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花椿夕月の『雪*星*さざれ石』

日本映画ネタ、雑ネタなど

☆9月30日 野添ひとみスナップショット(その36)

2020年09月30日 | 野添ひとみスナップショット

花椿です。

映画ファン誌の昭和33年6月号の企画。 スタア(女優)とプロ野球選手のツーショ

ットの特集になっている。 野添ひとみとツーショットしたのは長嶋だ。 巨人に入団

したばかりの新人時代。 


とにかく野添ひとみが好きでたまらん! She is absolutely gorgeous !!!

じゃ、またね

2020年9月30日、18時5分記。
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☆9月25日[近代映画誌]昭和37年10月号をげっと!

2020年09月25日 | 映画関連の雑ネタ

花椿です。

表題どおり近代映画誌の昭和37年(1962年)10月号げっとである。 

個人的には俺が収集している芸能誌(映画ファン、近代映画、平凡、明星)は昭和20

年代後半~30年代前半が大部分で昭和37年の雑誌は珍しい。 もの凄く新しい時代

に感じる(笑)。


数日前のヤフオクの落札価格は3600円(送料は別)でやや高め。 しかし、かなり

の美本でどこかの個人が所蔵していたのが遺品か何かで出て来たんじゃないかと思う。

もちろん俺って異常なほどのキレイ好きだから、ビニールカバーを付けて手が汚れない

ようにしているけどね。


落札した理由は以下のとおり。

1.表紙が俺の好きな星由里子である。

2.特集の『私生活ABC』も星由里子がピックアップである。

3.もう一つの特集が上の写真にも出ているように園井啓介の私生活レポートだ。

4.ヤフオク出品者のサンプル写真も岩下志麻、笹森玲子、吉田輝夫、高橋英樹など俺

の好み系が多かった。

5、映画『あの橋の畔で』の関連記事があった。

など。 3600円の価値はあったぜ。


じゃ、またね、

2020年9月25日、午前1時ちょうど記。
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☆9月25日 桑野みゆきスナップショット(その29)

2020年09月24日 | 桑野みゆきスナップショット

花椿です。

映画ファン誌の1958年(昭和33年)6月号の表紙。 ヤフオクで2か月くらい前

に1500円で落札したけど、値段が値段だけにシミや汚れが写真でもわかるほど目立

つ。(欠ページや破れがないだけマシ) もちろんキレイ好きの俺らしくビニールカバ

ーを付けたので手が汚れる心配はないが・・・。


桑野みゆきについてはまだ16才。 本格デビュー間もない時期と思われるので映画フ

ァン誌の表紙を飾るのは初めてじゃあるまいか。 美容整形する前やけど、その割に目

元がパッチリと見えるのはメイクのせいかな。 


じゃ、またね、

2020年9月25日、午前0時ちょうど記。
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☆9月21日 映画「学生心中」を見た

