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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

南大門再建は慎重に

2008年02月17日 | 文化財・史跡
朝鮮日報:南大門火災:残骸はいつ捨てられたのか
15日に文化財庁が明らかにした内容によると、崇礼門の残骸の中で伝統紋様が刻まれた瓦など、保存価値のある一部の残骸の中で廃棄物処理場へと送られた分量は20トンに達することがわかった。
どうも拙速と無責任があるようだ。韓国の文化財庁の感覚も何かおかしい。政治家じゃないんだから。

朝鮮日報:南大門火災:再建計画に慎重論相次ぐ
「これまでの調査の結果、崇礼門に使われている木材の30%程度は再び使えるとみている。新たに建て直す場合、19万才(体積の単位。1才=3340立方センチメートル)の木材が必要になるが、現在の状況を見る限り、14‐15万才程度は再使用できると思う」とも述べた。期間についても、木造の建物を再建するため、2‐3年程度で十分だという。
上記は文化財庁建築文化財課課長のコメント。下記は慶州大文化財学部教授のコメント。全然まとも。
焼け落ちた崇礼門のすべての部材の材質や、どこに使われている部材か、また建物の構造などについて、時間をかけて徹底的に調査を行い、結論を出していくべきなのに、まず残骸を撤去することに汲々としているようではいけない、というわけだ。李教授はまた、1949年に火災で焼損した後、54年に復元が完了した法隆寺金堂壁画のケースのように、少なくとも5‐6年かけて慎重に作業を行うべきだ
朝鮮日報:南大門火災:日本の専門家に聞く再建の課題
―復元に際し守らなければならない原則は? 

「焦ってはならない。燃え残った木材を徹底的に調査し、生かせる木材はできるだけ生かし、以前の姿に最大限近づけるよう修復するのが大切だ」

―復元まで2~3年かかるという話もあるが。 

「日本なら4~5年はかかる。もっとかかるかもしれない。焦ってはならない」
当たり前が大事だ。韓国の文化財庁の反応を見ていると、だいぶ怪しいが。そもそも木材の手当てが大変だし、材の乾燥にも時間がかかる。残った部分はかなり沢山ある。慎重な作業をしない理由がない。新築するよりずっと手間がかかる。復元するにしても、10年かければいいではないか。

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