遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

賀状書く

2019-12-19 16:01:12 | 日記
令和元年12月19日(木)

賀状書く


年賀状を書くこと。
古来、「新年の御慶めでたく申し収め候」と
書いていたものが、年賀郵便が普及した明治
の末には、ハガキ向けの「謹賀新年」等に
なった。


十一月になると、お年玉付きの年賀はがきが
売り出され、暮れの忙しい中で暇を見ては
書き続けていく賀状の一枚一枚には、様々な
思いが込められる、、、、。

私も齢を重ねるうち、年々「喪中はがき」が
多く届くようになった。
亦、「病気療養中につき」とか「年を取り
目が不自由となり、賀状を失礼したい」とか
の断り状も届く様になった。
とても残念なことでは在るが、当方とて同じ
言葉にはせぬが、だんだん億劫になるのが
実情ではある。
とは言え、毎年賀状が減っていくのはとても
寂しいものである。


暮れが迫り、カミさんからヤイノと催促され
賀状を書き始めた。(PC作業)
今年の初め、長年愛用のパソコンが壊れ、、
買い換えたが、バックアップされていない
文書等(画像含む)が消えてしまい、、、
四苦八苦、幸い住所録は残って居り、
昨年までの賀状を参考にと、、は行かず、
大慌てで、作業に取り掛かっている。
25日までには、間に合わせたい、、、、


さて、「喪中はがきを受け取ったら、賀状は
出さない様に気を付けよう」の対処の仕方の
記述が在ったので紹介する。

喪中の方へ、「明けましておめでとう」とか
「謹賀新年」等の祝い言葉はさすがに失礼
なので「年始状」「喪中見舞い」等といった
挨拶状を出すのが良いとの記述である。
相手の家族の立場や心情を気遣い当然の事。
逆に、喪中の方は「賀状が来なくて寂しかっ
た」とか「賀状に励ましの言葉を貰い嬉し
かった」等の意見もある様です。
中々、難しい判断ではあるが、、、、
添え書きの一言は、「うれしい」ものです。



今日の1句

賀状書く縁の薄き友にまた     ヤギ爺


※ 縁:えにし、えん、ゆかり


山茶花

2019-12-18 15:24:04 | 日記
令和元年12月18日(水)

山茶花

日本特産のツバキ科ツバキ属の常緑小高木
枝先に直径4~7cm程の花を付ける。
自生種の花は白色で、同属の椿に似ている
が、花弁が離れていて全体的に小さい。
自生地は九州、四国、中国地方の一部に
限られている。

日本古来の花にも拘らず、山中にひっそり
と咲いていた所為で、江戸の中期になり、
やっと一般に広まる迄は、椿と同じものと
思われていた様である。

園芸栽培され始めたのは江戸時代で、寺社
等で栽培された。
園芸品種は観賞用として、全国各地の至る
所で見られる様になった。


椿の花は、ぼたりと落ちるのに対して、
山茶花は花びらを、はらりと散らせる。
咲いては散り、咲いては散りを繰り返し
長い間咲き次いで、目を楽しませる。


色彩、形は白、紅、薄紅、絞り、八重
等種類も豊富にある。
花期は長く、10月半ば頃から2月頃まで
咲いている。

四国地方の方言で、椿を「カタシ」といい
それと区別するために山茶花を「コガタシ」
と呼ぶそうである。

山茶花の種子は大きく、油を採る。


今日の1句

山茶花の散りつぎてなほ華やげり    ヤギ爺

冬の雨

2019-12-17 15:43:13 | 日記
令和元年12月17日(火)

冬の雨


冬に降る雨は細かく、音もなく降る。
暗い感じはあるが、冬としては気温の高い
日に雨は降る。

これが次第に雪に変わるのは、 気温が3,
4度以下となってからである。
関東から西の地方では、雪が降る事は珍し
く、雨から雪に変わる冬の雨には特別な趣
が感じられる。
亦、「寒の雨」は寒の内に降る雨の事で、
寒に入り、九日目に降る雨を「寒九の雨」
といい、その年の豊作を齎すものと言われ
ている。
(寒の入りは、1月6日頃にあたる。)
逆に、北国では冬の雨は珍しく、雪になる
ことが多い。

今日は久しぶりの雨の朝となった。


今年は改元という大きな節目を迎へ様々な
行事、出来事があった。

我が町内でも色々な行事を、先日の餅搗き
を無事に終え、締め括りホットしたところ。
そんな朝、それこそ音もなく雨が降り続い
ている、、、、。

冬空に乾燥しきった、公園や庭の樹木等も
恵の雨を歓迎している様だ、、、、。


今日の1句

冬の雨樹木も伸びをして居りぬ    ヤギ爺

餅を搗く

2019-12-16 16:05:13 | 日記
令和元年12月16日(月)

