ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

初顔合わせ。

2005-09-16 00:25:54 | 日記
 内定者連絡会に行く。
 ちょっとした連絡の後は、先輩社員のお話を聞く時間。1年目の人と2年目の人。本屋の仕事は、ずっとバイトしてたからだいたいイメージできるけれども、自分が社員になるんだ! という気持ちで聞くと、なんだか霊験あらたか(?)というか、ををを社会人になるんだぁぁぁぁという気持ちに。マイナス思考が基調のわたしは、おそろしさや不安やダルさ(こら)が先立ってしまうわけだけど、ちゃんとわくわくもする。好きで決めた仕事だ。
 終わったあと、同期7名でお茶を飲みに行く。女子チームはかなり盛り上がったが、男子二名は肩身狭そうにポカーンとしていた。なんだか申し訳ない。わたしは内定もらって就活終了してウカウカしてたのだけれども、話を聞いてみたら二名ほど、内定辞退を考えているという。夢をあきらめたくない、もうちょっとがんばりたい、というのがその理由。ほんとに本屋でいいのかな、という気持ちのまま決めても後悔しそうだ、と一人が言った。ああ、そういう人もいるのか、といまさらながら思った。わたしは希望がかなった幸運な例なのだなぁ(というか、かないそうなところまでハードルを下げるのがわたしのやり方だから、比べられても困るんだけどな)。ここで働くことを決めてはいるが、ずっとここで働くかどうかはわからない、本当にやりたいことは他にある、という人もいた。いろんな人がいるんだなぁ。実際同期になるかどうかはまだわからないけれど、同じ場所で違うものを見ている人たちの話が聞けてよかった。改めて、自分は人生のとんでもない岐路に立ってるんだということを実感できた。

 かなり仲良くなった子が、どう考えても彼女に似ている。外見ではなく、中身が。ノリが合う、だけど、ときどき嫌悪感がおそってくる瞬間がある、という感じが、もうそっくりというかそのものというか。考え方というか、性格というかが、わたしととても近いのに、決定的に違っている。そのズレが、ときどき、ひどく不快という感じが、もう。これは、似ている。本当に似ている。デジャビュすぎてめまいがする。ノリは合うので、一緒にいるのがぜんぜん苦痛でないところが、かえってタチが悪い。適切な距離を保つことに細心の注意を払おう。じゃないと多分、嫌いになってしまう。まあ、もう大人なので、きちんと気をつければ大丈夫だとおもうけれど。