花椿夕月の『雪*星*さざれ石』

日本映画ネタ、雑ネタなど

☆5月16日 瀬戸麗子スナップショット(その1)

2018年05月16日 | 瀬戸麗子スナップショット

花椿です。

最近、俺の好きな女リストへ入れた女優が瀬戸麗子である。 

1958年(昭和33年)に新東宝映画で宇津井健が主演した「スーパージャイ

アンツ~鋼鉄の巨人」でデビューして1961年(昭和36年)に新東宝が倒産

するまでに26本の映画に出演したのが確認できる。 その後の消息は不明であ

り会社の倒産で引退を余儀なくされたのかもしれない。

(一流スターは他の映画会社へ移籍しているが、瀬戸麗子は一流じゃないので)


ヒロインを演じたのは「続スーパージャイアンツ」の1作のみで、他の作品では

2番手の扱いならまだいい方であり、俺が見た中では「黒線地帯」のように売春

婦の死体を演じただけってのもあった。 


なお4年間でたった26本というのは少ない気がするが、これは確認できた作品

のみで全部ではない。 ネット検索したらテレビの連続ドラマ(時代劇)に出て

いたという目撃情報もあるので(テレビの資料に瀬戸麗子の出演者名が確認でき

るのでこれは確実とのこと)、案外、映画とテレビの両方を掛け持ちしていたの

だろうか。 


俺が見たのは映画9本だけであるが、瀬戸麗子が見たいあまりに「スーパージャ

イアンツ」のDVD-BOXまで買った。 これ4枚組で26500円もしたぜ。


新東宝の第5期スターレットというだけで生年月日など詳細は全くわからず、ま

さに正体不明の美人女優なのであるが、当時の新東宝には三ツ矢歌子、大空真弓、

池内淳子、久保菜穂子、小畑絹子、万里雅代、三原葉子、松浦浪路などの主演級

の女優がぞろぞろといたから、結局、中堅女優のままで飼い殺しだったのかも。

まあ、なんにせよ長身だし俺好みの女だね。

□写真(上)

「太陽族と社長族」(1958年)

久保菜穂子、小畑絹子と3人娘で主演している。 スカーフを頭から被るのが

この時代の流行だ。 スカーフを巻いて白い手袋でもしたら昭和30年代の女そ

のままだな。

□写真2番目

「女体渦巻島」(1960年)

中華風のドレス着用であるが日本娘の役だ。 悪い一味に誘拐されてクスリ漬け

にされ香港に売春婦として売られる女である。

□写真3番目

「花嫁吸血魔」(1960年)

右は新東宝が誇るハンサムタワー4人男の一角、高宮敬二だと思う。 瀬戸麗子

はヒロインの池内淳子に次いでセリフが多いが、その池内に嫉妬して殺そうと企

む悪い女を演じている。

□写真4番目

「黄線地帯(イエローライン)」(1960年)

「網走番外地」で有名な石井輝男監督の作品だ。 瀬戸麗子は神戸のカスバに生

きる売春婦の役。 ちょっと厚化粧すると妙にプロの女っぽく見えるので石井監

督の作品では特に目立つ。 左の男はハンサムタワーズの一人、吉田輝雄だね。

□写真5番目

「花嫁吸血魔」(1960年)の一場面。


じゃあね、

2018年5月16日、午前1時15分記。
コメント
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