花椿夕月の『雪*星*さざれ石』

日本映画ネタ、雑ネタなど

☆2月24日 映画「天上大風」を見た

2020年02月24日 | この映画見ました

花椿です。

昨夜、源氏鶏太 の原作を映画化した作品「天上大風」(てんじょうたいふう)を

見た。 この映画作品を巨大コレクターから入手した理由として俺の好きな宝田

明と河内桃子のコンビが出る作品が見たいってのもあるが、そもそも源氏鶏太の

原作モノにハズレなしが俺の考えだ。 


入手した31本の中に島倉千代子のメロもあって迷ったが、まずこちらから先に

見た。 その結果は大正解! 主要目的の宝田明と河内桃子の出番は少ないが、

めちゃめちゃ面白くて一気に見てしまった。


ストーリーを簡単に書くと、ある不動産企業を二代目ダメ社長の千秋実が経営し

ているが、まったくの女好き、ぐうたら社長で経営の実権は専務が握っている。

しかし千秋にとってはこの専務がウザくて、かつての学友だった池部良を九州か

らスカウトして会社の総務部長にした。


池部は会社の不正経理に気が付いて専務を調査するうちに大株主(仕手筋?)の

左卜全と会社乗っ取りを計画していると知った。 そこで、池部は一計を案じて

左を味方に付けて専務の追い出しに成功する。


会社は千秋の美貌の妹である香川京子が専務に就任して、池部は常務として香川

を補佐する職務をするつもりだったが、ここで大逆転。 千秋はだんだんと仕事

の出来る男である池部の存在を疎ましく考えるようになってついに辞職へと追い

やった。


香川は池部を復職させるべく自らが社長となって池部の心変わりを願うが、池部

の決意が固く、しかも結婚を誓う相手がいると知り身を引くのだった。 池部が

九州へ発つ日、東京駅のホームで見送る香川の目に涙が光った・・・・。


千秋実のダメ社長ぶりもひどいが(見る側にはそれも面白いが)、とにかく池部

良がカッコいい! しかも千秋の妹を演じる香川京子が美しいし何かと池部の面

倒を見るのだが、予想に反して香川の愛は悲恋に終わった。 この予想外な展開

はむしろサプライズ。 観客に余韻を残したのではないか。


宝田明と河内桃子のコンビは出番は少ないがストーリーに花を添えたと思う。

あくまで主役は池部良と香川京子。 それに千秋実だろう。 仕手筋の大株主を

演じる左卜全も意外性ありありで良かったと思う。


俺の作品評価はランクAA(最高クラス)だね。 絶対に面白い。 

1956年(昭和31年)11月公開の東宝作品だ。 モノクロ映画。


■写真1

宝田明(右)と河内桃子。

■写真2

香川京子。

■写真3

池部良と恋人役の白石奈緒美 。

■写真4

香川京子、宝田明らが東京を去る池部良を見送る最後の場面。(at 東京駅)

なおモノクロ写真をカラーライズしてあります。 悪しからず。


じゃ、またね。

2020年2月24日、16時55分記。



コメント (2)
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☆2月17日 I Love 雪村いづみ💛💛💛#17

2020年02月17日 | I Love 雪村いづみ💛💛💛

花椿です。

#11で書いた月刊平凡スタアグラフ雪村いづみ集に出ていた色彩グラビア。 

カラーライズした写真ではなくて本物の雪村いづみのカラー写真ですね。 

かなりレアじゃないかと思う。


とにかく雪村いづみが好きでたまらん!

