小沢の献金問題であれほど大騒ぎしたマスコミは、どこに行ったのだ?
小沢と比べて悪質さでは数段上の森田健作についての報道は、当選後の舞い上がった森田の動向を伝えているだけのところがほとんどである。
マスメディアが森田の違法行為について無視する姿勢を見せていることについては、「さもありなん」と思うのではあるが……。
西松献金事件のときと違って、今回はどこからも(検察及び警察&漆間)リークがないというのが、理由の一つであろう。
記者クラブ発表とリーク情報に頼ったマスコミは、報道人としての矜恃(きょうじ)を失い、取材能力を失い、権力への批判力を失い、権力の意のあるところを慮り、その意に沿った情報を垂れ流すのみの存在に成り下がっている。
公職選挙法違反で検察・警察が動くのを待っていてもまず動くことはないだろう。
小沢の公設秘書逮捕が3月3日。
直後から自民党議員特に二階経産相の取り調べも視野に、などというニュースが流れ、それからも、今にも捜査に着手か?と思わせるニュースが断続的に流されてとうとう1ヶ月。
検察はやる気がない、というのがはっきりした。
森田健作の場合も多分同じだろう。
検察+政府+自民党にとって森田の捜査及び逮捕は何のメリットもない。
マスコミにしても、その連中に逆らうつもりなどさらさらない。
明々白々たる公職選挙法違反にも知らぬ顔。
さらに森田の場合、政治資金規正法違反もひどいものがある。
多くのブログが綿密な検証をしている。
東京サバイバル情報 ☆一時避難せよ☆さんが森田の二つの政治資金団体の収支報告書を掲示され、その二つの団体の住所が同じであることを指摘されている。
わたしも触発されて収支報告書に当たってみた。
とりあえず平成19年度分。
20年度分はまだ公表されていない。
上が「自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部」のもの。
下が「森田健作政経懇話会」のものである。
確かに二つの団体は同じ住所である。
ところでよく見てみると、その他にもいくつかおかしなことに気づかされる。
会計責任者は「古川隆雄」、「中村充宏」と別人である。
が、電話番号は「03-5250-6603」と、同一番号である。
一本の電話を別々の団体が使っている。
古川さんと中村さんが、一本の電話を挟んで座っている。
電話が鳴ったとき、どちらがなんと言って受けるのか。
もう一つ、事務担当者の名前の字を比べてみると、心なしか筆跡が馬鹿によく似ている。
電話番号の数字を見ると、これはもう、同一人の筆跡ではないか?
素人のわたしには断定的なことは言えないが、疑いはぬぐえない。
もう一つ、左下の東京都選挙管理委員会の受付印にも注目。
受付日が3月28日と両方とも同じ日である。
これは一人の人間が、同時に二つの書類を提出したと考えるのが自然であろう。
古川さんと中村さんが、同じ日に別々に書類を提出するために出向いたとは思えないが、これもまた断定は出来ない?
中身はどうか?
これについても”東京サバイバル情報 ☆一時避難せよ☆”さんが指摘されていることがある。
”事務所費0”
森田健作政経懇話会の方にだけ、5,458,759円の事務所費が計上され、自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の事務所費は0円。
森田健作政経懇話会は個人の資金管理団体であるので企業からの政治献金は受けられない。この辺は小沢問題で大分お馴染みになったところである。
しかし、政治団体からは受けられる。
そこで自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の出番となる。
政党支部は企業献金を受けられる。
企業→自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部→森田健作政経懇話会というふうにお金を流す。
自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部 収支報告書によると
本年の収入 2069万円
支出
経常経費 699万円(全額人件費)
政治活動費 1168万円
支出の項目はこの二件だけである。
通信費も事務用品費も交通費も全部0。
差額は繰越金。
一方、政治資金収支報告書 森田健作政経懇話会
収入総額 1957万円(うち政治団体からの寄付 1168万円)
この、政治団体からの寄付1168万円は、自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の政治活動費1168万円とピッタリ一致する。
自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部は、入ってきた金のうち人件費を除いた金額全額を森田健作政経懇話会に寄付しているのである。
自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の仕事は、森田健作政経懇話会に資金を寄付することだけなのである。
森田が個人ではもらえない企業からのお金を集めるだけが仕事なのである。
しかも集めた金を実にこまめに渡している。
毎月定期的に入ってくる金をその都度渡しているのかと思えるほどである。
いくつかの企業がほぼ定期的に一定額を自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部に献金している。
ドン・キホーテは月額30万円を毎月25日前後に献金している。
日本抵抗器販売は月額20万円をやはり毎月25日に渡している。
そして年末には100万円を上乗せしている。
(ページが変わると何故か日本抵抗器製作所と社名が変わっている。販売は製作所の関連会社。
両方とも 代表者 木村 準
社長室
〒140-0013 東京都品川区南大井6丁目20番7号
TEL: 03-3762-6212(代)
FAX: 03-3762-6253)
さて森田が政党支部を通して受け取った金がドン・キホーテの金だと知らないでいたとは考えられない。
日本抵抗器というところからのお金だという認識がなかったはずはない。
また、ドン・キホーテや日本抵抗器が、森田個人に献金しているのだ、という認識がなかったはずはない。
完全にトンネル団体の自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部。
献金する側もされる側も互いに相手を正確に認識している。
たとえ政党支部への献金であろうとも、その政党支部が完全なペーパー団体だと両方が認識しているとすれば、これは完全な脱法行為であり、小沢献金問題に鑑みれば、明らかに違法であり、即逮捕につながらなければならない。
平成19年度の報告書だけでもこれだけのいかがわしさである。
1日も早く森田逮捕の報を聞きたいものだ。
暫定税率廃止!天下り禁止!議員世襲禁止!