2020年09月21日 | この映画見ました
花椿です。

スカパーで今月オンエアの「学生心中」(日活、1954年)を見た。

前にこのブログで書いた「かくて夢あり」が日活の映画製作再開の第1回作品になるが、

「学生心中」は現代劇として2番目の作品になるらしい。 


個人的に主演の木村功はともかく、ヒロイン役の宮城野由美子が「かくて夢あり」の項

でも書いたように、いまいち華がないのは承知の上。 もっと言えば華のない宮城野が

今度の映画でもどんなに華がないか確かめたいという『怖いもの見たさ』もあったし、

純愛メロ映画一筋の俺にとって、この作品は絶対に見なければいけない使命感も感じる

ところだ。


で、見た結果はやっぱりヒロインがダメの一言に尽きる。 ストーリーはまあまあ面白

い方で決してダメ作品とは思わないが、ヒロインに華がないと感情移入がしずらい。

仮にヒロインを演じた女優が安西郷子や河内桃子だったら、俺の印象はずいぶん違った

はずである。


ストーリーを簡単に書けば、両親を失った木村功が叔父の家で育てられるが、大学生の

時に同じ大学の女学生である宮城野由美子と恋仲になる。 宮城野は下宿先のドラ息子

(金子信雄)から横恋慕されていて、ついに金子はその屈折した心情から木村の頭を殴

打する。


木村はそれが原因で目が見えなくなり、しかも宮城野が親が借金をした相手と望まぬ結

婚を約束したと知り、自らは死ぬつもりで宮城野と知り合った冬の山小屋へこもる。 

宮城野はそれを知って後を追い、ついに山小屋で抱擁するがやがて大雪の中で二人とも

倒れるという話。 サブストーリーとしては木村と同居する叔父の娘が木村を好いてい

て宮城野とライバル関係になるってのがあった。


悲恋物が大好きな俺の立場では凄く感動的なストーリーなんだが、やっぱり華のないヒ

ロインがダメだな。 全体の印象としては親が借金した相手から娘を嫁に要求され断り

切れずに望まぬ結婚を考えるとか、みんな苦しい生活に喘いでいるとか、今じゃ考えら

れない古色蒼然としたストーリー展開じゃあるけど、まあそれは昭和29年という時代

背景から仕方がないところ。 


それと特筆すべきは悪役の金子信雄の名演技が光っていた。 この人はほんと悪い奴を

演じるのが上手だな。 


俺の評価はランクA(かなり面白い)やけど、ヒロインにもっと華があったらランクAA

(ウルトラ級に面白い大傑作!)でも良いと思う。 1954年(昭和29年)の日活

作品。 モノクロ、スタンダードだね。 主題歌と挿入歌は宝塚出身の宮城野由美子が

歌っている。


■写真上

「学生心中」のパンフ。

■写真2番目

木村功と宮城野由美子。

■写真3番目

ラストの山小屋の場面で木村功と宮城野由美子。

■写真下

宮城野由美子。 華はないが長身でスタイルは良い。 宝塚の男役だったのか?


じゃ、またね。

2020年9月21日、18時45分記。
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☆9月16日 映画「蛇精の淫」を見た

2020年09月16日 | この映画見ました

花椿です。

前から絶対に見たかった日本映画作品の一つ「蛇精の淫」(新東宝1960年)がついに

新レーベル『新東宝キネマノスタルジア』の第1弾発売作品としてDVD化された。 こ

の作品は20年くらい前にも発売予告があったらしいが、諸々(もろもろ)の事情によ

り発売中止になっていた。

(社会の闇、つまり差別問題を示唆する場面があるためと思われる)


で、さっそくDVDを買って視聴した。 それでやっと知ったのは、実はこの作品は東宝

が1956年に製作した「白夫人の妖恋」のリメイク版なのだ。(悪く言えばパクリ)


