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12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

写真俳句

2006年09月26日 04時51分02秒 | Weblog

某国営放送TVで、珍しい番組を見た。

本邦初公開番組(写真句会・フォト五七五)という。

「写真俳句」の番組であった。

出演者は、森村誠一氏(小説家)、浅井愼平(写真家)、女流俳人(名前を忘れた)、落語家(木久蔵師匠)、美人タレント(名前を忘れた)、女性アナなどだった。

森村誠一氏は、以前、自分の俳句と自分で撮影した写真とを組み合わせて「写真俳句」の本を出版していた。 

数ヶ月前、この本を図書館で借りて読んだことがある。

「省略の文学」と教わった俳句は、読み慣れないと、結構難解である。

作るのは、もっと難しい。

以前にも「I love you」の項で書いたように、なんでもかんでも詳細に説明をしてしまうと、
「説明句・文」となり、余韻・情緒・情感の薄い作品になってしまう。

かといって、省略の度が過ぎると、分かりにくくなる。

それゆえ作句は難しく、又句意を読み取ることも、難解である。

俳句の表現を写真で補い「作句の難しさを和らげ」、
写真で補足して「理解を助ける」ことを意図して生まれたのが、「写真俳句」のようである。

ご本人たちが楽しければ、それはそれでよいのではないか。

マスコミの力は大きいと思う、今後、一つの潮流に育って欲しいものである。

ビデオを始めて、「季語の散歩道」というシリーズ物を、こつこつと制作している。

動画に俳句を重ねて表現しているものである これも写真俳句と似た手法である。

がしかし、どうも、教育用の解説ビデオ風になってしまう。

もっと、ひねらねばと思うが、いまだ解決のめどはたっていない。

我々の趣味は、自己満足を目的としているが、他人様にそれなりにご評価いただくことも、大きな自己満足の要因である。 

多少ご面倒でも、作品にお付き合いいただき、思ったままのご評価・ご批判を頂きたいものである。