じゃまたね、

2020年2月17日、午前0時55分記。
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☆2月16日 山本富士子スナップショット(その31)

2020年02月16日 | 山本富士子スナップショット

花椿です。

映画ファン誌の1957年(昭和32年)新年号のモノクログラビア「舞扇」よ

り。 左のページだけ切り取ってカラーライズしたのが下の写真だ。 左が山本

富士子で右が中村玉緒ですね。


説明文は時代劇に出る女優は立ち振る舞いを美しく決めるためには日舞の稽古が

必要であり、藤間流の二人が揃って新年の初舞をしたとある。 しかし新年号は

11月末の発売なので、あくまで雑誌社の企画と思う。

(個人的には疑似カラーでも肌色が出る方が綺麗に見える)


とにかく山本富士子の美貌が好きでたまらん。

じゃ、またね

2020年2月16日、20時50分記。
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☆2月16日 山本富士子スナップショット(その30)

2020年02月16日 | 山本富士子スナップショット

花椿です。

1960年(昭和35年)の近代映画誌のモノクログラビア「春の陽ざしに」よ

り。 ドレッシング・スタイルとスポーティ・スタイルの比較するのだとか。 

一部を切り取ってカラーライズを試したのが下の写真。 派手な色が出せないの

でやや不自然じゃあるけど、カラー化して肌色が出る方が立体感を感じるのは確

かだと思う。


とにかく山本富士子の美貌が好きでたまらん。

じゃ、またね

2020年2月16日、20時35分記。
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☆2月6日 桑野みゆきスナップショット(その28)

2020年02月06日 | 桑野みゆきスナップショット

花椿です。

近代映画誌の1960年(昭和35年)5月号のモノクロ・グラビアから。 整形

する1~2年前じゃないかと思う。 写真はカラーライズも試したが、背景の単純

なポートレートのカラー化はAIが一番苦手にする。 結局、手を加えずにモノク

ロのままでアップしておいた。


じゃ、またね、

2020年2月6日、14時35分記。

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☆2月5日 天知茂スナップショット#8

2020年02月05日 | 天知茂スナップショット
花椿です。

今回はDVD-BOXが発売されたばかりのテレビドラマ「さすらい」から。 

1969年にオンエアのドラマだ。 「さすらい」はTBS系列なので俺の地元

ではRKBで放送されたと思うが、当時、中3の俺には全く記憶がない。 見て

いなかったと思う。


ドラマは26回でまだ現時点で19回までしか見ていないが、かなりオモロイ! 

アクションあり、すれ違いあり、謎解きありのミステリ・メロドラマの秀作だ。


天知が変な事件に巻き込まれて行方不明になった妹(青木一子)を探す過程で元

の恋人である野際陽子が現れる。 しかも野際は妹の行方と関係がある大企業の

社長夫人だった! まあ、こんな感じでストーリーが進むうちに日本政府の核兵

器開発の謎に接近する。 骨太なサスペンスに天知と野際のメロドラマが絡む。


ご都合主義というか突っ込み所は満載やけど、30分ドラマらしいスピーディな

ストーリー展開。 このDVD-BOXは楽天で16500円もしたけど、それだ

けの価値はあるね。 興味のある人は買ってちょんまげ。 


下の写真は天知茂と野際陽子。 それをカラーライズしてみた。 天知の眉間の

シワが早くも花盛り。


天知茂が好きでたまらん!

じゃ、またね、

2020年2月5日、15時ちょうど記。




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☆2月3日 山田真二スナップショット#21

2020年02月03日 | 山田真二スナップショット

花椿です。

最近ヤフオクで入手した映画ファン誌の1957年(昭和32年)新年号の折り

込み色彩グラビアだ。 上の写真がグラビア全体で、下は山田真二の部分だけト

リミングした。


左から芦川いづみ、川上康子、小山明子、山田真二、小野道子、津川雅彦の順番。

津川雅彦の所が少し曇った感じになっているのは、手を汚さず読めるように雑誌

にビニールカバーをかけたからである。 


この中で小野道子はあまり有名じゃないが大映の中堅女優としてはかなり美貌の

人だ。 俺が最近見た中では「春高楼の花の宴」で山本富士子の弟子の役だった

と記憶しているが、どちらが弟子なのかわからないくらいの美貌だったぜ。


とにかく映画ファン誌の新年号で表紙の次の見開きの色彩グラビアのど真ん中に

山田真二が登場したのだから、当時の人気の程がうかがえる。


とにかく山田真二が好きでたまらん!!

じゃ、またね。

2020年2月3日、14時25分記。
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