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-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

佳家湯包

2007-06-16 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
 

小龍包の店、佳家湯包に行きました。
この店は元々豫園の南側の河南南路にあった店。
先日上海散策で近くを歩いた際に探したのですが全然見つからず、地元の方に聞いたところ道路拡張の工事を受け跡形もなくなってしまったとのこと。道理でいくら探してもないはずです。
移転先を調べてみれば、毎日の通勤途中といえる黄河路に移っていました。
ということで改めて行ってみることになりました。
佳家湯包の店は、朝10時ごろにもかかわらず、店の前にはすでに行列ができていました。
行列の進みは遅く、ナカナカ順番が回ってきません。
やっとレジにたどり着き、純鮮肉湯包6元、蝦仁鮮肉湯包7.5元、鶏丁鮮肉湯包7.5元、を注文。注文するとレシートに注文の番号を書いてくれます。
店内に入って行列の進みが遅い理由が分かりました。席は40席もない上に注文を受けてから包んで蒸しているので、そもそも回転が遅いのです。
しばし待っていると、蒸篭が到着。
小龍包なんて結局は、どこも大して変わらないだろうと思っていたのですが、皮の薄さとスープの入りは他で食べたより勝っている気がします。皮の薄さは作りおきをしないことが成せる技なのでしょうか。
また、調理場から数メートルしか離れていない席では、その蒸したての熱さといったらそれはものすごくて、湯気の量はハンパじゃないです。
鮮肉は豚の味が濃い感じ、蝦仁は蝦と豚の味が混ざってやさしく甘い感じ、鶏丁は鶏と豚の味が混ざってさっぱりとした感じ。どれも美味しいです。
どの小龍包もとても皮が薄いのだけど、最後まで一つも破れることがありませんでした。これはスゴイです。
味の方は好みがあると思いますが、ローカルっぷり、作りたてアツアツ、皮の薄さ、スープの量など「これぞ小龍包だ」と思わせてくれるものでした。
通勤途中ですし、客の入りを見つつ全ての味を制覇してみたいものです。
 ★★★★★(5)
 佳家湯包
 上海市黄河路90号

腰を気遣いつつの一日だったため、変則的な一日になりました。
久々に行った現代美術館の特別展、ART IN AMERICA NOW(今日美国芸術)はつまらなくてガッカリ。
夕食後の20時頃から正大広場へ。人が少ない夜の買い物は効率的でいい感じでした。