後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「盛岡と北上川、そして小岩井牧場、石川啄木と宮沢賢治」

2024年07月29日 | 写真
岩手は文学者の故郷です。彼等の関連のある盛岡を何度も訪問しました。小岩井牧場にも行きました。盛岡城跡の高い石垣を登ると広い草原になっています。青草の上にあおむけに寝て大空を見ていたら家内が詠います。石川啄木の短歌です。
 
「不来方の
お城の草に
寝転びて
空に吸はれし
十五の心」
 
盛岡では「石割桜」の巨大な石に手をついて何故か感慨に耽りました。
 
滔々と水量豊かに流れる北上川の岸辺にたたずみ口ずさみました。
「やはらかに
柳あをめる
北上の
岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに      (石川啄木の短歌です。)
 
岩手は宮沢賢治の故郷です。
そこで今日は宮沢賢がよく散歩した盛岡城や石割桜や小岩井農場や北上川などの写真をお送り致します。
写真の出典は、https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2396/ です。
 
1番目の写真は「盛岡城跡公園」です。
盛岡城は、江戸時代の藩主である南部家の居城として嘉永10(1633)年に完成しました。
2番目の写真は岩を割って咲く 「石割桜」 です。盛岡の観光名所です。 
 
賢治に関連した土地をめぐる旅では賢治の作品を初めて出版した盛岡市の光原社を訪問し、賢治がよく行った小岩井牧場に行き、その後で花巻市の羅須地人協会などを訪ねました。 写真を示します。全てインターネットに出ている写真をお借りしました。
3番目の写真は北上川の流れる盛岡市です。岩手山の見える非常に美しい町です。
4番目の写真は北上川にそった場所にある光原社です。光原社の創業者は宮沢賢治と親交があり賢治の「注文の多い料理店」を出版しました。また光原社という社名も宮沢賢治が名付けました。「注文の多い料理店」の初版本が展示してあり、家内は手にとらせてもらって大喜びしていました。
5番目の写真は賢治がよく遊んだ盛岡の郊外の小岩井牧場です。ゆっくり散策して来ました。
ついでに花巻市ある賢治が設立した羅須地人協会も訪問しました。賢治は大正15年に花巻農学校を退職し、花巻市に農業技術などを講義するため羅須地人協会を開設したのです。
 
今日は石川啄木や宮沢賢がよく散歩した盛岡城や石割桜や小岩井農場や北上川などの写真をお送り致しました。
 
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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