☆１２月３１日 山田真二スナップショット＃18

花椿です。

映画ファン誌のモノクログラビアより。　いつものサイトでカラーライズをし

てみたら、あまり良い絵が出ない。　で、他のサイトを試して完成したのがこ

れ。　地味な発色はそんなに変わらないがカラーノイズが減少して見やすい絵

になった。　


写真は右から山田真二（東宝）、根上淳（大映）、有馬稲子（松竹）となって

いる。　記事によるとバナナの皮に滑って転んだ根上淳が起き上がるのを他の

２人が助けるというイメージだ。


もちろん、この３人が同じスクリーンに出る可能性は皆無に近いので、単なる

遊びというか映画ファン誌の企画だろう。

（有馬稲子と根上淳は「川のある下町の話」に出ていたのを見た記憶がある）


とにかく山田真二が好きでたまらん！！

じゃ、またね。

２０１９年１２月３１日、朝４時５分記。

☆１２月２４日 映画「哀愁の街に霧が降る」を見た

花椿です。

昨日、映画「哀愁の街に霧が降る」を見た。　この前の日にブログで書いたば

かりの「朝霧」を見ているが、今度の映画は「朝霧」のちょうど１年後に東宝

が制作した作品だ。　もちろん山田真二と青山京子の青春コンビが主演である。


視聴を始めて１時間はこれでもか、これでもかと正統派メロドラマの直球を浴

びて人の善意と純粋な人間愛に感動しまくりの俺だったのが、終わり近くにな

ってガラッと様相が変化、火曜サスペンス劇場のような展開になったのには驚

いた。　ラストシーンではハンマーで頭をぶん殴られた気分にされた。


ストーリーを簡単に書けば、女子大生の青山京子が病弱な姉と２人で同居して

いて生活費を稼ぐ目的で似顔絵を描くアルバイトをしている。　たまたま酒場

に来ていた学生の山田真二と知り合って交際が始まったのであるが、ストーカ

ーの男（徳大寺伸）がいて青山を困らせていた。


ある日、徳大寺が二人の交際を妨害する目的で偽の手紙を青山に書いたため、

すっかり手紙を信じた青山は山田の元を離れた。　山田は必死の思いで青山を

探し出して、ようやく誤解が解けたのもつかの間、二人の家に訪ねて来た徳大

寺ともみ合いになり誤って徳大寺を刺し殺してしまったのだ。


山田を育てた伯父は世間体を気にして逃げるように勧めるが、結局、山田は

自首する道を選択する。　最後は青山と二人で警察署へ行くところで終わった。


なんかちょっと腰を折られた気分になった。　徳大寺伸を間違って刺したとこ

ろまでは、まあ、いい。　そのあとがダメ。　叔父を演じる小沢栄が「俺はこ

れから部長になるんだぞ！」と言って半狂乱になってスキャンダル発覚を恐れ

るシーン。　これが延々と続くが全く不要。　


ラストシーンで山田と青山が二人で警察署へ歩いて行く途中、急に大ヒットし

た映画の主題歌「哀愁の街に霧が降る」を二人で歌う場面があるが、自首では

なくてまるでピクニックへ行くような感じで、これにも水を差されたね。

（曲はともかく）


思うに恋人を救うために誤って人を殺すというのはメロドラマの古典的名作「

滝の白糸」やこのブログでも書いた「思い出月夜」なんかがあるが、ラストシ

ーンはもっと上手に処理してあったはず。　それと比較してシナリオが雑だね、

この映画は。　


あるいは最初から山田・青山が主演するメロ風のサスペンスドラマにしたつも

りかも知れないが、何にしても失敗作だ。　ただし初めの１時間は楽しませて

貰ったので俺の評価はランクＡ（水準作よりは上の出来）である。　この部分

に限っては捨てがたい味わいがあったのは確か。


１９５６年（昭和３１年）１０月封切。　東宝制作のモノクロ映画。　７５分。

山田真二が歌う主題歌「哀愁の街に霧が降る」が大ヒットした（らしい）。


写真１．

山田真二。　

写真２．

山田真二と青山京子。

写真３．

山田真二と青山京子。　ラストに近いシーン。

なお、写真はモノクロをカラーライズしてあります。


じゃ、またね。

２０１９年１２月２４日、２１時５５分記。

☆１２月２３日 映画「朝霧」を見た

花椿です。

映画「朝霧」を見た。　同名の映画が３本制作されているが、俺が見たのは

