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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

国内観光地の人気度

2013年01月04日 | 文化財・史跡
読売:国内旅行の満足度、首位は沖縄…最下位は四国

あれ、四国弱いなあ、と一瞬思ったが、こういう記事は、どうなのかと思う。こういう時代であるから、原典に当たる方が読者・視聴者の参考になるし、意味があるのではないか。記事は、そのオリエンテーションないし忠実な「要旨」であった方がありがたい。で、その原典→旅行・観光消費動向調査(PDF)を見てみる。ちょっと検索すればすぐ出てくる。

> 四国は10・5%と「大変満足」の割合が最も低かった。

「大変満足」と「満足」を足した値でみると、沖縄1位に変わりないが、最下位は北陸信越である。ブービーが中部か中国。その次が四国か九州。つまり四国と九州の満足度は殆ど同じで、関東も殆ど同じあたり。言い換えれば、四国は九州や関東とそう変わらない、平均レベルの満足度といえる。ちなみに満足度のベストスリーは、沖縄、北海道、近畿である。近畿がここに位置するのは、古都を抱えているからか。

> 再訪したい」との項目では、沖縄は「そうは思わない」と考える人の割合が27・7%で最も高

おいおい、沖縄の「再来訪意向」は、「思わない」も筆頭だが、「大変そう思う」も筆頭なのである。両極端という事なのだ。

ちなみに「再来訪意向」を「大変そう思う」と「そう思う」の合計値でみると、ベストスリーは北海道、東北、関東だ。ワーストスリーは中国、四国、中部だ。「思わない」のワーストスリーは沖縄、中国、中部だから、総合的にみて中国・中部はいい所がない。

総合的にみると、国内観光地は1位沖縄、2位北海道、3位は近畿か関東あたりと考えればそう大過ないか。中国と中部は、問題を抱えているという印象。

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