ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

原作つき映画は……

2005-09-14 01:17:46 | 映画三昧
 映画もなかなか見れない。というか、見たい時期には見たい映画がなく、見たい映画が大発生した今、見に行く隙がなかなかない。かなしい。
 かなり前に見た映画がまじっている。


○姑獲鳥の夏
 原作つき映画は、原作知らなきゃ無理だよなぁ、とおもう。原作つき映画をみるたび毎回おもう。ダイジェストみたいになっちまう。まあ、イメージ映像としてはがんばってるかもしれないけれど。相手が京極堂じゃ、2時間の映画にするにはボリュームがなぁ。あの膨大な京極堂の知識量をぐわっと脳に注入される感じが楽しいのではないのかしらね。映画ではそういう感じがちっともせんで残念。まあ、役者の人たちはだいぶよかったとおもう。


○劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
 サークルの萌え仲間たちと行く。あの原作からこんなパラレルなストーリーをつくりあげたことはとてもすごいとおもう。つまらなくて能のない焼き増しよりよっぽどいい。アニメ版、まとまりあったし、多少説教くさかったが、まあなかなかよかったとおもう。腐女子への配慮を忘れない感じがなんともいえない。大佐ー。


○NANA
 やっぱり原作つき映画は以下略。マンガをそのまま移しているから、起承転結がいくつもあって、続けて見るのは疲れる。やっぱり映画全体として大きな起承転結が必要だとおもった。マンガと映画の違いを感じる。あと、もうちょっと原作のイメージに近くて、もうちょっと演技のうまい役者さんがいてくれたら、とおもった。ナナは歌はうまいが、セリフしゃべらせるとしょっちゅう声が裏返るし、ヤスとシンちゃんは、セーラームーンの実写版みたいだ……。そんな中では、成宮くんと玉鉄がかがやいて見えた。
 あと、幸子がイメージぴったりだったのが個人的にはツボ。

読書ペース落ちる

2005-09-14 01:01:18 | 読書三昧
 しばらくは卒論関係の本ばかり読むことになるとおもうので、その他の読書はきっとほとんどできない。というか、封印しないといつまでも卒論進まない。かなしい。

「春、バーニーズで」吉田修一
 やっぱいいなぁ、吉田修一。
 自分で敷いたり社会が敷いたりしてるレールをなんだかんだで走っているというのが普通の人生の形だとおもうんだけど、そのレールをちょっぴり踏み外した(踏み外しそうな)瞬間の風景が書かれているとおもう。ほんのちょっとであろうとも、レールの外は、取り返しがつかない場所だとわたしはおもうよ。


「レボリューションNo,3」金城一紀
 友人にすすめられる。エンターテイメント系はただただ楽しく読めていい。こんなに頭がよくて活きがいい高校生、ほんとにいたら素敵だね。


「生まれる森」島本理生
 「ナラタージュ」ととても似ている。先生と微妙に恋愛。作者の実体験か?


「風味絶佳」山田詠美
 あいかわらずうまいけど、相変わらずグロい話を書く人だ。男主人公の方が読みやすい気がした。まだグロくない。

千秋さま……!

2005-09-14 00:52:27 | 日記
 卒論……!

 家にいると寝てしまうので、ここ何日かは隣駅まで歩いて隣町のスタバorエクセルシオールで勉強というパターン。運動不足も解消できてとてもよい、ような気がするけれども、いざ手をつけてみるとほんとに80枚書けるのか、先が見えなくて切ない、卒論。参考資料だけ増えていく。資料を読むのは楽しい。が、こんなに論文あるんだからわたしが書く必要なくね? とおもってしまう。せつなす。なすー。

 のだめがおもしろいなす。オレ様千秋さまがかっこよい。