もっとも「白夫人の妖恋」は中国の伝承「白蛇伝」(「白蛇抄」?)の映画化であり、

両作品とも原典は「白蛇伝」である。 ただし「蛇精の淫」は中国の話ではなくて、昭

和前半の日本の山村が舞台であるから、その意味では大幅に脚色してあり事実上は全く

の別作品だといって良い。


題名については上田秋成の江戸時代の怪奇小説「雨月物語」巻四の「蛇性の淫」(「蛇

精」ではなくて「蛇性」)を参考にしていると思われるが、この小説自体が「白蛇伝」

を参照しているようだ。 


思うに、映画「蛇精の淫」はむしろ小説「蛇性の淫」に近似しているような気がするが、

その点については俺自身が上田秋成の原作を読んでいないので何とも言えないね。


ストーリーを簡単に書けば、ある山村(被差別?)の若い男(浅見比呂志)が山中

で美しい娘と出会う。 しかし、この娘、実は前に浅見が傷ついた蛇を救った事があっ

て、その蛇が浅見を好きになり、再び逢いたい一心で人間に化身していたのである。 


やがて庄屋の娘(小畑絹子)に乗り移った白蛇の精と浅見は結ばれるわけだが、小畑の

正体がバレて村から追われる身となる。 美しい娘に化身した白蛇の愛欲と情念を妖し

く描いた作品だ。 最終場面は涙ぼろぼろだよ。


物語の導入部からめちゃめちゃに面白くて一気に見終わった。 そして俺が一番感激し

たのが小畑絹子の侍女役を演じた三田泰子の美貌ぶり。 彼女の存在で俺のこの作品に

対する評価はドカ~ン!とさらに上がったぜ。 


ランクAA(ウルトラ級に面白い大傑作!)と評価しても良いかなと思う。 この作品

に興味があればDVDを買ってちょん。 1960年(昭和35年)封切の新東宝作品

だ。 モノクロ、ワイドスクリーン。 監督は俺の好きな曲谷守平だね。 この人の

作品は面白いのが多い。


なお映画で描かれる山村はロケ地が「九十九本目の生娘」と同じなので、日本のチベッ

トと言われる岩手県の北上山地、あるいは青森県の白神山地あたりを想像していたが、

実際は飛騨の山中という設定らしい。 


■写真上

美しい娘(姫?)に化身した小畑絹子。

■写真2番目

小畑絹子の侍女を演じる三田泰子。 新東宝の大蔵社長(当時)から可愛がられていた

と何かの本で読んだ記憶があるが、はっきりしない。 とにかく美貌。

■写真3番目

小畑絹子と浅見比呂志。

■写真下

三田泰子。 ストーリーには直接関係ないが、この人の存在が物語に厚みを持たせてい

る。


じゃ、またね。

2020年9月16日、午前7時45分記。
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☆9月6日 映画「愛のうず潮」を見た

2020年09月05日 | この映画見ました

花椿です。

例によって巣ごもり生活。 ある親切なマニアから大量の作品を提供してもらったのも

あって、この夏は映画作品を見る時間が長かった。 その中で白眉と言っても良い作品

の一つが「愛のうず潮」(東宝)だわいね。 


視聴する前は主要キャストの三橋達也、平田昭彦はともかくとして、主演女優が新珠三

千代じゃあな、、という思いはあったけど、若い時の若林映子も出ているしで見始めた。

(俺が小学5年の時に見たテレビドラマの「氷点」で意地の悪い母親役を新珠三千代が

演じていて、それ以来、良いイメージは持っていない。 もちろん役の上ではあるけど

子供の頃の印象はなかなか消えないもん。)


だいたい面白い映画ってのは最初の導入部から引き込まれる場合が多いと思うが、

まさに「愛のうず潮」は最初からどんどん集中できた。 しかも最終場面までテンショ

ン高いまま。 不倫映画の決定版!というか、俺の評価は高いね。


ストーリーを簡単に書くと、ある新興の団地で平田昭彦と新珠三千代の夫婦が生活して

いるんだが、平田は同じ会社の専務秘書(草笛光子)と深い関係にあった。 新珠はう

すうす夫の不倫の疑いは感じていたが、それが確信に変わった頃、逆に新珠自身がカル

チャーで知り合ったカメラマンの三橋達也との愛に溺れ始めたわけ。


結局、新珠は家を出て三橋と京都旅行へ行き離婚を考えるようになった。 ところが

平田が草笛の運転する車で事故に遭い重傷という連絡が来たもんだから、新珠はめちゃ

めちゃに心が乱れた。 それで最後は・・・という話。


サブストーリーとしては平田昭彦の妹である若林映子と三橋達也の助手との関係が描か

れるが、これは若林に役を与える意味が濃厚。 作品を盛り上げるキャラとしては団地

の奥様族を演じる塩沢とき、横山道代などが面白い。 園佳代子、岩崎加根子 も秀逸

だな。 上原謙 (加山雄三パパ)が友情出演みたいな感じでチョイ役で出ている。


原作は官能小説の大家、梶山季之だ。 主題歌は松尾和子の曲やけどダンスホールで

三橋と新珠が逢引きする場面で松尾和子本人が歌手として登場する。 

(この場面で歌う曲が主題歌だと思う)


個人的には最終場面がややあっさりと終った感はあるが、評価としてはランクAA(ウル

トラ級に面白い大傑作)でも良いかなと考えますね。 あとで知ったけど、この作品、

もともとはテレビの連続ドラマだったらしい。 なるほど、また次の回を見たい気にさ

せるストーリー上の工夫が細密だ。 残念ながらDVD化はされていないけど、映画会社

の怠慢だろう。


1962年(昭和37年)封切の東宝作品だ。 総天然色、ワイドスクリーン。


■写真上

ヒロインの人妻を演じた新珠三千代。

■写真2番目

ダンスホールで逢引きした三橋達也と新珠三千代。

■写真3番目

平田昭彦と草笛光子。

■写真下

若林映子(007ボンドガール)と草笛光子。 後姿は平田昭彦。


じゃ、またね。

2020年9月6日、午前4時55分記。
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☆9月5日 映画「旅愁の都」を見た(続き)

