12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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得意ジャンルを作る その2

2011年02月11日 06時10分23秒 | Weblog

「俳句名人になりきり100の発想法」、著者;ひらの こぼ、発行所;(株)草思社、2010年発行、の本の第2章から、小生専用の自分の型を作るために幾つかを選んだ。それを順次ご紹介する、その2である。

 

得意ジャンルといえるものを持っているかどうか自問自答してみると、残念ながら他に秀でた得意ジャンルといえるほどのものはない。それでこの本を頼りにするのである。

 

その2;「山本洋子・・・水のある風景」があり、川や海、雨など、水をモチーフにした句が紹介されていた。

 

      酒蔵で道折れ曲がるしぐれかな

      一の鳥居すぐ二ノ鳥居秋の雨

 

      盆の雨畑の人をぬらしけり

      秋蝶のもつるる雨となりにけり

 

      船着場ある大寺や桐一葉

      落椿のせたる水の走ること

      岩ひとつ白波あげて後の月

 

水に関する景色は日本ならどこでも見ることができそうである、こちらを第二の先生とすることにした

 

得意ジャンルというよりは、自分の好みのジャンルというものなのであるが、これらがどうも自分の波長に合うので、当分の間、このジャンルに絞っての作句を試みるのも面白そうだと考えている。