やさいの会に卵を出荷してもらっている諫早の橋本農園から卵通信が届きました。
卵通信
ーーーー 2013年正月 ーーーー
昨年は、珍しく産卵が順調でしたが、12月になって低下しご迷惑をおかけしました。鶏は秋から
冬にかけては換羽(羽が生え変わる)にかかりやすくこの間は休産します。従って何かのきっかけで調子を落とすと、換羽になってしまいます。春の兆しが見える2月下旬までは回復しないと思われますが、よろしくお願いします。
農園では、夏から秋にかけての産卵率低下に向けて、12月、2月、4月、に初生雛(孵化直後の雛)を導入します。人の味覚は3才までに決まると言われていますが、鶏も雛の時から青草や、空気、日光などの自然の恵みを十分に与えて剛健に育てる為です。
雛は2週間を過ぎると加温する必要はありませんが、12月、2月の雛は寒くて密集するので注意が必要です。密集すると蒸れて(新鮮な空気が供給されない)病気になります。自然卵養鶏は、鶏の生命力に自然の恵みを十分に与えて、薬剤や添加物に頼らない養鶏を目指しています。
昨年の10月末から雨が多くて土の乾く暇がなく、冬の仕事(梅やスモモの剪定、防風林の刈り込み、薪切りなど)が進みません。
落葉樹の芽は春を待ってふくらんでいます。私の手も足も霜焼けで火ダルマですが暖かくなるまでがんばりたいと思います。