町内餅搗き大会


日曜日、町内恒例の餅搗き大会が在りました。
前日(14日、土曜日)朝から餅つき道具の
点検を行い、その後カミさん達が「トン汁」の
材料の買い出しへ、他の役員は餅搗きの材料
(糯米、黄な粉、餡、餅取り粉、砂糖等)、
飲料(ビール、ジュース、お茶等)お菓子、
御つまみ、食器類(紙コップ、椀、サラ、箸)
ラップ、アルミホイール、調理手袋、ゴミ袋、
等々を量販店へ、、(昨年迄の店が閉店)

午後、蒸篭、バケツ、鍋、糯米、笊、野菜等を
洗う、、後、糯米を水に晒し一晩漬けて置く。
ご婦人方は野菜、肉等をカットし、冷蔵庫へ、
準備万端、、、、、

日曜日の午前8時、役員等が公園へ集合、、
テント設営、机、椅子や石臼、杵等の配置。



公園前のK氏宅庭に、竈(3基)、蒸篭、湯釜
トン汁の大鍋を準備、、、、。

蒸篭、湯釜、


豚汁の大鍋、下で、焼き芋も、

公園では、子供会役員、婦人会等が伸し餅
や餅作り(餡、黄な粉、納豆、大根おろし、善哉
等)の下準備に忙しい、、、。


こちらでは、善哉作り、、

9時30分頃、搗き手が揃わぬ儘、米が蒸し
上がり、1回目の餅搗きが始まる。

止むなく役員(年寄り)が餅を捏ね、子供会
のお母さんが返し手を、、、、。
一臼が搗き終わる頃、搗き手(消防団、福祉
施設の若手、町内の搗き自慢等)が参集、

やがて、豚汁が煮上がり、餡コロ等の餅も出来
上がる、、、早速、豚汁を頂く、、、

具沢山でアツアツのを、、「旨い、、、、」
町内の子供やお年寄り、家族連れ等も続々と
集まってくる。 年配者は豚汁、善哉に並び
子供達は、早速餅つきに参加、小学生位に
なると、一人で搗きたがる。

最初に大人が搗き、見本を、、


ちびっ子も、


女の子も、

ちびっ子も、女の子も、小さな子は爺さんや
母親に手を引かれ餅つきに大ハシャギである。

孫と餅を搗く(イイ顔です、)

お年寄り達は日向のベンチで、豚汁、餡コロ
黄な粉、善哉等、子供達の餅つきを見ながら
次々お代わりをしている。
絶好の餅搗き日和となり、、、、今日1日は
町内の大人も子供も和気藹々、、、、

真打登場

少子高齢化が進み、我が町内でも子供の数が
極端に減り、数年後(イヤ来年?)に子供会
が無くなるのでは、との噂もある。
共働きの家庭が多く、子育て精一杯でとても
子供会の行事まで参加出来ない、と親御さん
達がやりたがらない(学校のPTAでも同じ
意見が多く)後任の役員が見つからないのが
現状の様です。
自分の家で十分、、他人の面倒迄という方
が多い様である。

今日のとても楽し気な一日は何処へ行って
しまうのか、、、、、。

絶好の餅搗き日和


今日の1句

爺婆も子と陽溜まりに餅を喰ふ    ヤギ爺






潮路句会

2019-12-15 15:31:01 | 日記
令和元年12月15日(日)

潮路句会定例会

日時 : 令和元年12月14日(土)13時~
場所 : 大手コミュニテイ・」センター
兼題 : 1)冬日、2)藪柑子、3)当季雑詠

令和元年最後の俳句会です。
大会議室、小会議室共に使用中、
年末となり、連日各サークルや町内会等の打上げ
が行われて居り、この日も二つのグループが、
忘年会(大会議室)小会議室は12時丁度に終り
後片付けの真っ最中、、、、。
急き立てる様で申し訳ないが、我々は1時からの
予約済み、、、。 急いで片付けられました。
机の配置替え、短冊、披講用紙、清記用紙、短冊
等を配布し、茶の準備をする。
投句を終え、、、、
来年度の行事日程、新年会(1月11日)、吟行
等のお知らせの後、
主催より今年1年のねぎらいがあり句会が始まる。

藪柑子実の一つだに隠し得ず     玲 子


潮路抄

檻の鷹もつとも高き枝掴む      玲 子


田終ひの煙たなびく田圃かな     勝


綿虫を息吹きかかて飛ばしをり    美保子


団子やの赤味噌匂ふ冬うらら     魚 青


緋扇の裾曳きて舞ふ冬衣       輝 子


山頂の手に届きそな冬の星      政 子

あばた面柚子浮かべをる湯舟哉    美智子


歩み止む籬の隅に藪柑子       セツ子


我と居て転寝をする浮寝鳥      ヤギ爺




次回の潮路句会(新年会)
日時 : 令和2年1月11日(土)
     午前11:30集合、食事会後句会
場所 : 大手コミュニテイ・センター
兼題 : 1)初詣、2)初鏡、3)当季雑詠
     10句提出の事。