後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「鹿児島の桜島の写真」

2024年08月02日 | 写真
約29,000年前、今の桜島の噴火の100万倍くらいの巨大噴火が起こりました。噴出したマグマの量は鹿児島県全土を60mの厚さで埋め尽くすほどでした。
マグマが出た後の地面はへこんで、錦江湾奥部にあたる姶良カルデラになります。
鹿児島の地には、軽石、火山灰、火山ガスが600℃以上の高温で混ざりあった火砕流がなだれ込み、たった1週間で山も谷も埋め尽くして、平らな地形となりました。
その後、川にけずられて残った地形が現在の鹿児島のシラス台地です。約26,000年前には、姶良カルデラの南端で噴火が始まり、桜島(現在の北岳)ができました。
現在の鹿児島のシラス台地も、眼前に広がる桜島や錦江湾も、大昔の巨大噴火とつながっているのです。
桜島の写真をお送り致します。写真の出典は、https://www.kagoshima-kankou.com/feature/sakurajima/top です。

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