古書 那珂書房
特に歴史書が充実しています
小沢と比べて悪質さでは数段上の森田健作についての報道は、当選後の舞い上がった森田の動向を伝えているだけのところがほとんどである。
マスメディアが森田の違法行為について無視する姿勢を見せていることについては、「さもありなん」と思うのではあるが……。
西松献金事件のときと違って、今回はどこからも(検察及び警察&漆間)リークがないというのが、理由の一つであろう。
記者クラブ発表とリーク情報に頼ったマスコミは、報道人としての矜恃(きょうじ)を失い、取材能力を失い、権力への批判力を失い、権力の意のあるところを慮り、その意に沿った情報を垂れ流すのみの存在に成り下がっている。
公職選挙法違反で検察・警察が動くのを待っていてもまず動くことはないだろう。
小沢の公設秘書逮捕が3月3日。
直後から自民党議員特に二階経産相の取り調べも視野に、などというニュースが流れ、それからも、今にも捜査に着手か?と思わせるニュースが断続的に流されてとうとう1ヶ月。
検察はやる気がない、というのがはっきりした。
森田健作の場合も多分同じだろう。
検察+政府+自民党にとって森田の捜査及び逮捕は何のメリットもない。
マスコミにしても、その連中に逆らうつもりなどさらさらない。
明々白々たる公職選挙法違反にも知らぬ顔。
さらに森田の場合、政治資金規正法違反もひどいものがある。
多くのブログが綿密な検証をしている。
東京サバイバル情報 ☆一時避難せよ☆さんが森田の二つの政治資金団体の収支報告書を掲示され、その二つの団体の住所が同じであることを指摘されている。
わたしも触発されて収支報告書に当たってみた。
とりあえず平成19年度分。
20年度分はまだ公表されていない。
上が「自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部」のもの。
下が「森田健作政経懇話会」のものである。
確かに二つの団体は同じ住所である。
ところでよく見てみると、その他にもいくつかおかしなことに気づかされる。
会計責任者は「古川隆雄」、「中村充宏」と別人である。
が、電話番号は「03-5250-6603」と、同一番号である。
一本の電話を別々の団体が使っている。
古川さんと中村さんが、一本の電話を挟んで座っている。
電話が鳴ったとき、どちらがなんと言って受けるのか。
もう一つ、事務担当者の名前の字を比べてみると、心なしか筆跡が馬鹿によく似ている。
電話番号の数字を見ると、これはもう、同一人の筆跡ではないか?
素人のわたしには断定的なことは言えないが、疑いはぬぐえない。
もう一つ、左下の東京都選挙管理委員会の受付印にも注目。
受付日が3月28日と両方とも同じ日である。
これは一人の人間が、同時に二つの書類を提出したと考えるのが自然であろう。
古川さんと中村さんが、同じ日に別々に書類を提出するために出向いたとは思えないが、これもまた断定は出来ない?
中身はどうか?
