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-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

広州出張07/8(2) 太子酒店と太子演劇館

2007-08-08 23:59:59 | ニッキ
今日は広州から東莞へ移動しつつの工場訪問でした。
訪問を終え、今日のホテルは黄江鎮にある太子酒店です。
このホテルは通常泊まるホテルよりずいぶんと高級な部類に入ると思います。ロビーの天井も高くて豪華だし、部屋に入ると自動でカーテンが開くほどの豪華(ムダ)っぷりでした。
そんな太子酒店には隣接して2つの施設があります。
ひとつはサウナ。もうひとつは太子演芸館と呼ばれる劇場です。
なんでこの田舎町に劇場?と疑問を感じずにはいられませんでしたが、話のタネ(ネタ)にということで行くことにしました。
ドレスアップされた小姐が迎えてくれることに若干の違和感を感じつつ入店。席には最低消費100元の一般席から、最低消費1000元の個室(小部屋)から9000元近いVIP大部屋まで取り揃えてあるそう。
個室はいわゆるKTVになっていて、舞台を囲むように3階建てに配置。ざっと数えてみても100以上の個室があるようです。
そして一般席はいわゆるアリーナに置かれているような感じ。稼動する舞台の下にはプールも隠れていました。一般席には欧米系の方や子供の姿も多数見受けられました。
今回は写真撮影が禁止で係員もそこらじゅうに配置されていたので、遺憾ながらホテルの部屋のガイドの写真を撮影しました。
写真にあるような、レビュー的なものや歌、ダンス、雑技、チベット族の方による歌、などなど21時15分から始まったショーはたっぷり3時間。何と24:15まで繰り広げられました。
途中飽きてはくるものの、雑技は上海で見たそれと同じような内容で思いのほか楽しめました。飲みもの食べもの頼んで鑑賞代が100元/人なら逆に安いのかも。
逆に演目を見るのが目的なら個室にする必要はないと思えるほどの盛りだくさんっぷりでした。
ただ、盛りだくさん過ぎて客の我々もダンサーの皆さんも23:30を過ぎる頃からは、幾分ぐだぐだになっているように感じられました。3時間はちょいと長すぎ。隣の席のコドモも眠そうでした。
こんな場所にできた劇場とそのムダにゴージャスな雰囲気。租界時代を過ぎた頃の上海の様子を想像しつつ、その筋の方々が「今日はあの踊り子を」などと会話する姿を想像して見ていましたが、話を聞けば香港から中国へのツアー客などがメインのターゲットのようです。香港から小銭を稼いだ方々が羽を伸ばしに来る場所ってことでしょうか。
案内員、100室以上のKTV、踊り子とこの場所には一体何人の小姐がいるのでしょう?
いやはや、すげぇ場所でした。

いよいよネタがない一日になりそうなのが、イッパツ逆転助かりました。危ないまた夕食ネタになるところだった。
そのせいで寝るのが遅くなってしまいましたが。はよ寝よ。