花椿です。
4月17日に「最近買った本であります」を書いてからまだ19日しか経過して
いないが早くも7冊の本を買ってしまった。
(1)2時間ドラマ・40年の軌跡
先月(H30年4月)発売になったばかりの新刊だ。 たまたまアマゾンを見て
いて発見。 すぐに発注した。 1620円は少し高い感じはしたが読んで納得。
この本は10000円の価値があった!
内容は70~80年代に大人気だった2時間ドラマについて制作者(プロデュー
サー)のインタビューと座談会。 それと「江戸川乱歩~美女シリーズ」「家政
婦は見た!」「混浴露天風呂」「松本清張シリーズ」「神津恭介」「京都妖怪シ
リーズ」などの人気シリーズの解説とかウラ話など盛りだくさん。 夜中に一気
に読んだ。 オススメです。
それと書き忘れたけど、この本によると「江戸川乱歩~美女シリーズ」第2作の
「浴室の美女」はゲスト女優・夏樹陽子の入浴シーンが有名であるが、どうせ吹
替え女優のヌードなのだろう思っていたら違った。 ご本人の体当たり演技で自
ら入浴シーンを撮ったとあった。 じゃ、あの乳首やお尻は夏樹陽子の本物!な
のだ。 カセット式HDDに録画保存してある奴で確認しようと思う。
(2)織田信長・435年目の真実
これも先月発売の新刊だ。 4年前に「本能寺の変・431年目の真実」を読ん
で面白かった記憶があって、近所の本屋で見つけてすぐ買った。 540円と文
庫本にしても安い。 内容は「本能寺の変」その前後の時代考証が中心。 病院
の待ち時間で読むのに最適だ。
(3)完本・石井輝男映画魂
新東宝の「地帯」シリーズや東映の「網走番外地」シリーズで有名な石井輝男
監督の本。 生前のご本人のインタビュー記事と石井監督の全作品について詳細
な解説と出演者などのデータが載っている。 マニア向け。 文庫本であるが1
620円もした。 楽天で発注。
(4)続・石井輝男映画魂
前半は石井監督作品についてのインタビュー。 あと撮影中の石井監督や監督の
前で演技する役者などのヴィジュアル。 そして後半に監督の闘病記が出ている。
三ツ矢歌子の談話として石井監督の作品に何回も出演したが、自分が結婚してか
らは出演の話が来なくなったと書いていたのに笑った。 マニア向け。 楽天で
1620円だった。
(5)歴史群像4月号
たまに近所の本屋で立ち読みしているが、この号は終戦直後に五島列島沖で処分
された24隻の日本潜水艦や海軍の試作局地戦闘機「震電」についての詳細な研
究記事、1943年時点の米空母「サラトガ」の対空兵装など興味ある記事が出
ていたので買った。 マニア向け。 1010円。
(6)妖かし大蔵新東宝
新東宝映画の研究本は5~6種類が入手可能やけど、この本は記事は少なめでヴ
ィジュアル中心の構成になっているのが実に楽しい。 アマゾンのマーケット・
プレイスで6359円で買った。(定価は2800円であるが絶版なので)
表紙は「薔薇と女拳銃王」の小畑絹子。 最近の俺が好きになった女優の一人だ
ね。
(7)昭和怪優伝
文字どおり昭和時代の12人の怪優についていろいろな角度から考察してある。
岸田森、成田三樹夫、伊藤雄之助らは確かに怪優として有名やけど渡瀬恒彦、
川地民夫、天知茂まで怪優にされていたのに驚いた。 俺が大好きな女優、三原
葉子については「生涯エロ女優の心意気」なんて書かれている。
全編400ページの大作であるから1人平均30~40ページの詳しい記事。
かなりまじめな研究本といえる。 ただし怪女優の第一人者である岸田今日子や
怪役者としてこの人の右に出る者はいない小池朝雄が漏れているのが不満だ。
じゃね、
2018年5月6日、16時45分記。 録画したばかりの『そこまで言って委
員会』見ながら。