粉の違い

今日のパン教室は、
いつもとは違う粉でのパン作りです。

いつもは、国産の強力粉を中心に、
全粒粉やライ麦を混ぜるなどしたパンなんだけど、
今回使ったのはアメリカの小麦粉です。
その名も「All purpose flour」・・・多目的粉？

いつもなら、パンには強力粉、お菓子には薄力粉、、、なんだけど、
このAll purpose flourは、パンにもお菓子にも使えちゃいます。
さすが、多目的粉。

今回のメニューは、

大きなローフ型のワイトブレッド、
ビスケット、
レモンポピーシードマフィン。

全部同じ粉で作ってるのに、全然食感が違う。。。

ホワイトブレッドは、
日本の普通のパンよりは引きが弱いけど、
そのかわり、すごく歯切れが良くて、たべやすい。
小麦のいい香りのパンです。
驚きなのは、切りやすさ。
アツアツのパンって、なかなかきれいに切れないのに、
これは、本当に簡単に切れます。
断面があまりにもきれいで、
「あれ？パンを切る腕が上がっちゃった？」
と思っちゃうほど。

ビスケットは、すごく簡単に作ったのに、
さっくりと仕上がりました。
イギリス風のスコーンよりは、もうちょっとざっくりかな？
お砂糖も何も入っていないので、お食事用にもいただけます。
もちろん、ジャムやシロップをつけてもおいしいけど♪

一番おいしかったのはマフィン。

ひそかにマフィン研究中（？）だった私の理想の食感でした。
ふぅわりとしてるけど、モッチリと弾力があり、
中はしっとりだけど、周りはカリカリ。。。
そう、これが作りたかったの！
やっと出会えた、、、

粉が違うだけで、こんなにも違うんだなぁ。。。

それにしてもAll purpose flour、、、
どのメニューもしっかり美味しく作っちゃうなんて、
まさに多目的粉。
いい名前を付けたもんだ