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気圧の谷本州付近へ接近 南からは暖湿流 こうなると厄介なのか・・・

2012-02-05 23:56:07 | インポート

①2月5日21時の天気図 気象庁HPより引用

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②2月5日21時の日本付近レーダーアメダス解析雨量図 気象庁HPより引用

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③2月6日9時の予想天気図 気象庁HPより引用

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④2月7日9時の予想天気図 気象庁HPより引用

120205091

本州付近上空の強い寒気も東海上へ去り、冬型気圧配置は次第に緩みつつあります。

が、今度は本州付近には南海上から暖湿流が流れ込んできそうな気配です。

引用図①②より、5日21時現在、東シナ海には東西に前線が延びて、前線上の九州の南西には低気圧が解析されていますが、当該低気圧や前線の南側に帯状に強い降水域が見られますね。

低気圧や前線の南側(暖気側)に強い降水域が見られるのは、

ⅰ:当該低気圧や前線に向かって南から暖湿流が大量に流れ込んでいること。

ⅱ:当該低気圧は発達する傾向にあること。

ⅲ:前記ⅱの結果、本州付近には暖気がながれこんでくること。

以上3点が言えることです。

北海道~山陰まで、日本海側では、平年より2~3倍もの積雪となっている箇所が多くなっていますが、今後、6日~7日にかけては、これら積雪地帯の広範囲で、暖気移流の影響で、雪ではなく、雨となる箇所も多くなる予想です。

5日21時現在 河口湖では積雪9cmと、先月下旬に降った雪がこれまでの低温のため残っています。

富士山の1~2合目付近など、河口湖の積雪と比較すると3倍程度にもなりますから(山梨県道路公社 富士スバルライン積雪状況調べより)、県内では、これから7日あたりまでは、山間部での なだれ には、ごうかお気をつけてください!!