12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

地下鉄「梵魚寺」駅からバスで「梵魚寺」まで

2012年07月05日 00時37分57秒 | 


韓国の公共交通機関で、中遠距離は(飛行機)・鉄道・高速バスのお世話になるが、これらはいずれも英語の表示ができており、又割合に単純な手続きで利用可能である。それ故、言葉の不自由な小生でもそれほど問題なく利用可能である。

 

近距離ながら地下鉄も同様に外国人にとって利用しやすい交通機関である。

 

最も困るのが、「市内バス」或いは「郡内バス」と呼ばれる近距離の込み入った交通機関である。もしこれを自由に利用できるようになると、バス王国の韓国では怖いものなしの旅行者になれるのである。

日本語のインターネット・サイトで、この種のバスの運行ルートや停留所名や運転時刻表などを調べることが難しく、今のところ成功していない。


おそらくハングル表記のサイトには、この種の情報もあるのだろうが、小生の語学力では今のところヒットすることも解読することも不可能である。(来年くらいになると、どうにかなりそうな気がしているが・・・)

 

多くの名刹と呼ばれるお寺は、人里離れた山奥に有る。それ故、基本的にバスに頼らざるをえないのである。

 

今回は、初めて一人でバスを利用するという課題に挑んだ。90番のバス(韓国では路線ごとに番号が付いている)に乗れば良いことと、乗り過ごす危険性がない単純ルートだという点、すなわち「出発(乗車地点)、そして次が下車」という、最単純ルートであったのでそこを選択した。

 

更に幸いなことに、偶然登山ルックの中年奥様達が同行してくれたので、バスの乗り方お金の払い方を教わり無事に乗り降り出来た。

 

乗るときに料金を1500(約100円)ウオン払うが、小生は1000ウオン紙幣2枚を料金箱に投入した。これを見ていた運転手が、500ウオン硬貨をお釣り支払い機のボタンを操作して出してくれた。これで乗車手続きは全て完了。

 

帰路、小生の準備不足で、5万ウオン紙幣一枚しか持っていないという、最悪の状態になってしまった。(バス賃は、僅か1500ウオンなのである。これではお釣りを大損する可能性がある。)

 

下車したバス停前で、困ったなと5万ウオン紙幣で顔を扇いでいたら、通りがかりのおじさんがあっちへ行けと言った。

言葉が良く通じないので、言われるままに200mばかり行くとポツンと1軒の土産物屋があった。そこのおばさんはカタコトの英語が出来たので、小銭に交換を頼んだら気持よく崩してくれた。お礼にお守りを3000ウオンで買った。 

おまけに、この店の前が、帰りのバス乗り場でもあり、直ぐにバスが来たので慌てて飛び乗った。

(「小銭に崩して」という韓国語を覚えておかなかったのは、大きな失敗だった。) 

バスは頻繁に来るので次のバスにして、もっと沢山土産物屋やバス停周りの写真を撮っておけばよかった残念に思っている。

 

追記;

ここで強調しておかねばならないのが、GOOGLE MAPの素晴らしい機能である。

バスルートの地図上表示、バス停の情報、所要時間、乗るべきバスの路線番号番号、その上ストリートビューでルート上の景色を見る事ができる等、旅するものにとって非常に強い見方になった。

 

知らない土地への旅には、これを活用することをお勧めする。