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草部 宏
フリージア亡き妻にくる誕生日
春は花の季節である。亡き妻が愛した花の様々を思い出す。生前は家族の誕生日には必ず祝杯を上げたものだった。子供達が巣立って妻に先立たれてこの家族の誕生日が今はずっしりと胸に迫る。さはさりながら時間空間を隔てても彼らの面影は心の中に生き続けている。小さな庭の片隅に咲いたフリージアの花。今咲き誇る花の色が目に沁みる。:俳誌「はるもにあ」(2018年7月号)所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>
草部 宏
フリージア亡き妻にくる誕生日
春は花の季節である。亡き妻が愛した花の様々を思い出す。生前は家族の誕生日には必ず祝杯を上げたものだった。子供達が巣立って妻に先立たれてこの家族の誕生日が今はずっしりと胸に迫る。さはさりながら時間空間を隔てても彼らの面影は心の中に生き続けている。小さな庭の片隅に咲いたフリージアの花。今咲き誇る花の色が目に沁みる。:俳誌「はるもにあ」(2018年7月号)所載。
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