鳥まり、参る!

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心を掠め取る。

2021年03月28日 | シリアス
【怒ってたな~】

“かすめとる”ってこう書くのか。

日本文学科卒だけど漢字も日本語も苦手な私です。

さて、まーた『明日、私は誰かのカノジョ』=明日カノ、アスカノ。を読み返しているのですが、2巻のメインヒロイン(主役)であるリナちゃんの物語を読んでると、ある思い出がよみがえってきた。

リナちゃんはとっても美人で人気者なのに恋愛依存で搾取されまくってて心がグラグラしているというキャラです。

よみがえった私の思い出はこんなもの。

「そいつ、俺からしたら自分勝手でふざけてる。

 自分だって鳥まりのこと傷つけてるくせに自覚すらなくて、弱ったときだけ優しさを奪い取っていって、ゆるせない!」
(昔恋していた男の子)

「○○ちゃん、私は嫌い。

 落ち込んだときだけ貴女を利用して、すごくいやらしくて醜いと思う」
(親友)

「お母さんはその子気に入らない。

 弱ったときだけちょいちょい~って貴女の真心盗み食いしてる。

 どうせならもっと礼節のあるコに真心あげたら?」
(母)

リナちゃんが雪さん(本作のメインヒロイン=主役)の約束をすっぽかしたことを気付きもしないという場面を読んでるときによみがえってきた。

当時、真面目ないい子だった友達が不倫沼にひきこまれたあと精神的に病んでしまい、めちゃくちゃな恋愛依存道をつきすすんでいた。

大人になった今なら、その傷は本人が底付き(アルコール依存症治療用語。もうこれ以上このままではいけないと本人が心底悔い改めるまで落ちること。あらゆることに通じる言葉)して

「このままじゃいけないんだ!!!」

と心から回復を望み、治療を受け己を変えるしかないってわかるから、この言葉に至るまでの行動はやらない。

でも当時は私もとても幼くて日本式の共依存礼賛文化・境界がないのがデフォルト文化に染まりきっていたし、どこかで

「救いたい」

という分不相応かつ傲慢な思い上がりがあったのだろう。

あれが果たして、優しさ・真心100%だったといえるのだろうか…。

雪さんは私ほど幼くないので限りなく純度100だと思うけどさ。

わるーい既婚男や彼女持ち男に搾取されボロボロになったあの子が、私の気持ちをうっすら搾取…。

搾取、搾取、搾取の連鎖。

低く、低く流れ落ちるとはこういうことか…。








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