伸筋と屈筋について、以前書いたが、本紙は小生がかねて感じていたことを後編として、補足的に書いたものである。
前報で伸筋群と屈筋群は五対五で釣り合うように鍛えることが、老化防止にはとても大切なことと認識して頂いたと思います。
以下は、小生が書きかけていた「運動と体操とスポーツ」である。
以前から気になっていたのでWikipediaで、調べてみた。
先ず最初に「運動」から、
運動→健康目的や趣味として体を動かすこと。→スポーツを見よ
と出てきた。
「スポーツ ( Sport )」 とは、
人間が考案した施設や技術、ルールに則って営まれる、遊戯・競争・肉体鍛錬の要素を含む身体を使った行為。
競技として勝敗や記録を主の目的として行う場合はチャンピオンスポーツ。
遊戯的な要素を持つ場合(楽しむ事や体を動かす事を主の目的として行う場合)はレクリエーションスポーツと呼ぶこともある。
そこで更に、体操について調べた。
「体操(たいそう)(Gymnastics)」とは、運動の一種で、飛んだり跳ねたりするなど、ある程度の激しい動きとリズムを伴って、いろいろなポーズに身体を動かすものをいう。
大きく、一般向けの健康維持や肉体をほぐすための準備運動の目的、学校における体育授業の一環として行うものと、
体を動かす姿の美しさを競う競技としての体操の二つに分かれる。
前者としてはラジオ体操が代表的で、後者としてはゆか、あん馬などの体操競技や新体操などがある。
ウエルネスは、生活科学として、運動を適宜日常生活に取り入れながら、健康的に日々の暮らしを送ろうと言う主旨で提唱された概念である。
小生のような高齢者から見ると、
体操は、どちらかといえば、健康維持が目的、
スポーツといえば、競技・娯楽性が強いように思えるのである。
どうも最近、ゴルフやテニスで故障を生じている人達に、お眼に掛かることが多くなった。
故障を生じた人は、自己の限界を認めて、
競技性・娯楽性重視のスポーツから、
健康維持的な、例えば、もう少し穏やかなゴルフ「体操」やテニス「体操」(勝敗をあまり意識せず、体を動かすことが最大の目的)に転換すればよいのにと、秘かに思っている毎日である。
これでは、面白くはないと言うのであろうか、
それとも既に、そうしていると言うのであろうか。