花椿夕月の『雪*星*さざれ石』

日本映画ネタ、雑ネタなど

〔暇ネタ〕現在の持ち株一覧です

2023年07月19日 | 暇ネタ、食ネタ、美女、インテリアなど
花椿です。

2023年(令和5年)7月19日時点の持ち株一覧です。

今日はN225が+402円(32896円)の爆上げとなり、珍しく運用中の

23銘柄全部が上伸した。 こんなおめでたい日は年に数回しかないのと思うの

で記録に残す意味でブログに掲載しておきます。


これは株の配当で生活するのが目的で組成したポートフォリオで、キャピタルゲ

インが目的ではないので中長期で運用するつもり。 まあ三菱系がMUFG、三菱

HCキャピ、東京海上、AGC(旧・旭硝子)、三菱物流の5銘柄と多いのが特徴で

しょうかね。 一覧の「ふくおか」とあるのは地元銀行の「ふくおかFG」の略で

す。


配当総額は税込みで年間260万円くらい。 NISAがあるので手取り額は220

万円程度。 これにデイトレの稼ぎや損益通算などで240万円程度を回収して

生活費にしている。 単身で車は持っておらず、酒飲まない、タバコ吸わない、

ギャンブルしない、住宅ローンなしだから月平均で20万円もあれば十分余裕の

暮らし。


年金は貰っているが貯蓄したまんまで、たまに大型テレビやエアコンの買い替え

する時に出金する程度。 こんな楽な生活はないわあ、、と思いながら昼は株式

市場で遊び、夜は映画を見る生活ですね。(笑)


思想的には完全に右派、超保守で岸田政権支持。 左翼が大嫌い。 防衛力を圧

倒的に強化しなければいかん!といつも考えている。


まあそんなところです。

2023年7月19日、午後9時20分記。 NHKのNW9を見ながら。


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☆23年7月12日 映画「怒りの街(1950)」を見た

2023年07月12日 | この映画見ました

花椿です。

東宝作品の「怒りの街(1950年)」を視聴した。 実はこの作品、PC用動画フ

ァイルは4年も前にある親切なマニアから提供を受けていたけど、VHS3倍モー

ドで録画したような画質の悪さに閉口して未視聴のまま放置していた。


それが今回、東宝がDVDを発売したのを早速入手して初めて視聴したわけであり

ます。(上の写真はDVDからの切り取り画像)


まあDVDを買い直してまで視聴したかった最大の理由は成瀬作品に興味がある

というよりも、21才の若山セツ子が良い画質で見たい!というのと戦時国策

映画の「乙女のゐる基地」(松竹1945年)で陸軍特攻隊指揮官として凛々しい

姿を見せた二枚目俳優の原保美がどんなジゴロを演じるか、そこにも興味があ

った。


結果は大正解。 一般の映画マニア(あるいは成瀬ファン)の評判はどうか知ら

ないが、個人的にはかなり面白い作品だったと思う。 


視聴日時は23年7月7日の深夜。 ブルーレイレコーダーでDVDを直接起動し

て75型ブラビアのウルトラ級大画面から180センチの距離で正面から視聴し

た。 照明は常夜灯のみで漆黒に近い空間。 まさに映画館で視聴したかのよう

な錯覚に落ちた。(笑)


ストーリーを簡単に記すと、原保美と宇野重吉の二人の学生が銀座のダンスホー

ルで金持ちの女からカネを巻き上げて生活費や学費にする計画を立てる。 まず

美貌の久我美子が男前の原保美の罠にかかって多額の金品を巻き上げられたが、

原は久我をそこでポイ捨てにした。


次に獲物にしたのが木匠くみ子だ。 ダンスホールで立ちんぼしていた木匠に声

をかけジゴロをする。 成金の娘、木匠はすっかり原の手玉に取られてしまい、

原を結婚詐欺師とも知らずお金をじゃんじゃん工面した。


ところが原の妹である若山セツ子は原の資金源を疑い、元の恋人だった宇野重吉

から全てを知った。 そして若山から説得されて心を入れ替えた宇野が原のジゴ

ロ業をやめさせようとするが原は言う事を聞かない。


その後、原は闇の美女ブローカー浜田百合子 に接近するが、結果は浜田の色に

させられただけで捨てられた。 やがて木匠は原が結婚詐欺師だったと気が付き、

父親の志村喬は娘の復讐に刺客を放って原は大事な顔を斬られてしまった。


それでも病院のベッドに寝かされた原は「今度はこの顔のキズを売り物にする

方法を考えているんだ」と平然と言ってのけたのである。 宇野は泣き崩れ、

それを見た若山も涙ぐんだ。 以上。


★気が付いた点

1.主人公の原保美と宇野重吉は撮影時に30代半ばであり、大学生のジゴロを

演じるには年齢をくい過ぎている。 特に宇野は老け顔だから悲惨。 この点で

は明らかにミスキャストだな。

2.久我美子は3回しか登場しない。 2回目に宇野から「あなたは捨てられた

んだ」と真相を知らされる。 3回目にまた騙される。(笑)

3.原保美は「乙女のゐる基地」で陸軍中尉を演じた時から5年目。 この5年

間の差は大きいと感じた。(当時流行の二枚目顔ではあろうが)

4.やはり若山セツ子は偉大だった。 どんな映画に出ていても可愛い×10だ。 

今だったら間違いなくNHKの朝ドラ主人公であろう。

5.二人が外をダラダラ歩きながらしゃべるシーンが多い。 これ成瀬監督作品

の特徴らしいが。

6.冒頭に有楽町のガード、銀座4丁目交差点。 あと隅田川の橋が何回も登場

するが不明な場所も多い。(特に公園のシーンとか)

7.宇野重吉と若山セツ子が恋人だった時代の回想シーンが秀逸。 若山セツ子

のセーラー服姿は超レアだわい。 俺なんかは大喜びだぞ!