これについても”東京サバイバル情報 ☆一時避難せよ☆”さんが指摘されていることがある。
”事務所費0”
森田健作政経懇話会の方にだけ、5,458,759円の事務所費が計上され、自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の事務所費は0円。
森田健作政経懇話会は個人の資金管理団体であるので企業からの政治献金は受けられない。この辺は小沢問題で大分お馴染みになったところである。
しかし、政治団体からは受けられる。
そこで自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の出番となる。
政党支部は企業献金を受けられる。
企業→自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部→森田健作政経懇話会というふうにお金を流す。
自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部 収支報告書によると
本年の収入 2069万円
支出
経常経費 699万円(全額人件費)
政治活動費 1168万円
支出の項目はこの二件だけである。
通信費も事務用品費も交通費も全部0。
差額は繰越金。
一方、政治資金収支報告書 森田健作政経懇話会
収入総額 1957万円(うち政治団体からの寄付 1168万円)
この、政治団体からの寄付1168万円は、自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の政治活動費1168万円とピッタリ一致する。
自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部は、入ってきた金のうち人件費を除いた金額全額を森田健作政経懇話会に寄付しているのである。
自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部の仕事は、森田健作政経懇話会に資金を寄付することだけなのである。
森田が個人ではもらえない企業からのお金を集めるだけが仕事なのである。
しかも集めた金を実にこまめに渡している。
毎月定期的に入ってくる金をその都度渡しているのかと思えるほどである。
いくつかの企業がほぼ定期的に一定額を自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部に献金している。
ドン・キホーテは月額30万円を毎月25日前後に献金している。
日本抵抗器販売は月額20万円をやはり毎月25日に渡している。
そして年末には100万円を上乗せしている。
(ページが変わると何故か日本抵抗器製作所と社名が変わっている。販売は製作所の関連会社。
両方とも 代表者 木村 準
社長室
〒140-0013 東京都品川区南大井6丁目20番7号
TEL: 03-3762-6212(代)
FAX: 03-3762-6253)
さて森田が政党支部を通して受け取った金がドン・キホーテの金だと知らないでいたとは考えられない。
日本抵抗器というところからのお金だという認識がなかったはずはない。
また、ドン・キホーテや日本抵抗器が、森田個人に献金しているのだ、という認識がなかったはずはない。
完全にトンネル団体の自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部。
献金する側もされる側も互いに相手を正確に認識している。
たとえ政党支部への献金であろうとも、その政党支部が完全なペーパー団体だと両方が認識しているとすれば、これは完全な脱法行為であり、小沢献金問題に鑑みれば、明らかに違法であり、即逮捕につながらなければならない。
平成19年度の報告書だけでもこれだけのいかがわしさである。
1日も早く森田逮捕の報を聞きたいものだ。
暫定税率廃止!天下り禁止!議員世襲禁止!
古書 那珂書房
特に歴史書が充実しています
ほんとあの「青春右翼馬鹿」酷いですね。
それを無視するマスコミや検察は、もっと問題ですが…
これからもよろしくお願いします。
リンク張らせて頂きます。
現に私の選挙区でも
支部長と現職議員は同一人であり・事務所は一緒です。
国賊:小沢は
政治力を使って公共工事を談合などで歪めたからこそ・担当者が逮捕されたのです。
森田氏は
これから知事の仕事を行うのですから・記載に間違いがあれば修正すればよいだけで・何の問題もありません。
わたしはあなたほど寛容ではありませんので、ささいなことにも腹を立ててしまいます。
千葉選前に自民党から多額なカネがどれくらい動いているのでしょうか?
自民党の何処の誰から来てるのか?
そっちの方が気になるのですが??
大変失礼いたしました。
>自民党の何処の誰から来てるのか?
自民党からはお金を貰っていないのではないでしょうか。お金は森田が自分で集めてきているようです。
そのときに自民党の名前が必要なのです。
ドン・キホーテから毎月30万。
日本抵抗器から毎月20万+年末ボーナス100万。
シダックスから単発で1000万というのもありました。
そのほかにやはり単発で750万というのもありました。
いろいろなところからかき集めているようです。
何の問題もありません。>
こんなことを言っている国民が今の日本をねじ曲げて来たことに間違えはないようです。国賊というならば、自民党や公明党、それを支持する宗教団体、国民が国賊でしょう。税金の無駄遣い、支出、無駄、公務員改革を見直さずに税金を上げることばかり考えている、、それを支持することが国賊と言わずしてなんと言うのでしょう。
私は今回の森田の件は、小沢氏の件よりも悪質だと思っています。地検も捜査に着手すべきだと思います。
彼は叩けばまだホコリが出る男に見えます。
その庶民の善意や正義感を利用して自分たちの利益を守ろうとしている人たちは、間違いなく「国賊」の名に値するでしょう。
森田健作などはその典型ですね。
私自身はこの会の関係者ではないのですが、この人に知事をしていて欲しくはない千葉県民として、情報を集めていてこちらにたどり着きました。
政党支部なる団体と懇話会のつながりがとても分かりやすくまとめられていたので、「森田健作氏を告発する会(http://morikenaccusers.blog42.fc2.com/)」のコメント欄にて紹介させていただきました(事後報告で申し訳ありません)。
現在「森田健作千葉県知事に辞職を求める」オンライン署名も始まっています。
こちらの記事でより森田疑惑に対する理解と怒りが広がると思います。
これからもよろしくお願いします。
森田のインチキ選挙が注目されてから大分時が経ちました。
森田は相変わらず知事の座の座り心地を楽しんでいるようですね。
しかし、森田の存在は、こんな人間をなかなか辞めさせることができない現在の法制度や政治体制、マスコミの在り方など多くの問題をあらたに投げかけてくれています。
今後の推移に注目しております。