１９５５年（昭和３０年）１１月に東宝が配給した山田真二、久保明、青山京

子、岡田茉莉子、杉葉子が主演した青春メロ映画の方だ。


はっきり言って数か月前に「ロマンス誕生」を見た時に山田真二のファンにな

るまで、こんな映画がある事実さえ知らなかった。　しかし俺の場合はいった

ん好きになると徹底してこだわる方だから、山田真二のフィルモグラフィは全

て見なければいけないという気分に支配されて日本映画の巨大コレクターに照

会した。　そしたらあった。　


「朝霧」「哀愁の街に霧が降る」「若い樹」「ロマンス祭」など俺が見たいと

思う山田真二が主演するレアな映画作品がみんなあった。　大喜びしながらそ

の中で一番古い「朝霧」から見ることにした。　


ストーリーを簡単に書けば、山田真二が信州で大学生をしている。　ある日、

親友の久保明とリンゴ園の中で農家の娘である青山京子と知り合った。　とこ

ろが青山は貧しい一家を助けるために芸者として売られる身である。　それで

山田は必死の思いで過酷なアルバイトに励み青山を苦境から救い出そうとする

が事故死してしまった。


それを知った久保はすでに芸者に身を落した青山の元へ行き山田の訃報を知ら

せた。　泣き崩れる青山。　久保はどうする事も出来ず涙を浮かべながら立ち

去るしかなかった。　映画はそれ以外に久保と岡田茉莉子との関係やら、久保

の姉（杉葉子）と岡田の父親（志村喬）の愛人関係の話やらが同時進行の形で

描かれる。　


俺の評価はランクＡ（水準作よりは上）であるがランクＡＡ（最上級）には達

しない。　何でか言うと山田真二の死が電報の知らせという形で唐突に出て来

るのも驚いたけど、その前後がさっぱりわからない。　最初から省略するつも

りだったのか、時間の都合で仕方なくカットしたのか知らないがご都合主義と

評されても仕方あるまい。


主役は久保明であるにしても山田・青山の青春コンビが映画の途中で急に消え

たのはレモンのない紅茶みたいなものである。　その点はちょっとガッカリだ

ね。　しかし全体的には友情とか人間愛とかが、これでもか、これでもかと善

意の塊のような作品作り。　このマジメさは凄い。　あまりに感動して久しぶ

りに画面を見ながら泣いたよ、俺。


１９５５年（昭和３０年）１１月封切。　モノクロ作品だ。　松本城や上高地

がロケ地になっているが色彩で見たかったね。　それと、このブログの「山田

真二スナップショット＃17」に「朝霧」の挿絵を出してます。


写真１．

山田真二と青山京子。　青山京子は庶民的な顔立ちでそんなに美人女優じゃな

いけど俺は好きだね。　清純派。

写真２．

松本城を背景に山田真二と青山京子。

写真３．

リンゴ園の中で。　右から山田真二、久保明、青山京子。

写真４．

上高地で久保明と岡田茉莉子。

写真５．

久保明が芸者になった青山京子に山田真二の死を知らせる場面。


じゃ、またね。

２０１９年１２月２３日、午前２時５０分記。

☆１２月２３日 山田真二スナップショット＃17

花椿です。

数か月前にヤフオクで入手した約１万ページに及ぶ近代映画誌、月刊明星、月

刊平凡などのスクラップより。　最近の調査で封切予定の映画を紙芝居風の挿

絵付きで紹介するグラビアを連載したのは月間平凡だと判明した。


したがって映画「朝霧」の封切が１９５５年（昭和３０年）１１月であるから、

その少し前に発売の月刊平凡のグラフで間違いないと思う。　


この映画は俺が尊敬する日本映画の巨大コレクターが所有されていたのを頂戴

したばかりで、つい昨日見た。（２０１９年１２月２２日視聴）　非常にまじ

な青春メロドラマで山田真二と青山京子、久保明と岡田茉莉子の恋愛群像劇だ

けども詳細は「この映画見ました」でいずれ書いてみたいと思っている。


上の写真は（実際は挿絵）中央の二枚目が山田真二、モンペの女が青山京子、

右端が久保明、右端上の女が岡田茉莉子だね。　もうこの映画、ちょっと古典

的なメロ映画じゃあるけど、めちゃめちゃ感動した！！


山田真二が好きでたまらん！！

じゃ、またね。

２０１９年１２月２２日、２３時３５分記。

☆１２月２１日 I Love 雪村いづみ💛💛💛＃14

花椿です。