□写真1番目

左列:ダンスホールで知り合った原保美と久我美子。 

右列:宇野重吉と原保美。 後方の大学は不明。 少なくともK大、W大、T大で

はないと思う。

□写真2番目

左列:原保美と木匠くみ子。

右列:木匠くみ子。 お結びのような顔立ちである。 

(情報ページでは木匠久美子となっているがクレジットは木匠くみ子)

□写真3番目

左列:原保美と濱田百合子。

右列:宇野重吉と若山セツ子。 宇野から真相を告白されるシーン。

□写真4番目

左列:涙ぐむ若山セツ子。

右列:顔を斬られた原保美。

1950年(昭和25年)5月14日公開の東宝映画(田中プロ)です。 

モノクロ・スタンダードで監督は成瀬巳喜男 。 105分。 俺の作品評価は

役者陣を含めてランクA(かなり面白い)ですね。 主人公がミスキャストでな

ければAA(超絶的に良い)かもです。


じゃ、またね。

2023年7月13日、午前0時45分記。
コメント (2)
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☆23年7月10日 映画「水着の花嫁(1954)」を見た

2023年07月09日 | この映画見ました
花椿です。

東宝作品の「水着の花嫁(1954年)」を視聴した。 このブログでは昨年9月

に「女豹の地図」アップして以来、10か月ぶりの記事になります。 新しい

記事が出せなかったのは趣味の旧作日本映画のコレクションが増え過ぎてつい

に5千本近くに達して視聴に忙しく、ブログを書く時間的な余裕がなかったた

めであります。


今回は読者の方から新しい記事が読みたいとのコメントがあって、それならと

気分を入れ替えて少し前に視聴した「水着の花嫁」と「怒りの街」のうちまず

前者の簡単なレビュー出しておきます。


1か月前にある親切なマニアから提供された数十本からの旧作の中で、最初に

この作品をチョイスしたのは、俺の好きな池部良の主演作品で、デビュー直後

の宝田明と河内桃子も出ているというのが最大の理由。 ヒロインの寿美花代

にはあまり興味なかったが、とにかく視聴始めた。


ストーリーを簡単にまとめると、女子大の水泳部でコーチをしている寿美花代

がいた。 毎朝電車で見かける池部良に一目ぼれしていて池部もその気がある

ようだが新学期になって姿を見なくなりガッカリしていた。


ある時、野球場でばったり出会って実家の屋号だけ伝えたところで離ればなれ

に。 池部は一計を案じて財閥会長の父親に頼んで寿美の父親(柳家金語楼 )

が経営するお店に行ってお見合いを申し込んだ。


ところが何を間違ったのか写真が池部ではなくて全くの別人だったために、

てんやわんやに。 その後、二人が再会する場面もあるのだが池部はお見合い

を断られたと思っているからしっくりこない。


最後はお見合いの写真が違っていたと寿美が気が付いて、それを知った池部

も寿美が出場する神宮のプールに駆け付けてハッピーエンド。 もちろん途中

ですれ違いのシーンがあったり、池部に片思いする河内桃子との場面とかサブ

ストーリーも満載で結構面白く視聴できましたね。


★気が付いた点

1.寿美花代の顔がアップになる場面が何回もあって、そのたびに高嶋兄弟の

顔に見えた。(特に政伸の方に) この親子はクリソツだわい。(笑)

2.宝田明はオマケ程度の出演でメインストーリーとは無関係。 デビューし

たばかりの新人に役を与えたってところですかね。

3.クレジットには出ていなかったと思うが伊豆の旅館のシーンで岡田茉莉子

が芸者役でワンカットだけ出演していた。 友情出演だろうか?

4.伊豆のプールの場面が何回も出て来るが、これは松竹の「若旦那と踊子」

のロケ地でも使われた川奈ホテルじゃないかと思う。 この時代では最高レベ

ルのリゾートホテルじゃないだろうか。

5.寿美花代が伊豆の旅館にいる池部良を訪ねたシーンで旅館の女中が「池部

良に似た人ですよね」と言ったのに笑った。

6.伊豆の旅館で池部良に絡む芸者の役を塩沢とき(当時は塩沢登代路)が演

じていた。 まだ有名タレントとしてブレイクする遥か前。


□写真1番目

左列:東宝のポスター。 

右列:寿美花代。

□写真2番目

左列:電車の中で実は両思いだった池部良と寿美花代。

右列:池部良と父親の財閥会長(小川虎之助)。 小川虎之助は新東宝映画

でもよく出るけど現代劇では社長、会長の役が多い、しかも基本的に善人の

役ばかりで面白い存在。

□写真3番目

左列:チョイ役で出演の宝田明。 女優は不明。

右列:河内桃子。 池部良の行きつけのバーで女給している。

□写真4番目

左列:見合い写真が違っていたのに気が付いた寿美花代と父親の柳家金語楼。

右列:伊豆の旅館のシーン。 このワンカットだけ岡田茉莉子が登場した。


1954年(昭和29年)7月5日公開の東宝映画です。 モノクロで監督

は杉江敏男 。 89分。 俺の作品評価は役者陣を含めてランクA(かなり

面白い)ですね。


じゃ、またね。

2023年7月9日、20時25分記。

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追記:映画狂さんよりコメント欄にて宝田明の隣の女優は北川町子であると

判明しました。(23年7月11日記)





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