H氏奮戦記

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思わぬよろこび

2020-09-06 16:08:04 | 日記
御代田の「おじいさんの新しいテレビ」で観たさいたまで録った番組に思わぬ見ものが有りました。

8/23(日)にNHKで放送された「クラシック音楽館」です。
8/2(日)に演奏されたN響の演奏・・ということはコロナ対策をして演奏者の間隔を取って。そのあと、ピアノのレオン・フライシャーの追悼放送。なんとも面妖な組み合わせです。

N響の演奏は指揮者がバスガイドさん(近頃はツア・コンと言うのか・・)のお姉さんのような可愛い人で「こっちに行くと良い音楽が有りますよう~」みたいな指揮ぶりでした。
・一曲目は(ヘンデル)「王宮の花火の音楽」より「序曲」・・これは数年前フルートフェスティバルin埼玉に「ボン・コラージュと仲間たち」という団体51人で出てフルートオーケストラで白熱の演奏を聴かせた曲です。原曲を聴く機会は意外に少ないので興味深かったです。
・二曲目は(オネゲル)「夏の牧歌(だったか?」・・初めて聴く曲でしたが耳当たりの良いBGMかな。
・三曲目は「アルルの女」第2組曲より「メヌエット」と「ファランドール」。「ファランドール」は昨年の「バラのまち笛の会」のアンコールで出演者全員(40人ぐらい)でやりましたが、最初からf(フォルテ)で始まって最後のfff(フィルテッシッシモ)では飽和していました。N響はちゃんとpp(ピアニッシモ)で始まっていました・・・当たり前ですね。
・最後は(サンサーンス)「動物の謝肉祭」。2台のピアノが大活躍でした。この曲フルートオーケストラの楽譜が有って前にメタモルフォが演奏していたのですがピアノのパートはどうしていたのかな?

しかし、私の聴きものはレオン・フライシャーの演奏。前にこの方の演奏で(バッハ)「羊は安らかに草を食み」を初めて聴いて「世の中にこんな美しい曲が有るのか」と思いました。今回もこの曲を演奏されましたがきっとこの曲が好きなんでしょうね。
そのあと(バッハ)「シャコンヌ」。ブラームスの編曲でピアノの左手のためのシャコンヌでした(写真)。レオン・フライシャー氏は難病で30年ぐらい右手が動かなかったそうです。きっとその間この曲(編曲)は宝物だったでしょうね。
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