこちにあるので どれがこの岩か よく分かりませんでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

案の定 枝張りが凄くて なかなか進めません。越に付けた剪定鋏で邪魔な枝を切りながら

少しずつ進みます。結構時間を取られます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

行場道にはたくさんの童子がいらっしゃいます。修験者の方々は ここでそれぞれ

お経を唱えながら 登られるのでしょうね。この道は行場ですから。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

蟻の戸渡に来ました。残念ながら 想像していた ナイフリッジの岩峰を探したのですが

見つかりませんでした。そのままロープ沿いの道を登りました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

突然見晴らしの良い場所に来ました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この下は深い谷になっています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

足元がスコンと切れ落ちています。そうかここが例の場所だろうと周りを見渡しても

何も標識がありません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

周りの木々の隙間を探すと、やはり完全に木々に埋もれていました。

枝を払うとやはり「西の覗き」の標識が出てきました。

大峰山の西の覗きは 体にロープを括り付けて崖から体を乗り出して「親の言うことを聞くか」

などと先達に崖から落とすしぐさをされる奴ですね。ここでもあれをやるのでしょうか。

私はたまたま一度山上が岳の西の覗きで あの行を見たことがあります。

みなさんとても真剣でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この岩の上からは 大阪湾が見えていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

西の覗きからしばらく登ると広場に出ました。祠があり、その前には護摩行の火床があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

広場には童子もいらっしゃいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

祠の中には 当然ながら修験道の開祖「役の小角(えんのおづぬ)」つまり役行者(うんのぎょうじゃ)

がいらっしゃいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

祠のすぐ上には 「山上大権現」の石碑がありました。役行者のことでしょうね。

修験者の方々は この急坂を登ってきて ここで護摩を焚いて行をするのでしょうね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その3へ続く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 犬鳴山七宝瀧寺の表行場道と... | トップ | 犬鳴山七宝瀧寺の表行場道と... »
最新の画像もっと見る

ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く」カテゴリの最新記事