ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

ペットボトルのふたのしあわせのこと

2005-09-01 03:19:34 | 日記
 アイポッドシャホーをほぼ衝動買いする。
 ゲームキューブ(ピクミン専用。他のゲームをプレイする予定皆無)とものすごく迷った挙句の選択。ゲームは卒論が終わったらやることにする。
 シャホーはいっち万円強のお値段で100曲くらい入れとけると聞いたので購入を決定。MDウォークマンを妹に払い下げた後、外で音楽聞く手段が皆無だったのだけど、こんなに手軽なものが登場したのなら買ってもいいかなーとおもったのだった。そうおもった直接のきっかけは、今年のサークル合宿の移動時間がバス6時間だと知ったこと。バスじゃ本も読めないし、音楽聞くしかないじゃん……! ということ。ふむ、単純。なんか、単純な理由であっさりと衝動買いに踏み出せてしまえる危うい精神状態だ。お金があるわけではないのに。内定出たら急に気が大きくなったというか、残りの学生生活を楽しめるだけ楽しみつくしてやる! という根性が出てきた。お金が足りないせいで我慢することは極力減らそうと。バイトがんばり時代にためた老後の資金をがつがつ刹那的に切り崩すこともいとわなーい。
 シャホー導入に際しては某氏の全面的なバックアップのもと、わたしは何もせんかった。ヨドバシのおにーさんに声をかけることから、パソコンの環境整備まで。わたしはお金しか出してない(ヨドバシのポイントは出してもらった)。機械的なもの全般に詳しい人が身内にいるととても助かる。それ以外にも、組み立て家具を組み立ててもらったり、合宿帰りに迎えに来てもらって荷物を持ってもらったり、助けてもらうことが多々ある。ありがたやありがたや。恩返しをしたいけれども、わたしにできることってぜんぜんないなぁ、と気づいた。あちゃー。
 駄菓子菓子。男の子に「これできなーい」とか「これわかんなーい」といってあらゆる作業を丸投げすることこそ女子の仕事なのではないだろうか。わたしは、くだらないことでも、某氏にやってもらうのがとても好き。肩代わりしてもらうということ自体がとても幸福だとおもうから。
 しかし、それじゃあわたしばっかり恩恵こうむっちゃうなとおもって某氏に確認をしてみたところ、わたしをいろいろ手助けすることはまんざらでもないらしい。一安心。頼りにされてる感が嬉しかったりするのかな。だったらば双方が幸せでよいことだね。ペットボトルのフタをあけてもらうだけで双方が幸せになれるのだとすれば、これほど素敵な世界はないじゃないか、とおもうのである(それにしてもペットボトルのふたくらいな自分で開けられた方がよいのではないかと思うときがたまにある。まあ、毎回ふたが開かないわけじゃないのだけれど、そこそこの確率であけられないペットボトルに遭遇する。幸せ以前の問題か。自分非力すぎる)。

 今回シャホーを導入して、まず最初に突っ込んだのは菅野よう子の楽曲群。
 なんだかもう、本当に、菅野よう子はいい。
 最近、わたしの部屋でかかる音楽の割合は
 菅野よう子:その他もろもろの音楽 = 2:1
 くらいの勢い。そうとうなもの。
 たまらん。泣きそう。もっとホスィー。菅野さんは基本的にサントラ畑の人だから、今までは見たことある作品のサントラにしか手を出してこなかったんだけど、これはもう見たことも聞いたこともない作品のサントラでも菅野の名前があれば聞くしかないかと思い始めた。わたし、基本的に曲と作品は結びついているとおもうから、曲単体で聞くっていうことはあまりしないんだけど。菅野よう子の音楽を体が求めている! 足りない! もっと! プリーズ! 状態なのでしょうがない。ああ。どうしてこんなにはまってしまったのだろう。じっくり考えてみたい気もする。