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-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

深セン出張とライチ食べ比べ

2007-06-20 23:59:59 | グルメ
 

今日は深圳日帰り出張でした。
到着した深圳は最高気温33℃で、降りた瞬間から真夏の風が吹いていました。
訪問を無事終えて、空港に戻る途中の深圳空港の入り口近くの青空ライチ販売で購入することにしました。
日本でライチ(茘枝)というと、1種類しかないように思っていたのですが、実際はライチにも種類があって高級なものから安いものから存在します。
今回売っていたのは4種類あったので食べ比べてみました。(価格は空港前で高いです参考程度で)
一つ目(左)は桂味というもの。ちょっとトゲがあるような形。桂緑とも呼ばれて甘みの強い高級ライチ(10元/1斤)です。以前のこちらが緑だったのは品種のせい。4種類の中でも味が濃くて甘く美味しかったです。
二つ目(下)は糯米糍というもの。こちらはそれほどトゲがない丸っこい感じの高級ライチ(10元/1斤)。独特の酸味がありますが、やはり味が濃いです。
この二つが一応高級といわれる部類のライチです。
三つ目(上)が楊貴妃の愛したという名前の付いているものが妃子笑(5元/1斤)。上海でもどこでも買える品種で緑色で細かなとげとげがあるのが特徴。これがイチバン慣れているライチの味とでもいえるのですが、上の二つを味わった後では若干甘みは劣ります。みずみずしさは一番ありました。日本ではグリーンライチなどの名前で生で販売もされているようです。
四つ目(右)は淮枝というもの(5元/1斤)。他に比べると甘み、酸味、みずみずしさともに劣っていました。でもこれもそれなりにライチな味なので、比較せずにこれだけ食べたら美味しく感じると思われます。
今回のほかに上海でも販売されている、茘枝王と呼ばれる品種もあります。これは他のライチより一回り大きくてごつごつしていて、まさに王という名の威厳が感じられるのですが、味は大味で水っぽい感じが否めません。
それに中国の場合、ここまで大きいと品種ではなくて成長剤のクスリのせい?などという疑いも出てきたりするのでおススメできなかったりして。
ということで、結果的には高いものはウマいという単純な結果になってしまったのですが、ライチを買うときには是非品種も見て購入するといいです。
また、ライチは半日置いておくだけであっという間に干からびて枯れた色になります。保管時には水をかけておくといいようです。

クレーマー対応だった上、移動ばかりで疲れました。まったく。。。
それにしても深圳、交通マナー悪いなぁ。右の写真の信号は完全に向こう側を向いていて左のクルマは完全に逆走中。バスまで行くかい?