2020年09月05日 | この映画見ました

花椿です。

昨日、『「旅愁の都」を見た』の本文を書く前に写真を何枚か切り出した中から4枚を

セレクトした。 なんで4枚かというとブログの方で写真はタテ方向が2000ドット

に制限されているからだ。 つまり写真を適度な大きさに揃えるには4枚が限界ってわ

け。


で、今回はせっかく切り出した写真を使わないのは勿体ないと考えて、星由里子の写真

の中でボツにした奴を復活させた。 それぞれ異なるファッションの中から選んでみた。 

一番下の写真はエンディングで使われたシーンだ。 暗い過去を背負っていた時のシー

ンと比較して表情が全然違う。


じゃ、またね。

2020年9月5日、18時5分記。
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☆9月5日 映画「旅愁の都」を見た

2020年09月04日 | この映画見ました

花椿です。

昨日やっと日本映画チャンネルの今月の蔵出し作品「旅愁の都」を見た。 俺の場合は

録画を持っている人がいたら1万円出しても良いから絶対に見たい!と思う作品があっ

て、この作品もその一つ。


ちなみに絶対に見たい作品の中で「蛇精の淫」(新東宝)は今月DVDが発売になったし

「旅愁の都」はついにスカパーがオンエアしてくれたというわけだ。 残るは東宝の

「青い果実」とか、松竹の「哀愁日記」「かりそめの唇」「人妻椿」「あゝ君が愛」、

大映の「貴族の階段」「女の教室」「君を愛す」、日活の「永遠に答えず」など。

これらの作品、メロ映画一筋の俺、死んでも絶対に見たいわぁあああ!!


ま、それはともかく「旅愁の都」。 宝田明主演の「美貌の都」「愛情の都」に次ぐ3

作目の「都」シリーズになるが、相手役が司葉子から星由里子に変わっている。 俺は

小学生の時に怪獣映画を映画館で見た時から星由里子のファンだから、それは良い。


ストーリーを簡単に紹介すると、設計技師の宝田明が職場の近所にある叔母が経営する

レストランで働いている星由里子と交際を始めるんだが、星由里子には病弱な母親を支

えるために青線で働いた暗い過去があった。


ところが元の恋人である藤木悠がたまたま知り合った宝田明にその事実をチクったわけ

だ。 それを知った星は宝田の前から姿を消す。 過去にこだわらない宝田は必死で星

を探すが、顧客の大金持ちの愛人をしている淡路恵子の努力もあって星を探し出せた。


淡路の説得で一人で宝田のいる沖縄に向かった星はようやく過去のわだかまりから解放

されて宝田と抱擁するのだったという話。 サブストーリーとして顧客の大金持ちの娘

(浜美枝)との見合いやら宝田に片思いの淡路の存在が絡む。


前半は確かに面白い。 星由里子の過去がいつばれるのかとハラハラドキドキしながら

見た。 音楽もそれっぽいし、何となくヒッチコックのサスペンス映画の雰囲気だ。

しかし後半が消化不良。 星の暗い過去は藤木悠の口で語られるのみで、その場面がな

いのが不満。 青線で働く星の場面が挿入されていればもっと哀愁感が高まったと思う

ね。

(肝心の場面をさらっと描き過ぎた)


それとエンディングもあっさりし過ぎ。 もっと余韻を残すような終わり方はなかった

のか。 個人的には星由里子の着物姿も欲しいところだよ。


思うに前にブログに書いた「花の慕情」も同じ鈴木監督だし、メロ映画の苦手な監督

のようだ。 俺の評価はランクB(水準作よりは上)だね。 見たい映画をやっと見た

という満足感はあった。 1962年(昭和37年)東宝配給作品だ。(宝塚映画)


■写真上

宝田明と星由里子。

■写真2番目

宝田明。 

■写真3番目

九州のお大尽(志村喬)と浜美枝、宝田明。 後姿は淡路恵子。

■写真下

宝田明と星由里子。


じゃ、またね。

2020年9月4日、22時50分記
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