花椿です。
９月発売のパナソニックＤＭＲ－ＢＣＴ１０６０だ。 先月２５日の楽天ブラッ
クフライデー祭りの日に最安値６２７００円（税込み）だったと思う。 それに
ポイントが楽天カードの分を含めて１１倍！ 約７０００円相当が１５日に交付
の予定だ。
さらにブラックフライデーの特別ポイントが買い物額に応じて後日加算されると
記述があったし、楽天カードの方はダイアモンド会員なので、それに応じた加算
ポイントもある。 実質的な値引きは－８０００～９０００円相当じゃないかと
思うね。
で、この新型、ＨＤＤの容量によって基本３種類だったと思うが、俺がげっとし
たのは１Ｔ（テラバイト）の一番安い奴。 背面にもＵＳＢ端子があってＨＤＤ
を追加できるので容量不足になれば外付けＨＤＤで対応すれば良いとの判断だ。
買った理由。
（１）居間のテレビ台の上に置いてもカッコ良く感じる新デザイン。
（２）おうちクラウド機能。
（３）ＭＰ４ファイルを取り込める。
この３点だね。 最近はＤＶＤをリッピングしてデータファイルの形で見るクセ
が付いているし、俺の前に突如現れた日本映画コレクターからクラウドを中継し
てレア作品のデータがバカスカ溜まる。
このデータファイルを新型ディーガの「おうちクラウド」にぶち込んで、俺んち
の日本映画コンテンツの司令塔にするぞぉおお！ まあ、こんな夢みたいな事を
考えたわけやけど、この夢はあっけなく崩壊した。（苦笑）
何でか言うと動画変換ソフトを使ってＭＰＥＧまたはＭ２ＴＳファイルをＭＰ４
に変換した奴を新型ディーガが認識しない！！！！ そこで俺の動画変換ソフト
がダメなのかと考えて新たに「動画変換マスター」という９０００円もする有料
ソフトを買って試したところ認識はしてくれたものの、変換能力が悪くて再生画
面の右側１５％ほどが切れてしまうのだ。
これがどんなに変な画面になるかというと、本来は真ん中に映るべき人物が右に
ずれて映るわけ。 これはどう見ても変。 左右のトリミングならまだ許せるが
右側だけのトリミングなど絶対に許せない！ で仕方なく９０００円のソフトは
その日のうちに放棄した。 まったくバカバカしい。 ９０００円を捨てたのと
同じじゃん。
しかも使い勝手が悪い。 ＤＶＤをリッピングしたＭＰ４は認識して取り込める
がＵＳＢメモリー内のファイルは全部取り込んでしまう。 つまり映画ファイル
が１０本ある中の３本だけ取り込むという方法がとれない。 しかも取り込んだ
ファイルは２度とＵＳＢメモリーに戻すことが出来ないのだから言語道断だ。
さらに言えばいったんフォルダを作ったらそれっきり。 例えば俺が「若尾ちゃ
ん」というフォルダを作って２０本の映画ファイルを入れたとする。 しかし、
それをやってしまうと新たに入れたファイルを「若尾ちゃん」フォルダに追加す
ることが出来ないわけ。 俺にとっては「そんなバカな！」の連続だよ。
俺に出来るのはフォルダを作らずにＭＰ４ファイルだけを順番に入れるしかない。
ところが映画はタイトルが出る前の真っ黒なシーンから始まる場合が圧倒的に多
いからサムネイルはみんな真っ黒だ。 何が何やらさっぱりわからん。（苦笑）
とにかく今は６万円の電化製品を持て余しているところ。 ＢＤの再生だけなら
ソニーの再生専用機が置いてあるし、有料テレビ用のＢ-ＣＡＳカードは個室の録
画機にマイクロカードが入れてあるから併用は不可だし。
（ディーガはマイクロカードじゃないからね）
思うにパナソニックの設計が悪すぎる。 ファイルの出し入れやフォルダの使い
勝手を改善しなければ「おうちクラウド」など絵に描いた餅に過ぎない。 ＭＰ
４の認識精度も低い。 まあせいぜい一部の映画ファイルをＢＤ-ＲやＢＤ-ＲＥ
に焼いて楽しむくらい。 それで６万円はコストパフォーマンス最悪だろ。
■写真上
丸っぽいデザイン、これはいい。 右に置いてあるのはソニーのＤＶＤ/ＢＤ再
生専用機だね。
■写真中
形が小さくてテレビ台の上に置けるからディスクの出し入れが楽。
■写真下
幅１５５センチのソニー製のサラウンド兼用テレビ台に５０型４Ｋと並べて設置
可能だ。 テレビはパナソニック製ビエラなのでビエラリンクが使えるのは良い。
じゃああああね、
２０１８年１２月７日、午前０時５分記。