＃１１で書いた平凡スタアグラフ雪村いづみ集に出ていた色彩写真。　疑似カ

ラーではなくて本物のカラーグラビアですね。　日本人女性として初の本格的

エンターテイナーじゃないかと思う。


とにかく雪村いづみが好きでたまらん！

じゃまたね、

２０１９年１２月２１日、２２時５５分記。

☆１２月２１日 I Love 雪村いづみ💛💛💛＃13

花椿です。

＃１１で書いた平凡スタアグラフ雪村いづみ集に出ていたモノクロ写真。

試しにカラーライズしたらこのようになった。　モノクロよりは立体的で綺麗

な画像にはなったけど、まるで白と紺色と肌色だけの３色刷りである。　これ

でもモノクロのままよりはマシと考えそのまま出しておきます。


とにかく雪村いづみが好きでたまらん！

じゃまたね、

２０１９年１２月２１日、２２時４５分記。

☆１２月２１日［食ネタ］食事会です

花椿です。

数日前に食事会をした。　場所はいつもの下関ロイヤルホスト。　小倉南区に

住んでいる同級生の車に便乗してわざわざ下関まで行ったけど、わずかに１０

分程度なので市内みたいなものである。


メニューは俺が「すきやき膳」、相手が「アンガス・サーロイン（パン付き）」

それにドリンクバーが２点であるが、デザートはコスト削減のつもりで中止し

た。


価格は以下のとおり。

すき焼き膳　２９４８円

ドリンク　２３１円

アンガス・サーロイン　２７２８円

ライスセット（ドリンク付き）　４２９円

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

合計６３３６円（消費税５７６円含めて）


いつも相手がパンで決してライスは注文しないが、俺の方はいつもご飯の付い

た「〇〇〇〇膳」と表示してある奴ばかり食っている。　好みの差なのだろう。


で、「すきやき膳」は結構うまかった。　お肉は黒和牛だし、俺の好きなエビ

フライが皿に盛ってある。　それに緑野菜まであって普段は一人暮らしでコン

ビニ弁当かコンビニおにぎりとかロクなものしか食ってない俺にはめちゃくち

ゃなご馳走にありつけたね。　こってり感はなくて見た目よりも意外にあっさ

りした味だった。


じゃああね、

２０１９年１２月２１日、午前１時１０分記。

☆１２月１６日 I Love 雪村いづみ💛💛💛＃12

花椿です。

＃１１で書いた平凡スタアグラフ雪村いづみ集に出ていたモノクロ写真。　試

しにカラーライズしてみたら、この方が立体的に見えて良かった。　どう見て

も俺好み。


とにかく雪村いづみが好きでたまらん！

じゃまたね、

２０１９年１２月１６日、午前２時５５分記。

☆１２月１４日 I Love 雪村いづみ💛💛💛＃11

花椿です。

ちょっと前にヤフオクで「平凡スタアグラフ 雪村いづみ集」をげっとした。

価格は３千円。　表紙の一部がはがれているが、中は綺麗で破れ、汚れ、切り

取りなどは一切ない美本だった。（付録はなし）


仮に表紙の破れがなかったら５千円くらいの値が付きそうであるが、俺だった

ら１万円でも買うと思う。　そう感じるくらい内容は濃いね。　というか、こ

の時期に雪村いづみ特集の平凡別冊が出品されたのは俺にとってもの凄く運が

良かった。


発売日は奥付には昭和３０年１２月１０日と記載があるけど、出版界の常識と

して実際の発売日は１１月１日じゃないだろうか。　価格１２０円は現在の貨

幣価値に換算すると２千５百円くらいだろう。　実質所得が今の半分にも満た

なかった時代にこの価格は相当に高価だ。　実売部数はそんなに多くないと思

うので本自体が相当にレアだな。


個人的には山田真二との対談とか興味深い記事が満載なのも良いが、とにかく

写真が豊富。　これをブログのスナップショットで掲載予定です。　ちなみに

写真下の目次の横に出ている雪村いづみの足の長～いスナップは今まで俺が見

た中で最高レベル。　


日本芸能界にこれだけ足の長い美人スタアがいたのか！とソファの上でひっく

り返ってしまった。　雪村いづみは身長も結構あるし、日本のＢＢ（ブリジッ

ト・バルドー）と称して差し支えないと思うね。　

（ＢＢよりも上かもわからん）


とにかく雪村いづみが好きでたまらん！

