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気まぐれな神社・仏閣めぐりぶらり旅の備忘録 Ver.2.1

神社・仏閣、史跡などぶらり散歩・旅めぐりでの写真、珍散文を載せていいます。(自分の備忘録)

鎌倉山ノ内 円應寺の十王の解説板標

2021-12-30 | 鎌倉

おはよう、
今日(211206)は、久しぶりに「鎌倉、北鎌倉エリア」をぶらり散策、建長寺と道路を挟んで反対側に石階段の参道、山門が見える、「円應寺 閻魔大王」を参拝してきました。本堂・仏殿(十王堂、閻魔堂)を拝観しました。見事な十王像、閻魔大王像が安置されています。
円應時の入口は石階段と山門、赤色の幟旗には「南無地蔵菩薩」とあります。
十王の説明案内板標が展示されていました。参考まで記事アップします。(堂内の撮影は了解を得ています)
円應寺は、死後に出会う十王を祀る寺です。この十王を裁判官として、善悪時を裁くとのこと。
大寺院・建長寺の前に小さく佇む寺院は、目立たず、地味な印象を受けます。境内は、びっくり驚きです。中世一有名であろう仏師・運慶作と伝わる迫力の閻魔大王御一行さまが待っています。十王信仰では、人は死後、地獄の番人(裁判官)たちから7日ごとに生前の行いについて取り調べを受け、その結果を受けてどこに生まれ変わるかが決定されます。!!!
十王思想とは、
死んだ後、善人は極楽、悪人は地獄に行き、善人でも悪人でもない人は、冥府で7日ごとに十王の裁きを受けていき先が決まるという思想です。(出典元はネット情報)

知覚禅師の像(智覚禅師は円応寺の開山)「木造智覚禅師坐像」

仏教徒は、

十善戒

十王とは、裁判官の役割で、裁いていきます。
秦広王(しんこうおう)1 は、初七日(七日目)に出会う王。(不動明王の化身)
初江王(しょこうおう)2 は、十四日目に出会う王。(釈迦如来の化身)
奪衣姿 像(だつえば)2 は、十四日目に出会う婆

三途の川

宋帝王(そうていおう)3 は、二十一日目に出会う王。(文殊菩薩の化身)
五官王(ごかんおう) 4 は、二十八日目に出会う王。(普賢菩薩の化身)

閻魔大王(えんまだいおう) 5 は、三十五日目に出会う王。(地蔵菩薩の化身)

閻魔大王 5 52

閻魔大王 5 53

変成王(へんじょうおう) 6 は、四十二日目に出会う王。(弥勒菩薩の化身)

泰山王(たいざんおう) 7 は、四十九日目に出会う王。(薬師菩薩の化身)

平等王(びょうどうおう) 8 は、百ケ日に出会う王。(観世音菩薩の化身)

都市王(としおう) 9 は、一周忌に出会う王。(勢至菩薩の化身)

五道転輪王(ごどうてんりんおう) 10 は、三回忌に出会う王。(阿弥陀如来の化身

以下の裁判官が加わると「十三王」となる。
七回忌   → 蓮華王(阿しゅく如来)
十三回忌  → 抜苦王(大日如来
三十三回忌 → 慈恩王(虚空蔵菩薩

地蔵菩薩(延命地蔵尊)「木造地蔵菩薩半跏像」
詫言地蔵とも呼ばれ、お参りすると本人に代わって閻魔大王にお詫びしてくださり、閻魔大王のお許しを得ることができるのだとか。
鎌倉二十四ヶ所地蔵 第八番札所


その他、
パンフレットに書いてある懺悔文を閻魔王の前で合掌して三回唱えると罪が許されるそうです。!!!
我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋痴(かいゆうむしとんじんち)
従身口意之所生(じゅうしんくいししょしょう)
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ

以上
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