じゃまたね、

２０１９年１２月１４日、１７時２０分記。

☆１２月９日 山田真二スナップショット＃16

花椿です。

映画ファン誌の１９５７年（昭和３２年）３月号のモノクログラビアより。

山田真二と大映女優（当時は大映だったと思う）の川上康子。　恋人同士が春

が来るのを待っているというイメージであるが、例によって映画ファン誌のグ

ラビア用の企画だと思う。　


写真はモノクロをカラーライズ試したら不自然な色ではなくて割に良い感じに

なったのでカラーライズの方を出してみた。　ファッションの色彩が地味なの

はＡＩの限界で仕方ないですね。


じゃ、またね。

２０１９年１２月８日、１２時１５分記。

☆１２月７日 山田真二スナップショット＃15

花椿です。

映画ファン誌の１９５５年（昭和３０年）４月号のモノクログラビアより。

岡田茉莉子の２２回目の誕生パーティに山田真二、宝田明、久保明、久我美子、

青山京子、佐原健二ら東宝のスタアが集まったと記事に出ている。


右ページで岡田茉莉子とダンスしている男前が山田真二だね。　左ページ上の

写真では一番右の学ランが久保明で（まだ学生）、その隣が山田真二だ。　カ

クテルドレスの岡田茉莉子の左が俺の好きな青山京子ざーますね。


なお記事では中央下の写真の並びで宝田明の次に石原正と書いてあるが、俺な

んか顔見てこれ「ウルトラＱ」の佐原健二じゃん！と思ってよく調査したら当

時の芸名が石原正だった。　日本映画のスタアについてまた新しい知識を覚え

たぜ。　


それと中央下の写真の大顔が大木実だね。　この人は松竹のスタアやけど映画

ファン誌のスタア座談会に岡田茉莉子と友人関係であると出ていたのでその縁

なのだろう。　写真はモノクロをカラーライズしたけど、これはかなり成功し

た。


じゃ、またね。

２０１９年１２月７日、午前２時５５分記。

☆１２月１日 山田真二スナップショット＃14

花椿です。

映画ファン誌の１９５６年（昭和３１年）４月号のカラー口絵より。　右から

山田真二、有田紀子、安西郷子の３人だ。　有田紀子は松竹大船の「野菊の如

き君なりき」で圧倒的な人気を誇った女優だと思うが、間もなく映画界を引退

した。


調べてみたら「野菊の如き君なりき」の公開が昭和３０年１１月末であり、

映画ファン４月号の発売が翌年の２月末。　つまり映画が大ヒットした直後の

撮影だと思う。　そういう意味では有田紀子の非常に貴重なカラー写真じゃな

かろうか。


安西郷子は日本映画史上で最高の美貌！と評価する人もいるくらいで、俺もこ

の人が出演する映画作品は優先的に見ている。　ＯＳＫ出身で歌って踊れるの

も良い。　このブログのスナップショットに出したいくらいの美人女優だね。


山田真二はこの当時（昭和３０年代前半）の映画ファン誌や近代映画誌のグラ

ビアに必ず出るから、やはり大人気だったのだろう。　映画ファン誌が３人の

人気スタアを集めて口絵用のカラー撮影をしたと思えば、当時が偲ばれる。

（なんのこっちゃ）


じゃ、またね。

２０１９年１２月１日、２２時５０分記。

☆１２月１日 淡路恵子スナップショット＃27

花椿です。

映画ファン誌の１９５７年（昭和３２年）９月号のモノクロ・グラビアより。

ネット上初公開のレア写真ですね。


じゃ、またね

２０１９年１２月１日、２２時２５分記。

☆１２月１日 I Love 杉田弘子 ♥♥♥ #19

花椿です。

映画ファン誌の昭和３２年１０月号の杉田弘子特集（スタア・アルバム）より。

何か太って見えるし、マツコデラックスのようなアウトフィットも個人的には

あまり好きでない。　まあ、グラマーと言えばグラマー、フェロモンと言えば

フェロモンには違いないけどね。


とにかく杉田弘子が好きでたまらん！

じゃ、またね。

２０１９年１２月１日、２１時５５分記。

☆１２月１日 I Love 杉田弘子 ♥♥♥ #18

花椿です。

＃17の続きになります。　激やせする直前のフェロモンがムンムンと匂うグラ

マー健在な頃かしらん。


とにかく杉田弘子が好きでたまらん！

じゃ、またね。

２０１９年１２月１日、２１時５０分記。